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【FUJIFILM】画質を諦めることなく、最高峰の機動力を得られるカメラとレンズの組み合わせ。

【FUJIFILM】画質を諦めることなく、最高峰の機動力を得られるカメラとレンズの組み合わせ。

FUJIFILM X-H2+XF16-80mmF4 R OIS WR 花

初夏の訪れを告げる花の祭典、茨城県潮来市の「水郷潮来あやめまつり」が今年も開催されています。

今回は、FUJIFILMのAPS-Cフラッグシップ機である「X-H2」と、トラベルズームの定番「XF16-80mmF4 R OIS WR」の組み合わせで現地の撮影に臨みました。

昭和から続く歴史ある水郷の情緒を交えながら、この機材の組み合わせで撮影した写真をご覧いただきたいと思います。

FUJIFILM X-H2+XF16-80mmF4 R OIS WR 花

75回の歴史を数える「水郷潮来あやめまつり」の開催地である「日本三大水郷」のひとつである潮来。
この時期に訪れるべき魅力について少し触れておきます。

昭和27年に始まった「水郷潮来あやめまつり」は、今年で第75回を迎える非常に歴史あるイベントです。かつてこの地域は縦横に水路が走り、人々の移動や物資の運搬には「ろ舟(サッパ舟)」と呼ばれる手漕ぎの舟が日常的に使われていました。

昭和30年代前半までは、花嫁が嫁ぎ先へ向かう際にもこの舟が使われており、その伝統を今に伝える「嫁入り舟」の再現行事は、現代でもあやめまつりの象徴的な見どころとなっています。

園内には、約500種100万株のあやめ(花菖蒲)が植えられており、5月下旬から6月中旬にかけて見頃を迎えます。水辺の緑と、白や紫のグラデーション、そして木造の建築物が織りなす風景は、写真撮影において非常に被写体豊かなスポットです。

FUJIFILM X-H2+XF16-80mmF4 R OIS WR 花

今回用意した機材について、少し触れていきたいと思います。

「FUJIFILM X-H2」は裏面照射型・約4020万画素の「X-Trans CMOS 5 HR」センサーを搭載した高画素モデルです。
「APS-Cで4000万画素を超えると画質やノイズはどうなのか」という懸念を持たれる方も多いですが、最新の画像処理エンジンとの組み合わせにより、日中の風景撮影における解像感はフルサイズ機に引けを取りません。また、最大7.0段のボディ内手ブレ補正(IBIS)が静止画撮影を強力にサポートします。

「XF16-80mmF4 R OIS WR」はフルサイズ換算で24mmから120mm相当までをカバーする5倍ズームレンズです。
開放F値はズーム全域でF4通し。レンズ単体で6.0段分の手ブレ補正を搭載しており、防塵防滴・-10℃の耐低温構造を持つため、水辺での撮影や急な天候変化でも安心して使用できます。また、ズーム全域で最短撮影距離35cmまで寄れる点も、花のクローズアップ撮影においてとても有利な点になります。

FUJIFILM X-H2+XF16-80mmF4 R OIS WR 花

ここからは、FUJIFILMの特徴である「フィルムシミュレーション」の表現力を見ていきます。
まずは1997年に発売されたプロ用カラーリバーサルフィルムを基に作られた「ASTIA(アスティア)」を使用しました。落ち着いたトーンでありながら、肌色や中間色の発色が良く、ハナショウブ特有の「深い紫色」を飽和させずにしっとりと描写するのに適しています。

FUJIFILM X-H2+XF16-80mmF4 R OIS WR 花

広角側を使用し、園内の広がりと奥に佇む水郷の景観を1枚に収めました。
満開の見ごろを迎え、数えきれないほどのあやめが圧巻です。
高画素機の強みを発揮し、それぞれのあやめが、しっかりと描き切れるのが魅力です。

FUJIFILM X-H2+XF16-80mmF4 R OIS WR 花

望遠端までズームし、ハナショウブの特徴である「花弁の根元の黄色い筋」にフォーカス。
最短撮影距離35cmという近接性能のおかげで、レンズを交換することなく被写体に迫るマクロレンズの様な用途の撮影が可能です。ピント面のシャープさと、背景の滑らかなボケ味のバランスが良く、レンズの素性の良さが窺えます。
明るすぎず暗すぎずという開放値F4固定のレンズなので自然で気持ちの良いボケが得られます。

FUJIFILM X-H2+XF16-80mmF4 R OIS WR 花

FUJIFILM X-H2+XF16-80mmF4 R OIS WR 花

潮来ゆかりの「潮来笠」の銅像を、手前の花越しに縦位置で捉えました。
銅像のブロンズの質感や、背景の和風建築の瓦屋根にアスティアは非常に自然にマッチングしているかと思います。

FUJIFILM X-H2+XF16-80mmF4 R OIS WR 花

ここからは水郷の情緒をエモーショナルに切り取る「CLASSIC Neg.」へと切り替えてみます。

このフィルムシミュレーションは、何を撮っても一目でそれとわかる強烈な個性を持つ、FUJIFILMの代名詞のような存在だと思います。
まるで遠い昔にタイムスリップしたかのようなこの色で、梅雨入り前の潮来の景色をどう撮ろうか。
ワクワクしつつ、歩を進めます。

FUJIFILM X-H2+XF16-80mmF4 R OIS WR 花

「潮来」の文字が印象的な暖簾とのぼりがはためく通路です。
CLASSIC Neg.は、こうした日常の何気ないスナップを作品調に仕上げる力を持っています。

FUJIFILM X-H2+XF16-80mmF4 R OIS WR 花

FUJIFILM X-H2+XF16-80mmF4 R OIS WR 花

FUJIFILM X-H2+XF16-80mmF4 R OIS WR 花

先に写したアスティアとは、また違った古き時代を感じさせ、シャープさを和らげて落ち着いた雰囲気を写し出していると感じます。
現代のデジタルカメラでありながら、フィルム時代のような情緒を感じさせる仕上がりです。
ここ、潮来ののんびりとした情景に非常にマッチしているのではないでしょうか。

FUJIFILM X-H2+XF16-80mmF4 R OIS WR 花

FUJIFILM X-H2+XF16-80mmF4 R OIS WR 花

FUJIFILM X-H2+XF16-80mmF4 R OIS WR 花

FUJIFILM X-H2+XF16-80mmF4 R OIS WR 花

今回、潮来あやめまつりを一通り撮影してみて感じたのは、「画質を諦めることなく、最高峰の機動力を得られる組み合わせ」であるということです。

高画素機であるX-H2の性能を完全に引き出すには、一般的には単焦点レンズやレッドバッジ(高級ズーム)が推奨されることが多いですが、この「XF16-80mmF4 R OIS WR」も十分以上のシャープさを持っていることが作例からもお分かりいただけると思います。

何より、人が多く身動きが取りにくい観光地において、「レンズ交換なしで、広角・望遠・マクロまでをハイレベルにこなせる」というアドバンテージは、シャッターチャンスを逃さないという意味で非常に大きな価値があります。

これから旅行や風景撮影用のシステムをお探しの方にとって、この「X-H2+XF16-80mmF4 R OIS WR」は、信頼できる選択肢の一つになるはずです。


 

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[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:26年06月03日 19時20分 ]

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