【FUJIFILM】フジノン XF80mm F2.8 R LM OIS WR Macro 作例
『FUJIFILM フジノン XF80mm F2.8 R LM OIS WR Macro』の作例をご紹介します。
最短撮影距離25cmまで寄れるマクロレンズなので、小さな世界を大きく写し出すことができます。
35mm換算で122mm相当となると、街に持ち出したときにはかなり風景を「切り取る」ことになるという印象を受けました。
どう切り取ればいいか頭を使うことになり、それがまた面白くて撮影を楽しめました。
それではどうぞご覧ください。
遊園地に行って最初に撮ったのがこの写真でした。
2つの遊具のコラボレーションです。
標準レンズだと散漫になってしまう景色も、このレンズなら狙って「切り取る」ことができました。
クマッ、クマッ、クマッ、クマッと並んだカラフルなクマさんの向こうにはお菓子がいっぱい。
ショーウインドーの反射があることで、ガラスの向こう側が別世界であることが際立ちます。
雲のディテールと街灯のシルエットを組み合わせました。
幅のある飛行機雲がアクセントになっています。
街灯と雲はもちろん遠く離れていますが、望遠レンズらしい圧縮効果でちょうどよい大きさに写っています。
最短撮影距離25cm付近でバイクのフィギュアを大迫力で撮りました。
ここまで大きく撮れるのは望遠レンズで、かつ、最短撮影距離が短いおかげです。
カウルの極小さい文字までかなり細かく作り込まれていることがわかります。
お酒は飲めませんが、飲めるようになるとしたら日本酒がいいです。
産地に行って勉強しながら飲むなどするとより美味しく味わえそうです。
停泊していた大型客船を正面から捉えました。
海に建つビルといった風格です。
シャープな描写で船内まで精細に見て取ることができます。
旅に出たくなってきました。
飲み屋街で荷降ろししている軽トラックがヘッドライトを点けたままにしていたので、光芒を出して撮りました。
予想していたより派手な光芒ができました。
写真の主役にできるくらい印象的な光芒です。
いかがでしたでしょうか。
マクロレンズなのでマクロ撮影目的で入手する方が多いかと思います。
35mm換算122mmという長いレンズで最短撮影距離も短いので、期待通り小さな世界を大きく写せるレンズです。
その特性を活かした作品づくりはもちろんのこと、風景を個性的に切り取って楽しむこともおすすめです。
ぜひお試しください。