
FUJIFILMのラージフォーマット搭載機、GFXシリーズ。
今までAPS-Cセンサー搭載のXシリーズが好きでよく使っていたのですが、GFXはなかなか触れる機会がありませんでした。
しかし同じFUJIFILM製のカメラということでGFXの存在はずっと気になっていたため、今回実際に試してみることにしました。
使用した機材はGFX 100S IIとGF55mm F1.7 R WR。
撮影した日はあいにくの雨模様だったことと静物を被写体にする予定だったので、連写や動画性能は少し抑えつつフラッグシップモデルよりも軽量コンパクトなGFX100S IIをボディに、レンズは防塵防滴性能を備えている標準単焦点のGF55mm F1.7 R WRを選択しました。


操作性に関してはX-TのモデルがISO感度やシャッタースピードなどの専用ダイヤルがありクラシックなデザインになっているのに対し、今回使用したGFX100S IIはミラーレス機らしいデザインを持っており、Xシリーズの中ではX-Hのモデルに近い感覚で使用できました。
重量はボディが約883g、レンズが約780gと合わせて1.7kg弱となりますが、深めのグリップの形状に加え本体ラバーにBISHAMON-TEX(TM)という素材も合わさることでグリップ感が良くなり、数値上で受ける印象よりも重量感は感じにくいです。


たくさんの光が取りこめるラージフォーマットのセンサーに加えて、GFシリーズの中ではもっとも明るい開放F1.7のF値を持つ今回の組み合わせ。
被写界深度が浅くなり、背景に大きく滑らかなボケを生み出してくれるので被写体に立体感をもたらします。
その一方でピント面の解像感もしっかりしており、ウツボカズラについた水滴もくっきりと描写してくれます。


55mmのレンズではありますが、センサーサイズが大きいので35mm判換算では44mm相当の人の視野に近い標準レンズとなります。
スイレンの花とバナナを撮影しましたが、そこだけをこのレンズで切り取るには被写体までの距離が遠く、焦点距離が足りなかったので後からトリミングをしてみました。
流石は1億2百万画素を誇るセンサーだけあってトリミング耐性も十分です。スイレンの方がISO400、バナナの方がISO80とISO感度が低めなこともありますがノイズや粗さは気になりません。
しかしながら撮影したデータはかなり大きくなってしまうので、ストレスなく使用するためには容量の大きく書き込み速度の速いメモリーカードを使用したり、処理速度の速いPCで編集するなどの工夫は必要になってきます。


12月なのでクリスマス仕様の飾りつけになっていました。
Xシリーズとの描写の比較で一番違うなと実感したのはその階調性で、FUJIFILMならではの色作りは残しつつも、さらに豊かな色表現を実現しています。
特にシャドウ部に関しては粘ってくれるため少し露出をアンダーにしても黒ツブレが少なく、後から編集で持ち上げることも可能です。

上の写真からは趣向を変えてフィルムシミュレーションをスタンダードからクラシックネガに変更しました。
GFX 100S IIでは全20種の中から選択可能で、その中でも低彩度かつハイコントラストの少し落ち着いた空気感を持つクラシックネガは筆者が好きなフィルムシミュレーションの1つです。


薄紅色の小さな花は開放のF1.7で撮影。雨粒の水滴がきらきらと反射して綺麗でした。
あとから調べてみるとギョウリュウバイという植物で、冬から春にかけて小さな花をたくさんつけるようです。
フィルムシミュレーションの影響で、実際に目で見るのとは少し赤みが変わっているように感じます。


降っていた雨も落ち着き、海が近かったので移動してマリーナへ。
普段軽いボディ・レンズを使用している身からするとやはり重さと大きさは長時間の撮影時において大事な要素にはなってきますが、ラージフォーマットによる表現力はそこを加味してでも代えがたいものがあると実感しました。
また、今回の組み合わせは2026年1月12日(月・祝)までのご購入でキャッシュバックの対象になっており、レンズ単体では50,000円、ボディとの同時購入では150,000円のキャッシュバックが受けられるので、今ならお得にご購入いただけます。
ぜひこの機会にラージフォーマットの世界を体験してみてください。
▼その他キャッシュバック対象レンズの紹介記事はこちら▼
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