
【FUJIFILM】GFXの表現力を次のステージへ。フィルムシミュレーションレシピで、色も質感も思いのままに。
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皆様FUJIFILMのフィルムシミュレーション機能を楽しんでおられますでしょうか。
FUJIFILMユーザーの特権であり、フィルムシミュレーションがあるからFUJIFILMを使うという方も多いのではないでしょうか。
元よりとても素晴らしい色を撮ってだしで表現できる唯一無二のフィルムシミュレーションですが、実は元々入っている色をベースとしてさらに自分好みの色を突き詰めることができるのです。

今回使用したカメラは「FUJIFILM GFX50R」と「GF 63mm F2.8 R WR」の組み合わせです。
合計17モードのフィルムシミュレーションが搭載されているGFX50Rですが、今回はその中から3種類、「PROVIA」「ETERNA」「CLASSIC Neg.」をベースにカラーをカスタムしてみました。
PROVIA

まずはカメラ標準のカラーとして登録されている「PROVIA」をベースに調整してみました。シャドウを+2、その他シャープネスを+1、高感度ノイズ低減を-1しております。

元々PROVIAはコントラストが比較的高く出る傾向にあると感じているので、今回はシャドウを少し持ち上げることで豊かな階調を実現しました。流石はラージフォーマットといった写りです。ブローニー判のポジフィルムをルーペで見たような色鮮やかさと空気感です。

画面内の輝度の差が激しいようなシチュエーションですと、よりその恩恵を得られます。GFXのセンサーが持つ性能をフルに引き出すことができました。
ETERNA

続いては映画用フィルムの色に着想を受けた「ETERNA」をベースに。筆者が数多くのフィルムシミュレーションの中でも最も気に入ってよく使っているのがこちらのETERNAで、今回はさらに写真として拡大した際の精細さとラージフォーマットの質感の高さを強調するためにシャープネスを+2としています。

元からこの色をとても気に入って使っているので、カスタムは最低限にしています。特に青の表現が好きなので、画面一面を様々な青で埋め尽くしました。
空の青、海の青、そして空の色と海の色を吸収した砂浜の青。それぞれ異なる色彩ですが、それらを情景的に、かといって作りすぎることなく自然に写してくれます。
アスペクト比も映画の画を意識して16:9に設定して、カスタム設定として登録しています。

今回使用しているのは開放F値2.8のレンズですが、ラージフォーマットならではの豊かなボケと立体感を楽しめます。

飛びそうで飛ばない白、潰れそうで潰れない黒が非常に使い勝手のいいフィルムシミュレーションです。明暗差が激しくカメラにとって難しいシチュエーションでも、このフィルムシミュレーションを使うだけで写真に説得力が生まれる気がします。
CLASSIC Neg.

最後にご紹介するのが、かのクラシックネガを下敷きとしたカスタム。往年のカラーネガフィルム「SUPERIA」をベースとした色で、最もフィルムライクな色ということで人気の高いカラーです。こちらの色からさらに、ハイライトとシャドウを+1ずつしているほか、フィルムの粒状感を再現するグレインエフェクトを強めにかけています。そのほかシャープネスを-1するなど、よりフィルムらしい質感を目指してみました。

背後の山の雰囲気が非常にフィルム写真のような色になったこちらのカット。強めにかけているグレインエフェクトのおかげでISO100でありながら程よい粒状感も足され、質感高く仕上がっています。

ラージフォーマットといえば圧倒的な精細さがまず思い浮かびます。シャープネスを-1していますが、確かに拡大した際のどこまでも写っている感じはありつつも、写真全体として見たときに線が細かすぎて目が痛いというような主張の激しさにならないところにバランスの良さを感じます。このフィルムシミュレーションは、特に斜めから入る光の捉え方が非常に上手いと思います。

全群繰り出し方式のAFを搭載した「GF 63mm F2.8 R WR」。近接域でも収差変動が少なく、画質のシャープさを維持しています。年季の入った大福帳の紙の質感もありのままを捉えられています。どこかノスタルジックな、それでいて思い出が鮮明に甦るような写りはまさにFUJIFILMユーザーの特権です。
フィルムシミュレーション:Re.CLASSIC Neg.
今回紹介したフィルムシミュレーション以外にも、GFX50Rに搭載しているフィルムシミュレーションは合計17モード。
今回紹介しきれなかったものも含め、合計7種類のカスタム設定をカメラ内に保存することが可能です。
今回の3種類を登録して筆者のGFX50Rのカスタムモードは残り4つの空きを残しています。最近気になっているACROSやクラシッククロームも、もちろんそれ以外の様々な色も、まだ見ぬ色との出会いがあと4回も残されているということです。
元より唯一無二の魅力を放つFUJIFILMの色をさらにもう一段自分好みにする選択肢として、ぜひ自分だけの世界を創ってみてはいかがでしょうか。
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