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【FUJIFILM】FUJIFILMのレンズシステムで揃えれば、10年後も幸せでいられる理由。

【FUJIFILM】FUJIFILMのレンズシステムで揃えれば、10年後も幸せでいられる理由。

様々なレンズが群雄割拠する現代。
高画質な1本を生み出すためにメーカー各社がしのぎを削り、MTFチャートは右肩上がりです。
その結果、現代のレンズは10年前のレンズと比べ圧倒的な進化を遂げました。

しかし設計者は歩みを止めません。さらに先へ、もっと先へ。そうした努力は、時に素晴らしい功績を残します。
今回ご紹介するXF10-24mm F4 R OIS WR(2020年11月26日発売)もそのうちの一つ。
なぜなら、前モデルとなるXF10-24mm F4 R OIS(2014年3月15日発売)の光学系をそのまま引き継ぎ、かつ未だ現役で戦える性能を持っているからです。
2014年と言えば、カメラのメインストリームが一眼レフだった頃。時はまさに高画素化の黎明期でした。

解像性能に対してとりわけシビアな広角ズームレンズというカテゴリにおいて、10年以上前の光学設計で戦う稀有な存在。
その性能をシビアに見たいという気持ちで、高画素機のX-H2に組み合わせて撮影してまいりました。
人工物・自然物とまんべんなく狙ってみましたので、ぜひ最後までお付き合いください。

X-H2+XF10-24mm F4 R OIS WR モニュメント

焦点距離:14mm / 絞り:F4 / シャッタースピード:1/2400秒 / ISO:320 / 使用機材:X-H2 + フジノン XF10-24mm F4 R OIS WR

 
1枚目から逆光テストとは、少し意地が悪かったでしょうか。
画面左に太陽があり、そこから長いゴーストが伸びています。しかし嫌なタイプのゴーストではない為、むしろドラマチックな演出として使えるのではないでしょうか。
右に配置した被写体に大きな影響はなく、しっかりとシャープに描いています。
 
X-H2+XF10-24mm F4 R OIS WR 逆光

焦点距離:24mm / 絞り:F4 / シャッタースピード:1/750秒 / ISO:250 / 使用機材:X-H2 + フジノン XF10-24mm F4 R OIS WR

 
引き続き逆光耐性を見ています。
質の悪いレンズではもっと白飛びしてしまうものですが、そこは流石フジノンレンズです。しっかりと階調を残してくれました。
フレアによるコントラストの低下は見受けられるものの、逆光を演出するスパイス程度で収まっているので問題ありません。
これくらいなら後編集で十分締まるレベルです。
 
X-H2+XF10-24mm F4 R OIS WR 逆光

焦点距離:11mm / 絞り:F4 / シャッタースピード:1/1700秒 / ISO:250 / 使用機材:X-H2 + フジノン XF10-24mm F4 R OIS WR

 
同じく絞り開放で、画面内に太陽を入れてみました。
これはレンズにとってすごく嫌な入れ方です。多くのレンズでゴースト・フレアが出て然るべき状況でしょう。
XF10-24mm F4 R OIS WRも例外ではないものの、描写が崩れる手前でしっかりと踏みとどまっています。
右側の木の枝を拡大してみると、一本一本を緻密に描き出していることが判ります。
 
X-H2+XF10-24mm F4 R OIS WR 風景

焦点距離:17mm / 絞り:F8 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:320 / クラシッククローム / 使用機材:X-H2 + フジノン XF10-24mm F4 R OIS WR

 
次はぐっと絞って、広角レンズのセオリー通りの撮り方をしてみました。
パラボラアンテナの細かいディテールや、画面左下の箒のような木もシャープに写っています。
最近の高性能レンズですと、F8まで絞ると「パキパキ」の硬い写りになってしまいますが、本レンズはしなやかさを失いません。
また、ヌケが良いためか華やかで美しく見えます。これほどの明るさながら白飛びを抑えられているので、ここからでも色情報を引き出せます。
 
X-H2+XF10-24mm F4 R OIS WR 風景

焦点距離:22mm / 絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:250 / 使用機材:X-H2 + フジノン XF10-24mm F4 R OIS WR

 
暫く使用していて、このレンズはいたずらにコントラストを高めていないので、階調が広いという事に気が付きました。
フィルムシミュレーションによるところも大きいかと思いますが、それだけではないでしょう。

光を描くのが上手いレンズには、例えばCarl Zeissのようにコントラストが高く空気感を艶やかに写すタイプと、階調の広さで勝負をかけるタイプがあると思いますが、このレンズは後者だと思いました。
 
X-H2+XF10-24mm F4 R OIS WR スナップ

焦点距離:24mm / 絞り:F4 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:250 / 使用機材:X-H2 + フジノン XF10-24mm F4 R OIS WR

 
続いて近接域での写りを見てみます。
望遠端かつ最短撮影距離付近という事で少しばかり不安がありましたが、杞憂でした。
後ボケの始まりがとてもスムーズです。
どことなくオールドレンズのような滲み方をしており、それでいて栗の実はパキッとシャープに。
 
X-H2+XF10-24mm F4 R OIS WR スナップ

焦点距離:10mm / 絞り:F8 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:250 / 使用機材:X-H2 + フジノン XF10-24mm F4 R OIS WR

 
思いがけず見つけた長所を堪能するため、色々と試してみました。
今度は広角端で、しかもF8まで絞っています。
その状態で思い切り寄れば、流石に嫌なにじみが出るか・・・?と思いましたが、涼しい顔でクリアしてしまいました。
 

X-H2+XF10-24mm F4 R OIS WR 風景

焦点距離:24mm / 絞り:F6.4 / シャッタースピード:1/15秒 / ISO:250 / 使用機材:X-H2 + フジノン XF10-24mm F4 R OIS WR

 
夢中になって撮り続け、気が付けば日が傾き始めていました。
冬は日照時間が短くてかないません。急いで次の目的地に向かいます。
やきもきしながら車を走らせ、森の中に打ち捨てられたオート三輪にたどり着いた時には、既に午後3時半をまわっていました。

もたもたしていると暗くなってしまいます。
X-H2は高感度に弱いカメラではありませんが、それでも可能な限り低感度で撮りたいのでISO:250でトライ。
その結果シャッタースピードは1/15になってしまいましたが、手振れ補正の協調制御が良い仕事をしてくれ、ピタッと止めてくれました。
等倍鑑賞しても一切のブレが認められず、これには思わずにっこり。

 
X-H2+XF10-24mm F4 R OIS WR 風景

焦点距離:24mm / 絞り:F6.4 / シャッタースピード:1/15秒 / ISO:250 / 使用機材:X-H2 + フジノン XF10-24mm F4 R OIS WR

 
そのオート三輪の場所から振り返ると、向こうに奥多摩湖が見えます。
普段はもっと水位が高いのですが、この日は貯水量が心配になるほど低かったのが印象的でした。
周囲には葉を落とした木や枯草が広がり、どことなく寂しい雰囲気が漂っています。
そこで敢えてベルビアを使うことにより、強く重いイメージで仕上げてみました。

さて、枝と空の境目には色収差が見受けられます。
とはいえ背後の空が白飛びしていますので、これほどの輝度差があれば致し方ないと思います。
むしろ右下(最周辺部)の草が劣化なくシャープに写っていることに驚きです。
 

・・・

実際に使用してみて、年数を感じさせないその写りに感銘を受けました。
いたずらにカチコチ・シャープにするのではなく、ボケのスムーズさやトーンの広さも重視し、トータルでの写りの品質を確保。
その結果、昨今のレンズとは一味違う替えのきかない魅力を手に入れています。

本記事のタイトルにもいたしましたが、FUJIFILMのレンズは未来を見据えて造られていると感じます。
メーカー自ら「10年後も、色褪せないパフォーマンスを」と謳っている新世代の1.4シリーズ
○XF18mm F1.4 R LM WR
○XF23mm F1.4 R LM WR
○XF33mm F1.4 R LM WR
はもちろんのこと、今回取り上げたXF10-24mm F4 R OIS WRや神レンズと大人気のXF35mm F1.4 R、さらには・・・

①XF18mm F2 R・・・海外の方に大人気のパンケーキレンズです。極薄の鏡筒ながら絞りリングを搭載し操作性も◎、角型フードでルックスも良い。

【FUJIFILM】旅するカメラ。三浦半島を広角レンズで切り取る休日。

②XF56mm F1.2 R(APD)・・・新型が発売した今でも、APD版は唯一無二。ポートレートで柔らかさと解像力のバランスが必要なシーンで選ばれ続けています。

【FUJIFILM】唯一無二のなめらかなボケを楽しめる名レンズ「フジノン XF56mm F1.2 R APD」と過ごす日常。

③XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS ・・・後継機(XF16-50mm F2.8-4.8 R LM WR)には無い光学式手振れ補正を搭載しており、X-M5等のボディ内手ブレ補正非搭載のカメラでも安心。必要十分な焦点距離と明るめのF値で、Xマウントの純正ズームレンズではトップクラスの販売数を誇ります。

【FUJIFILM】 秋の里山を歩く – X-E4で捉える里山の風景

・・・などなど、登場から10年以上経過しても魅力的なレンズが盛りだくさんです。
物価が上がり続ける現代において、一つのレンズを使い続けられるというのは本当にうれしいことではないでしょうか。
 
新型が出ても価値を失わないどころか、以前より人気が出てしまうこともあるFUJIFILM。
その根底には、カメラをただの道具ではなく、愛着を持って使ってほしいというメーカーの願いが隠れているのかもしれないと感じた数日間でした。
 
 

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[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:26年01月03日 17時04分 ]

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