
【Canon/Zeiss】CINEMA EOSとOtusで魅せる世界。写真も動画も最高性能で融合させる至高の選択

すっかり夏めく陽気の今日この頃。少し早い気もしますが、涼を感じようと旅に出ました。
出かけた先は静岡県。普段出勤なら降りるはずの新宿駅を横目に鈍行列車で進んで2時間半ほど、清流で有名な川へやってきました。

日差しが差し込むと汗ばむような暑さですが、木陰に入れば水の音も相まって涼しさを感じます。

今回撮影に使用した機材は『Canon EOS R5 C』と『Carl Zeiss Otus ML 50mm F1.4』の組み合わせです。
ボディの『EOS R5 C』は、Canonの高画素モデル『EOS R5』をベースとして開発されたCINEMA EOSシリーズのミラーレス一眼カメラです。
CINEMA EOSシリーズと聞くと取り扱いが難しそうな印象がありますが、こちらのEOS R5 Cは基本的な設計がEOS R5と共通化されているので、比較的操作が簡単です。
そしてCINEMA EOSでありながら静止画性能はEOS R5と同等となっているため、約4500万画素センサーでの高精細なスチル撮影も可能です。

流石はOtusという写りです。ミラーレス一眼カメラの短いフランジバックに合わせて設計されたMLシリーズになってもその魅力は衰えません。解像度だけでなく色やコントラストの再現性において、被写体に忠実に、それでいてドラマチックに写し撮ることができます。

場所を変えて散策していきます。
今回はスナップが中心ということで特にリグなどを組まずに軽快に撮影しております。この状態だとEOS R5 CとEOS R5の重量の差はわずか30gほどで、見た目よりも軽いのもEOS R5 Cの特徴です。
また内蔵ファンのおかげか、この季節なのに気温30℃に達そうかという中での撮影でも嫌な熱の持ち方は一切ありませんでした。真夏の炎天下での使用でも信頼できそうです。

午後になり天気は下り坂になってしまいましたが、曇り空の下でも高い表現力はそのままです。
基本となる標準域の50mmレンズとして、常に高いクオリティの画を引き出せるというのは普段使いするうえで重要なポイントだと思います。
気になる動画性能についても試してみます。今回は8Kで撮影した動画を編集時に4Kに圧縮しています。
8Kが閲覧できる環境は現時点では限られているので一般向けに8Kは不要と思うこともあるのですが、実際に撮影してみると、最終的な出力は4kでも編集時にクロップやパンをデジタルで行える余裕があるので、その自由度はさらに高まります。カメラのベースとなった「EOS R5」は最大で8K30pまでの対応でしたが、こちらの「EOS R5 C」はCINEMA EOSを冠するだけあって8K60pの撮影に対応しました。8K60pで撮影しておいて編集で4K60pに落とすといった運用もしやすいです。そして内蔵ファンを搭載していることで、最高設定での長回しも可能になっています。

またこちらはRAW形式で撮影しており、最初の2つのカットはCanon公式から配布されているLUTのBleach Bypass Sumiを適用したのち、また後半のカットはそのまま、Davinci Resolve 20のカラースペース変換でREC.709に変換しております。
メニュー画面についても静止画撮影モードでは通常のEOSと同様のインターフェースですが、ビデオモードではCINEMA EOS譲りのインターフェースのメニューを採用しており、より細やかな設定ができるほか、他CINEMA EOSをお持ちの方もサブ機として馴染みやすいものに仕上がっています。

ただ一点注意が必要なのが、手ブレ補正が搭載されていないことです。三脚に据えての運用が多い機材なので省略されていますが、手持ちが主となる撮影では手振れ補正つきレンズの使用も検討した方がよさそうです。

『C』のバッジとシャッターボタンの赤が目を引くEOS R5 C。黄色の文字と青いリングがワンポイントで入れられているOtus MLシリーズと組み合わせると見た目の相性も良好です。
写真も動画も妥協なき最高性能をお求めの方に、是非おすすめしたい組み合わせです。
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