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11月19日にFUJIFILMからX-S10が発売されました。

最近のFUJIFILMに追加された、ETERNA Bleach Bypass。

X-T4の発売を皮切りに新登場したフィルムシミュレーションの一つです。

現行機種(※2020年12月14日現在)だとX-T4とGFX100と、X-S10に搭載されている、少し希少な撮影表現の一つです。

ETERNA Bleach Bypassは、彩度は低く抑えられつつもコントラストのある表現になっており、フィルム時代から多くの写真家や映像作家に支持されていた”銀残し”のフィルム現像技法を忠実に再現したものです。(メーカーより引用)

画質設定の「ハイライトトーン」と「シャドウトーン」をプラス側に、「カラー」をマイナス側に設定すると、銀を多く残したような風合いを再現できます。

 

今回はX-T4をDJI Ronin-Sに載せて、奥多摩の払沢の滝で動画撮影をしてきました。

まずは動画からご覧ください。

FUJIFILM X-T4

FUJIFILM (フジフイルム) フジノン XF16-55mm F2.8 R LM WR

FUJIFILM (フジフイルム) フジノン XF8-16mm F2.8 R LM WR

4K 29.97p – Davinci Resolve

 

表現としては彩度を抑えられているため、色味としてはとても落ち着いた表現です。

また、メーカー公表でもあるように、コントラストは高めの表現になっているので、彩度は低くとも渓流の岩肌、木々の葉の緑はしっかりと表現されています。

以下の作例はすべて動画から切り出した写真です。

 

 

 

写真右上や左の木といった光が当たっている部分、葉っぱの色や木の茶色がとても引き出されていますが、反対に光の当たっていない部分の葉っぱや木の色はとても抑えめに出てきています。

 

 

引きの絵は特にBleach Bypass特有の銀残しの表現をより感じることが出来ます。

またハイコントラストなので、暗部の階調も非常に細かく表れていてくれます。

 

 

彩度は抑え目になっている設定でも、逆光下では鮮やかな緑を演出してくれました。

また、映像切り出しでも画面右側暗部の葉の様子を見ることができます。

 

 

新しい表現技法のETERNA Bleach Bypass。

一眼レフカメラやミラーレスカメラでスチルだけでなく動画も撮影する時代になりました。

静止画のアイデアを動画に取り入れたり、あるいは動画のアイデアを静止画に取り入れたりと、スチルカメラでも手軽に本格的な動画の撮影ができるようになりました。

皆様がお持ちの様々なアイデアの中にETERNA Bleach Bypassをプラスしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 


 

 


 

 

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[ Category:etc. FUJIFILM | 掲載日時:20年12月16日 11時30分 ]

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