
連載中の「カメラを愉しむ」vol.96は「FUJIFILM X-M5にちょうどいいレンズを見つけた話」をご紹介いたします。
『FUJIFILM X-M5』は、Xシリーズ最軽量となる質量約355gの小型軽量ボディが魅力的なミラーレスデジタルカメラ。
筆者も発売日に購入してからお気に入りのカメラとして日々持ち歩き多くの写真を撮影してまいりました。
日々愛用していると、カメラ本体の画質や性能に対しては不満が一切なく最高のデイリーユースカメラだ!
と満足しておりましたが、組み合わせる「レンズ」のサイズ感にもっと良い選択肢はないか?と自問自答するように。
そこで今回チョイスしたレンズは『SG-image AF 25mm F1.8 Type II』。
「F1.8」の明るい単焦点レンズでしっかりと造りこまれたメタルボディで重量はわずか約145g。
全長 約33mmのコンパクトなボディと『FUJIFILM X-M5』との相性を早速 作例を交えてご紹介いたします。

『FUJIFILM X-M5』に実際に装着するとこのようなルックスに。
絶妙なサイズ感とオシャレ感が格段にアップするフードが所有欲を満たしてくれます。

冷たい雨が降る真冬の軽井沢、水たまりには色とりどりの落ち葉が。
開放F値で撮影するとどのような描写をするのかとても気になり撮影しました。
どのような表現が相応しいでしょうか。落ち葉のシャープさと水面の奥行きある描写が実に見事な表現。
周辺部分でオールドレンズの様な流れを感じるもののそれもこのレンズの魅力の一つでしょう。



最近ではスマートフォンで撮影した画像を見返す機会が多く、SNSでの投稿もスクエアから縦画像の投稿が主流になってきました。
そうなるとSNSにアップすることが目的で撮影している筆者としては、おのずと縦位置撮影で映える構図を狙うようになります。
『SG-image AF 25mm F1.8 Type II』の画角は広すぎず、狭すぎず屋内でも非常に使いやすく横位置でも縦位置でも使いやすいと感じました。
またF値も明るいレンズですので、背景のボケも魅力的で遊び心を刺激してくれます。

片手でカメラを構え、片手でジェラートを撮影。
最短撮影距離 0.3mとなりますので接写性能に関しては少し物足りなさを感じることもありますがサイズ感を考えれば許容範囲内でしょう。


使えば使うほどこのカメラとの相性は抜群で、オートフォーカスも純正XF/XCレンズと大差なく迷うこともありません。
安心して撮影と向き合う組み合わせであることが分かりましたので、いざ遠距離の旅に持ち出してみましょう。


小雨が降る京都府にある「伊根の舟屋」をお散歩、キリっとシャープな描写と美しいボケの融合。
周辺部分の流れこそあるものの、このような風景写真やスナップでは気になることも少ないでしょう。

レンズを購入してから曇天続きでしたが、ようやく天候に恵まれました。
クラシッククロームで彩度+2で撮影しましたがいかがでしょうか。
レンズとボディの組み合わせ、わずか「約 500g」でこの写りと世界観を体感できるのは本当にサプライズといっていいでしょう。
晴天時の撮影、ポートレート撮影ではやや周辺部の流れが顕著にでておりますが、私のようにSNSでの掲載を目的としている方にとってはネガティブな要素ではなく「味があって良い写り」として遊び心をくすぐるレンズだと思います。
上手く「グレインエフェクト」を活用してあげることで、昭和を思わせるその表現力にワクワクが止まらないこと間違いありません。
高級コンパクトカメラに代わる1つの提案としてぜひご検討いただければ幸いです。
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