
【SONY】キットレンズじゃもったいない?「2本目」に買うべきおすすめレンズ3選 -SONY編-
キットレンズの次にお勧めしたい1本をご紹介~SONY編~
α7CIIなどのレンズキットに付属する「FE 28-60mm F4-5.6 SEL2860」は、最初の1本として十分に優秀です。しかし、画角によってF値が大きく変動する(F4.5-6.3)仕様ゆえに、豊かな立体感や大きなボケ味を表現するには、どうしても光学的な制限が生じてしまいます。またレンズの一部をコンパクトに収納できる仕様のためズーム域が狭いという設計になっています。
今回は、キットレンズに物足りなさを感じ始め、写真のさらなる深みへと歩みを進める皆様へ、その感性を満たす「お勧めの3本」をご紹介いたします。

キットレンズと何が違うのか?
キットレンズとは、カメラメーカーが新品のボディとレンズを組み合わせ、セットにしているレンズの事を指しています。
別々で購入するよりお安く価格設定されていることが多く、カメラを始めてみたい方にはおすすめなセット商品になっております。
例外はありますが、多くの場合キットに選ばれるレンズの多くは、単品でも低価格帯のものが多く、カメラを始めたい方の最初の1本には十分な性能を持っています。
では、キットに選ばれるレンズとそうでないレンズにはどんな差があるのでしょうか。
キットレンズとレンズ単体での販売があるレンズの大きな違いは、大きく区別すると3つに分かれます。
○ 2.ズームするか単焦点レンズか
○ 3.F値がどのくらいなのか
どのくらい広角・望遠のレンズか
一度に写し込める広さ(画角)が異なります。
たとえば、より広い「広角レンズ」を用いれば、自撮りでも顔だけで窮屈にならず、周囲の景色までゆったり収めることが可能です。
また、遠くの被写体を鮮明に引き寄せる「望遠レンズ」も、異なる世界を教えてくれます。
ズームするか単焦点レンズか
あえてズーム機能を排し、一つの焦点距離のみに特化した単焦点レンズ。
自らの足で動いて構図を決めるスタイルになりますが、その画角専用に最適な光学設計が施されているため、キットレンズを圧倒するシャープでクリアな写りを楽しめます。
F値がどのくらいなのか
F1.2やF1.8、F2.8といった数値が低い(明るい)レンズほど背景に大きなボケが生まれ、主役をドラマチックに際立たせます。
キットレンズ「FE 28-60mm F4-5.6 SEL2860」は望遠側でF5.6と暗くなるため、ボケを活かした表現が難しいという特性があります。
では、このキットレンズの次におすすめなレンズはどんなレンズになるのでしょうか。
おすすめしたいレンズ3本をセレクトいたしましたので、写真も交えてご覧ください。
おすすめレンズ3選
Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z

○ 2.ZEISSレンズならではの高解像力
SONYの単焦点レンズの中でも長年愛されてきた銘レンズ。それが「SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z」になります。
α7シリーズの最初期「α7」「α7R」の約1か月後に発売され長い年月がたちましたが、いまだSONYユーザーが愛してやまない人気のレンズになります。


キットレンズとの最大の違いは「画角が固定されている代わりにF値が1.8」という点です。
まずこのレンズはキットレンズと違い「55mm」という画角で固定されています。そのためもう少し広い画角で撮りたい、もう少しズームして撮りたいと思った際は自分自身が動いて画角を調整する必要があります。
ですがそんなデメリットを補って余りある特徴があります。それが「F値が1.8」という性能です。
キットレンズとくらべ、レンズの取り込める光の量がとても多いため、夜景などの暗いシーンでは段違いに撮りやすくなります。
またボケ具合が圧倒的に違い、ズームレンズと比べるとかなり背景がボケて被写体が際立つようになり、特に上の写真のような玉ボケがかなり出やすくなります。


また老舗のレンズメーカー「ZEISS」と共同制作したレンズということもあり、他の50mm付近のF1.8のレンズと比べた際、比較的画質が良くシャープな写真を描き出してくれます。
上の作例をご覧ください。さすがZEISSと言える描写で、このレンズならではのシャープな解像力で葉脈の1本1本を描き分けています。
TAMRON 25-200mm F2.8-5.6 Di III VXD G2

○ 2.高倍率ズームながらもF2.8スタート
2本目にご紹介するレンズはTAMRONの高倍率ズームレンズ「TAMRON 25-200mm F2.8-5.6 Di III VXD G2」です。
SONY Eマウント用のレンズとして大ヒットを記録したベストセラーレンズ「TAMRON 28-200mm F2.8-5.6 Di III RXD」の第2世代として登場したレンズになります。


このレンズの魅力はなんといっても広角から望遠までを1本でカバーしているという点です。
広角側は25mmスタートなっており、キットレンズの28mmではギリギリ写りきらないシーンでもこのレンズであれば写しきることが可能です。
望遠側は最大200mmとキットレンズと比べてかなりズームした状態での撮影が可能となっています。

また画質面に関しても第2世代のレンズとなっているため第1世代より画質が向上しており、キットレンズと比べても見劣りしない十分な解像力を発揮してくれます。
レンズの焦点距離こそ一部被るもののサイズ感やF値に違いがあるため、シーンによって使い分けることも可能な一本です。

そしてこのレンズの最も注目すべきポイントは「開放F値がF2.8」という点です。
安価なズームレンズや高倍率ズームレンズだとF3.5やF4スタートが多い中、このレンズはF2.8と開放F値が低い点がとても扱いやすく、夜景など暗いシーンでは28mmでシャッタースピードを落としつつF2.8でさらに明るさを確保できるため、高倍率ズームながらもとても重宝できる扱いやすさを備えています。
TAMRON 70-300mm F4.5-6.3 Di III RXD/Model A047S

○ 2.驚異のコストパフォーマンス
○ 3.圧倒的な軽さ
3本目にご紹介するのはTAMRONの望遠レンズ「TAMRON 70-300mm F4.5-6.3 Di III RXD/Model A047S」です。
こちらのレンズは、現在発売しているSONY Eマウント用レンズとしては最安クラスの価格を実現しており、中古に至っては4万円台から購入が可能です。(2026/06/02現在)
もちろん特徴は手頃なお値段だけではなく、望遠レンズの中でも性能を抑えめにしているため驚異的な軽さを実現しています。


キットレンズとの最大の違いは焦点距離の数字を見てわかる通り「画角」の違いです。
一般的にキットレンズと言われるレンズは広角~標準・中望遠程度ををカバーしているのに対し、本レンズは70mm~300mmという中望遠から望遠(超望遠)域をカバーするレンズとなっています。
最大で300mmまでズームして遠景を撮れるため、キットレンズと違う描写や表現を味わうことが可能です。


キットレンズと違いかなり望遠の画角までズームができるのはもちろん、基本的に画角が望遠になればなるほどボケ具合は上がっていくため、F値こそ高くないもののキットレンズと比べ大幅にとろけたボケを生み出すことができます。
そしてこのレンズをご紹介する上で、外せないのが解像力です。
値段こそ安価に抑えられているものの、解像力は決して低くありません。上の写真のように花弁1枚1枚や波の水しぶきを綺麗に描写できるレベルの解像性能を秘めているコストパフォーマンスの高いレンズになります。
最後に
今回、キットレンズの次におすすめしたいレンズとして、3本ご紹介いたしました。
キットレンズを使い込んできた今だからこそ、それぞれのレンズが持つ真の価値を鮮明に実感していただけるはずです。
単焦点で、ボケ感の高い写真を追い求めることや、ズームレンズで気軽に写真を楽しむこと、オールドレンズのような写りで味わいを楽しむなど、写真には様々な楽しみ方があります。
初めてカメラを買って、次に何かレンズが欲しいという時の参考になれば幸いです。
是非、カメラライフを楽しい趣味にして頂ければと思います。
ショッピングクレジットの分割払いをご利用で月々の支払い額を抑えてお支払いも可能ですので合わせてご検討ください。




