
【Canon】最新レンズの価格に迷ったら。あえて『EF24mm F1.4L II USM』を選ぶという賢い選択
EFレンズの多くが製造終了となり、多くのレンズがRFレンズへと進化しています。
それでもなお、「マウントアダプター EF-EOS R」を使用することで今までのレンズ資産を有効活用することができます。
今回はそんなマウントアダプターを使用して往年の名レンズ「EF24mm F1.4L II USM」を高画素機である「EOS R5」に付けて使用してまいりましたので、ぜひご覧ください。
EF24mm F1.4L II USMは、2008年(平成20年)12月に発売されたレンズとなっており、今から約18年前のレンズです。
反射防止コーティング〈SWC(Sub wavelength Structure Coating)〉を採用し、従来は防げなかった特に入射角の大きな光によるフレアやゴーストの発生を抑制しています。
パキッと解像する現行のレンズとは少し違う、現行のレンズでは出すことのできない”味”。
そんな写りを求めて撮影を行ってきました。
是非ご覧ください。

18年前のレンズということで、パープルフリンジに関してはどうしても出てきてしまいます。
しかしながら、さすがの”L”レンズ。
目立ちすぎて全く使えないというわけではなく、よく抑えて設計されていると感じます。
広角のレンズとはいえ、F1.4のボケはしっかりボケ感として表現されており、広い画でもインパクトのある写真となります。

里山を走るキハ40を少し高台から撮影してみました。
少し絞ることで全体の解像感も増し、四隅に被写体を配置しても被写体が大きく流れることは少なくなります。

このレンズは本当によく色を表現してくれます。
順光の青空は特に個人的に大好物で、青空が見えているとできる限りこのレンズが使えるように考えたくなるほどです。

鉄橋を走るキハ200をあおる形で撮影してみました。
寄りで鉄道を撮影する際に、広角レンズはどうしてもぶれやすくなってしまいます。
その時はなるべくシャッタースピードを稼ぐ必要がありますが、F値が低ければその分シャッタースピードを稼ぐことが可能で、単焦点かつ大口径レンズの恩恵を受けます。

青々と伸びた竹林も広角レンズで狙ってみると今までとは異なる面白い写真を撮影することが出来ます。

山の稜線での撮影でも見たものを広く写すことができるため、写真として残したかった風景をしっかりと残していくこともできます。
また、開放で撮影することによって、手前の雑草や枝木もボカし、違和感のない形へすることも可能です。

海風や波などで削れたと思われる岩も寄って撮影することで、岩の凹凸が強調されます。


姿勢を低くし、波の形を強調するように撮影してみました。
重量が650gと現代においては少し重たいレンズですが、「EOS R5」に「マウントアダプター EF-EOS R」を付けても、そこまでフロントヘビーとはならず、撮影に集中することができます。

逆光耐性ですが、ゴーストはどうしても出てきてしまう環境下でしたが、大きく出すぎないのは、反射防止コーティングのおかげだと思います。
フレアに関しても真っ白になるほどではなく、約18年前のレンズとは思えないほどの素晴らしい写りです。
どうしても最新のレンズでは価格が高くなり手が出しにくいことが多いですが、「マウントアダプター EF-EOS R」を使用することで何不自由することなく、”L”レンズを楽しむことが出来ます。
現行のレンズでは出せない”味”で、この夏、写真旅をしてみてはいかがでしょうか。
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