
【SONY】軽やかな超望遠ズーム。FE 100-400mm F5.6-8 OSS 先行レポート!
2026年8月5日に、FE 100-400mm F5.6-8 OSSが発表となりました。
これまでの純正レンズラインナップの中にはなかった、標準ラインのズームレンズとなります。
発売に先駆け、マップカメラスタッフがSONYストア銀座にて先行展示機を実際にハンズオン、体感して参りました。
早速先行レポートをぜひご覧ください。
気軽に持ち出せる小型・軽量なボディ


FE 100-400mm F5.6-8 OSSは、シンプルかつ高級感のある鏡筒デザインに、ズーミングしやすい幅広のズームリングを採用。
太すぎず細すぎず握り込みやすいため、左手に負担がかかりません。
また、超望遠ズームレンズながら654gという軽量設計なので、長時間の撮影でも快適です。
本格的な野鳥撮影にも使える400mmの望遠域が、500mlのペットボトル+αの重量で収まるのは非常にありがたいところです。

最大までズームした状態がこちら。
一切のガタつきなくスムーズに繰り出す鏡筒は信頼が持てます。

本レンズには、有害な光をシャットアウトするレンズフード「ALC-SH188」が付属します。
他社では上級ラインのレンズにしかフードが付属しないこともあるため、ここは嬉しいポイント。
オーソドックスな丸形フードですが、ロックが小気味よく決まるので付け外しがしやすく好印象です。

先端側にはカスタマイズ可能なフォーカスホールドボタン。
マウント根本側には、ピントの合う範囲を制限できるフォーカスモード/レンジ切り換えスイッチとOSSのON/OFFスイッチを搭載しています。
フォーカスレンジリミッターはAF/MF切り替えスイッチの中に組み込まれており、スイッチを中央にすれば∞-3mまでの距離でAFが合焦するようになります。
この機能が役に立つシーンは多岐にわたりますが、例えば野鳥撮影。
近距離の枝にピントが引っ張られシャッターチャンスを逃すリスクが減らせますし、そもそも近距離のサーチ駆動は遠距離よりも時間がかかる上に迷いやすいので、それを防止する意味でも有効です。
OSS(光学式手ブレ補正機構)に関しては、レンズ単体でも手持ち撮影時のブレを強力に抑制。
それに加えて対応するカメラと組み合わせれば、ボディとの強調手ブレ補正が働くので、より安心して撮影に臨めます。

右側面には、運搬時に鏡筒がだらりと伸びてしまうのを防ぐズームロックスイッチが。
スイッチを入れると白いラインが顔を出すので、ロックされていることが一目で分かります。

レンズマウント部にラバーを配置するなど、防塵防滴に配慮した設計を採用しています。
フィールドで遭遇する予期せぬ悪天候への対策もばっちりです。
※防塵・防滴に配慮した構造ですが、ダストや水滴の浸入を完全に防ぐものではございません。可能な限り濡らさない・粉塵が入らないようにご配慮ください。
楽しみが広がる高画質と撮影能力


ED(特殊低分散)ガラス2枚と非球面レンズ2枚を採用し、木の枝と空の境界などで目立ちやすい色収差などの諸収差を低減。
9枚羽根の円形絞りによる、スムーズなボケ味も魅力です。


ほぼ同じ場所から、100mmと400mmそれぞれでジオラマを狙ってみました。
望遠レンズはその性質上、より遠くの被写体を狙った方が引き寄せ効果が多くなるのですが、近距離のジオラマでもその違いは一目瞭然です。
また、ダブルリニアモーターを採用しているので、AFはスムーズ且つ高速です。
込み入った背景でも迷わず瞬時に合焦しましたので、森などでも安心してお使いいただけるでしょう。

FE 100-400mm F5.6-8 OSSは望遠端の最短撮影距離が0.86mと短いので、被写体にグッと寄って撮影することができます。
上の写真では岩の上にある人のフィギュアにピントを合わせていますが、とても400mmのレンズとは思えない距離感です。
同じズームレンジを誇る「FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS」の最短撮影距離が0.98m、「FE 100-400mm F4.5 GM OSS」の最短撮影距離が1.5m(共に400mm時)という事を考えると、これはなかなかの強みと言えます。


更に嬉しいことに、SEL14TC(1.4X テレコンバーター)とSEL20TC(2X テレコンバーター)の両方に対応。
SEL14TCとの組み合わせでは140ー560mm F8-11に、SEL20TCと組み合わせれば200-800mm F8-16のレンズとして使用できます。
F16でも晴天の屋外であれば十分シャッタースピードが稼げますので、重量増を抑えながら超望遠撮影を行いたい方の1つの選択肢としてお勧めできます。
レンズサイズの比較

SONYの超望遠ズームレンズの鉄板、「FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS」と、ズーム域が比較的近い「FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS」を比較対象で用意いたしました。
こうして並べてみると、それぞれのサイズ感が良く分かります。

最大までズームした状態の長さを比較してみました。
「FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS」は伸縮部が2段になっているので、すこし先細りの感じがあります。
最後にこの3本の重量を比較してみましょう。
FE 100-400mm F5.6-8 OSS・・・654g
FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS・・・854g
FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS・・・1395g (三脚座別)
FE 100-400mm F5.6-8 OSSは、FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSと比べ倍以上軽いので、1日撮影した後の疲労感には大きな違いが出るかと思います。
FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSSと比べてもその差は200gと、手に持った瞬間にはっきりわかるもの。
機動力を重視する方にとって、本レンズは心強い味方となりそうです。
・・・
α7Cシリーズやα6000シリーズと組み合わせて軽量な超望遠シューターを作るもよし、GMレンズやGレンズのサブとして運用するもよしのおいしい一本。
Eマウントの純正レンズに、また一つ嬉しい選択肢が加わりました。
本レンズは8月18日AM10時よりご予約受付を開始いたします。
WEB限定/マップカメラ2年保証対象です。ご予約は是非WEBから!




