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【Canon】フラッグシップを使う理由は、スペックではなかった訳

【Canon】フラッグシップを使う理由は、スペックではなかった訳

フラッグシップモデルとして登場した、Canon EOS R1。
発表当初からその性能には大きな注目が集まり、実際の撮影現場でもさまざまなシーンで使用される機会が増えてきました。

上位2機種が縦型グリップ一体型を採用しており、よりプロフェッショナルを想定したCanonの安定感は盤石です。
しかし、使用するのはプロでなければならないことなんてございません。アマチュア、趣味だからかけられる時間、熱量だってあるはずです。これまで風景からスナップ、動体まで幅広いシチュエーションでEOS R1を使用しています。撮影データをあらためて見返していくと、作品として完成度の高いカットだけでなく、「撮りたい」と思った一瞬が、「確実に」。そして、カメラの性能や使い勝手が非常によく表れている写真が数多く残っていました。

派手さはなくとも、ピント精度やレスポンス、描写の安定感など、EOS R1というカメラの「実戦機としての本質」が最も素直に現れているのは、むしろそうしたカットなのかもしれません。本記事では、『EOS R1』と『RF70-200mm F2.8 L IS USM Z』という組み合わせが、実際の撮影現場でどれほど信頼できるシステムなのかを、リアルな視点で掘り下げていきたいと思います。

鳥に囲まれている船の写真

小雪舞う空を飛ぶカモメ

まだ薄暗い明け方の中、粛々と降り続ける小雪を見上げながら空を見上げると、地上は静かでも、空の住人はすでに賑わいを帯びていることを感じます。
その中へお邪魔するように『EOS R1』と『RF70-200mm F2.8 L IS USM Z』を携えて、水面を進みます。

EOS R1は、キヤノンのミラーレスにおけるフラッグシップモデルとして、有効約2420万画素のフルサイズ積層型CMOSセンサーを搭載し、デュアルプロセッサ構成による圧倒的な処理性能を誇ります。電子シャッターでは最高約40コマ/秒という高速連写が可能で、常用ISO感度は100から102400、拡張時には204800まで対応しています。さらにボディ内には最大約8.5段分の手ブレ補正機構を備え、ファインダーはブラックアウトフリー仕様となっており、撮影中も被写体の動きを途切れることなく追い続けることができます。

水面近くを飛ぶオオワシ

水平線を背景に飛ぶオジロワシ

空を舞うオオワシ

すでに沖に出ているものだけでなく、次々と寝床から飛び立ってくるその姿。遠くに見えらと思ったらあっという間に次から次へと追い越されていきます。

EOS R1の最大の特徴は、やはり被写体認識AFの完成度にあります。人物、動物、乗り物といった主要な被写体を自動で認識し、フレーム内のどこに現れても迷うことなく追従してくれます。画面内に被写体が入った瞬間、カメラが自動的に認識し、自然にフォーカスを合わせ続けます。実際に使っていて感じたのは、「AFを意識しなくなる」という不思議な感覚でした。ピントを合わせるという行為そのものが撮影フローから消え、ただ被写体を見て、シャッターを切るだけ。撮影者の意識は、純粋に被写体の動きに集中していきます。

飛翔するオジロワシの後ろ姿

狙いを定めたオジロワシの写真

襲い掛かるオジロワシの写真

翼の大きさだけでなく、その厚み、そして全体の迫力は何回見ても神々しいものがあります。
悠々と、時に鋭く、目まぐるしく飛翔スピードを変えながら多くの鳥たちが空を交差します。
そして何メートルもの高い位置から狙いを定めると急降下して獲物へと襲い掛かるのです。

EOS R1を使っていて最も印象的だったのは、撮影後にデータを見返したとき、ピントが外れているカットがほとんど存在しなかったことでした。氷点下の厳しい環境下でも、シャッターを押した瞬間にはもう成り立っている。これを技術的に見れば、被写体認識AFの精度や高速な演算処理、ブラックアウトのないファインダー表示といった複数の要素が噛み合った結果です。繰り返されることのうちの一回であれば、1度や2度、ミスをしてしまっても取り返しはつきますが、たいていのことは一度きり。その一度きりの一瞬一瞬は“撮れなかった”では取り返しはつきません。このカメラは感覚としては、ただただ「失敗しないカメラ」という一言に集約されます。それは「フラッグシップだから」ではなく、失敗しないからこそフラッグシップなんだと気付かせてくれるそんな存在です。構図が多少甘くても、タイミングが少し遅れても、最低限“写真として成立するカット”が必ず残る。この安心感は、実際に使ってみないと分からない部分でもあります。

桜と富士山の写真

桜の間からこちらを見るメジロの写真

桜の間からこちらを見るヒヨドリの写真

まだまだ寒さの続く昨今ですが、2月3月になってくると早咲きの桜の便りがあちらこちらでくるようになります。
関東圏でも熱海や河津、松田などがその代表例。寒い寒いと思いながらもサクラを見ると、気持ちまでどこかぬくもりを感じる気さえします。
今度はオオワシやオジロワシの猛禽類と違って、スズメサイズのメジロやハトサイズのヒヨドリを捉えていきます。彼らも桜の花の蜜を吸うべく、咲き乱れる木の間で飛び回っているのです。
その中でもしっかりとピントを合わせ続けられる『EOS R1』はさすがの一言に尽きます。

今回の撮影で使用した『RF70-200mm F2.8 L IS USM Z』は、キヤノンの大三元望遠ズームでありながら、インナーズーム構造を採用している点が大きな特徴で、ズーミングしても全長が変化しない設計となっています。また、ズーム全域開放F値F2.8通しの明るさに加え、レンズ内には強力な手ブレ補正機構を搭載し、AF駆動にはデュアルナノUSMを採用しています。実際に使っていて特に印象的だったのは、ズーム操作時でも重心が変わらないことによるフレーミングの安定感でした。構図を決めた状態からズームリングを操作しても、レンズのバランスが崩れず、被写体を画面内に保ったまま手持ちで撮影を行うことができます。『EOS R1』と組み合わせた際の一体感も非常に高く、動体撮影やスナップといったテンポの速いシーンでも、機材の存在を意識することなく撮影に集中できました。非常にバランスの取れた一本です。

小さな花の写真

流れ落ちる水の写真

太陽を透かした葉の写真

EOS R1は気合いを入れて撮るときよりも、何気なく撮っても真価を発揮するという点です。スナップ撮影では本来、被写体を探しているうちに逃してしまったり、ピント合わせに手間取ったり、一瞬の表情を取りこぼしたりといったことが頻繁に起こります。しかし『EOS R1』では、それらのストレスがほぼ存在しません。AFも露出も、ほぼカメラに任せたまま、撮影者は構図とタイミングだけに集中できます。

レンズもAFやズーミング操作のスムーズさだけではありません。ズーム全域で画面の隅々まで精細な描写を実現し、色収差が補正されて色にじみの少ないクリアな高い描写性能を誇ります。そして広角側70mm時の最短撮影距離は約0.49mですが、望遠側200mmでは最短撮影距離が約0.68mになり、このときの最大撮影倍率は約0.3倍まで引き上げられます。“マクロレンズ”とは難しいですが、中望遠として十分に近く寄って撮れる性能であり、被写体を大きく写して背景をきれいにぼかしたいシーンでも活躍します。さらに本レンズには、反射防止効果の高いASC(Air Sphere Coating)が採用されており、逆光や強い光源がフレーム内に入るようなシーンでも、ゴーストやフレアを効果的に抑えてくれます。加えて、レンズ内部で不要な反射が起こりにくいようメカ構造そのものも最適化されているため、逆光環境下、夜景やイルミネーション、スポットライトのある場面でも、コントラストの高いクリアな描写を維持してくれます。


-次はどこへ行こうか-

EOS R1を使っていて強く感じたのは、このカメラはスペックを楽しむための機種ではなく、写真そのものに集中させてくれる道具だということです。
高解像モデルのように、ディテールを拡大して確認する楽しさではなく、『EOS R1』は「失敗しない安心感」によって、撮影者の思考をひたすらシンプルにしてくれます。ピントや露出を気にする時間が減り、そのぶん被写体を見る時間が増える。この変化は、撮影体験そのものを大きく変えてくれました。
『RF70-200mm F2.8 L IS USM Z』と組み合わせることで、寄りと引き、動体と静体、スナップと風景といったあらゆるジャンルを一本でカバーできる万能システムになります。どんなシーンでも「とりあえずこれで行けば大丈夫」と思わせてくれる安心感は、フラッグシップならではのものです。

また、EOS R1はプロフェッショナル向けの機材でありながら、操作系は非常に直感的で、初めてフラッグシップ機に触れるユーザーでも違和感なく扱える点も印象的でした。設定項目の多さや高性能さに圧倒されるかと思いきや、実際の撮影では複雑な操作を意識することなく、被写体と向き合うことに集中できる設計になっています。

獲物を捕らえたオオワシの後ろ姿

▼作例こちらもチェック▼

【Canon】無双を超える存在│EOS R1レビュー

EOS R1のフォトプレビューは、こちらをご覧ください。

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[ Category:Canon | 掲載日時:26年01月25日 19時30分 ]

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