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【FUJIFILM】X-T4 | 作例と共に解説!初心者でも上級者でも満足できる理由

【FUJIFILM】X-T4 | 作例と共に解説!初心者でも上級者でも満足できる理由

『FUJIFILM X-T4』は、後継機「X-T5」が登場した今もなお、多くの写真愛好家から選ばれ続ける名機です。その魅力は、富士フイルムならではの美しい色再現、強力な手ブレ補正、そして写真と動画を高次元で両立する汎用性にあります。本記事では『X-T4』の実力を作例を交えて徹底解説し、なぜ初心者から上級者まで、幅広いユーザーに満足してもらえるのかを深掘りしていきます。

1. 『X-T4』の魅力とは?後継機が出た今も愛され続ける理由

『X-T4』は、2020年に登場した富士フイルムのAPS-Cミラーレス一眼デジタルカメラです。現在では後継機が発売されていますが、それでも『X-T4』が「色褪せない名機」として愛され続けるのには、明確な理由があります。その性能と機能は、今なおプロフェッショナルからアマチュアまで、幅広いユーザーの撮影ニーズを満たしてくれるからです。

  • 富士フイルムが誇る「色彩」と「描写力」
  • 『X-T4』の最大の魅力の一つは、富士フイルムが長年培ってきたフィルムシミュレーションにあります。PROVIA、Velvia、ASTIA、Classic Chrome、ACROS、ETERNAなど、18もの多岐にわたるフィルムシミュレーションを搭載しており、撮影シーンや表現したいイメージに合わせて選ぶことで、JPEG撮って出しでも驚くほど豊かな色彩と階調表現を楽しめます。これは、写真の「色」にこだわりたい方にとって、まさに理想的な機能と言えるでしょう。それに加えてアドバンストフィルターでは、トイカメラ、ミニチュア、ポップカラーなどの表現も楽しむことができるのです。
    また、2610万画素の「X-Trans CMOS 4」センサーと高速画像処理エンジン「X-Processor 4」の組み合わせは、被写体の細部までシャープに描写し、立体感のある写真を生み出します。高感度撮影時でもノイズを抑えてクリアな画質を維持するため、暗い場所での撮影でも安心して使える実力を持っています。

  • 強力なボディ内手ブレ補正で手持ち撮影を強力にサポート
  • 『X-T4』の大きな進化点として挙げられるのが、最大6.5段分もの効果を発揮する強力なボディ内手ブレ補正です。これにより、光量が不足する室内や夜景撮影、あるいは望遠レンズを使用して遠くの被写体を撮影する際でも、手ブレを気にすることなく、より多くの状況で手持ち撮影が可能になります。三脚を持ち運ぶ手間を省き、フットワーク軽く撮影に臨めるため、シャッターチャンスを逃しません。これは、撮影の自由度を格段に高める重要な機能と言えるでしょう。

  • 写真も動画も妥協しない「ハイブリッド機」としての完成度
  • 『X-T4』は静止画性能の高さに加え、動画性能も非常に優れている点で評価されています。4K/60P(59.94p) 10bitの内部記録に対応し、プロの映像制作現場でも通用する高品質な動画撮影が可能です。さらに、バリアングル液晶モニターは、ハイアングルやローアングルでの撮影、Vlog撮影など、様々な角度からの撮影を快適に行うことを可能にします。静止画と動画の両方を本格的に楽しみたい方にとって、『X-T4』はまさに理想的な「ハイブリッド機」であり、表現の幅を大きく広げてくれる存在です。

  • 高い操作性と堅牢性
  • 富士フイルムのカメラは、ダイヤル操作を主体とした直感的な操作性が特徴です。『X-T4』も例外ではなく、シャッタースピードダイヤルやISOダイヤル、露出補正ダイヤルといったアナログ的な操作感は、カメラを「道具」としてだけでなく「相棒」として愛着を感じさせてくれます。また、防塵・防滴構造と-10℃の耐低温設計も施されており、厳しい撮影環境下でも安心して使用できる堅牢性を備えています。

フィルムシミュレーション:Classic Neg

 
 

2. 『X-T4』が紡ぎ出す世界!作例集と撮影のヒント

さっそく『X-T4』で撮影した作例をご覧ください。様々なシーンでの描写力や表現力を実感していただけるかと思います。組み合わせたレンズは『18-300mm F3.5-6.3 Di III-A VC VXD』です。
 
 

カフェの2階で捉えた光と影

陽が落ちてきた頃、カフェの2階にあがると、外と中の明暗差が絶妙な光景が広がりました。『X-T4』のフィルムシミュレーション「Velvia」を使用し、窓の向こうの鮮やかな緑、そして室内の暖かな色味の光、また外光が映る床のグラデーションを美しく再現しています。
 
 

マクロ的な視点で捉える花

『18-300mm F3.5-6.3 Di III-A VC VXD』の望遠端での最短撮影距離の短さを活かし公園に咲く花にグッと寄って撮影しました。背景の青い部分は実は別の花。脇役として大きな青いボケを作ることで、主役のおしべを際立たせました。『X-T4』の描写力は、花びらの繊細な質感や、花粉の細かな凹凸まで鮮明に捉えています。手ブレ補正のおかげで、手持ちでも安定したフレーミングが可能でした。フィルムシミュレーションは「PROVIA」です。
 
 

歴史的建造物に使われているタイルのディテール

古い建築物の細部にズームして撮影しました。タイルのひとつひとつ、そしてそれぞれに反射する光に至るまで、『X-T4』の描写力が遺憾なく発揮されています。『18-300mm F3.5-6.3 Di III-A VC VXD』のズーム性能のおかげで、遠くからでも細部を切り取ることができ、肉眼では気づかない美しさも発見できました。

さて、ここからは続けざまにお送りします。
 
 

高い塔が斜光を受けドラマチックに佇んでいました。キラリと光る小さな窓をポイントに撮影。フィルムシミュレーション:Breach Bypass

 
 

太陽光を受けて輝く葉をハイキーでエモく。フィルムシミュレーション:ETERNA

 
 

テニスコートの色鮮やかな休憩所にできる影。フィルムシミュレーション:Velvia

 
 

凹凸のあるガラスを通した光がソファーに落ちます。フィルムシミュレーション:Acros

 
 

立派な洋館で晩餐会が始まるかのよう。フィルムシミュレーション:Classic Chrome

 
 

レトロな硬いプリンの光沢をつややかに。フィルムシミュレーション:Sepia

 
 

外の景色が精細に映るガラステーブル。フィルムシミュレーション:Pro Neg Hi

 
 

3. 『X-T4』と組み合わせる理想のレンズ!TAMRONの可能性

今回使用した『TAMRON 18-300mm F3.5-6.3 Di III-A VC VXD』は、APS-Cミラーレス一眼カメラ用としては驚異的な約16.6倍という高倍率ズームレンズであり、広角から望遠まで幅広い焦点距離を一本でカバーできるのが最大の特徴です。正確には「高倍率ズームでありながら優れた光学性能を発揮すること」が一番の特長ではないでしょうか。

本レンズは、特殊硝材を適切に配置することで、ズーム全域で高い解像力とコントラストを実現しています。また「VXD」はタムロン独自のAF機構「Voice-coil eXtreme-torque Drive」を意味し、高速かつ精密なAFを可能にし、動く被写体もしっかりと捉えます。『X-T4』の高速・高精度AFと、レンズの「VXD機構の組み合わせは、快適なピント合わせを実現し、様々なシーンでストレスなく撮影に集中できます。

今回『X-T4』の相棒に『18-300mm F3.5-6.3 Di III-A VC VXD』を選んだ最大の理由は、その圧倒的な利便性にあります。旅行や散歩など、レンズ交換の手間を省いて様々なシーンを一台で撮影したい場合、この一本で広角の風景から、望遠での動物やポートレート、さらにはマクロ的な表現まで、あらゆる撮影に対応できるのは大きな魅力です。荷物を最小限に抑えたい時や、急なシャッターチャンスに備えたい時にも、このレンズがあれば心強い相棒となってくれます。『X-T4』の機動性と相まって、まさにどこへでも持ち出したくなる組み合わせだと感じています。

窓を飾る素敵なカーテン。フィルムシミュレーション:Classic Chrome

 
 

4. 『X-T4』を選ぶべき理由!写真表現の幅を広げるオールラウンダー

『X-T4』は今なお、その価値が全く揺るがないカメラです。今回ご紹介した作例からもお分かりいただけるように、その描写力、色再現性、そして高い汎用性は、様々なジャンルの撮影に対応できる実力を持っています。

  • 初心者から上級者まで満足できる理由
  • 初心者の方にとっては、富士フイルム独自のフィルムシミュレーションによって、JPEG撮って出しでも美しい写真が簡単に撮れる点が大きな魅力です。複雑なレタッチをせずともイメージ通りの色合いを実現できるため、写真の楽しさをすぐに実感できます。実際に今回、撮影時にフィルムシミュレーションは使いましたが、他の色補正は一切していません。また、直感的なダイヤル操作は、カメラの仕組みを理解しながら楽しく学べる良い機会となるでしょう。

    上級者の方にとっても、ダイヤルは使いやすく魅力的なはずです。そして『X-T4』の持つ高いカスタマイズ性や詳細な設定項目は、自身の表現を追求するための強力なツールとなります。RAW現像を前提とした撮影からプロの現場で通用する動画撮影まで、あらゆるニーズに応えるポテンシャルを秘めています。強力な手ブレ補正や高速AFは、どんな状況でも最高のパフォーマンスを引き出す手助けをしてくれるでしょう。それでいて小型なので、日常を撮るにも適しています。『X-T4』なら、作品の幅を広げることができるのです。

  • 今だからこそ『X-T4』を選ぶメリット
  • 後継機が登場したことで、発売時と比べて中古の『X-T4』は手に入れやすい価格になっています。カメラにかけられるコストはまさに人それぞれですから、価格を含め多様なニーズに応えられるに越したことはありません。高性能なカメラを手の届きやすい価格で手に入れられることは、非常に大きなメリットと言えるでしょう。コストパフォーマンスを重視しながらも、妥協のない画質と機能性を求める方にとって、『X-T4』はまさに最適な一台と言えます。

    写真と動画、どちらも高次元で楽しみたい方、富士フイルムならではの美しい色表現を追求したい方、そして機動力と堅牢性を兼ね備えたオールラウンダーなカメラを求めている方には、自信を持って『X-T4』をおすすめできます。ぜひこの機会に、『X-T4』と共に写真表現の新たな可能性を切り拓いてください。『X-T4』なら、期待を裏切らない「撮る喜び」を体験できるはずです。

 
 


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[ Category:FUJIFILM TAMRON | 掲載日時:25年07月21日 13時24分 ]

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