いつもマップカメラスタッフブログ「The MapTimes」をご覧いただきまして誠にありがとうございます。
6/1は「写真の日」ということで、6月中は連日特集ブログを掲載していこうと思います。ぜひお楽しみください。
出先や通勤の帰り道。
一日が終わりに向かっている時に撮る写真は後から見返してみると、撮った当初とは少し違った印象を感じる時があります。
単純に楽しい思い出があったり、感慨深くなったり。
何気なく撮った写真ですが、今見ると自分なりに考えてしまう。
そんな写真を並べてみました。
SIGMA fp + Carl Zeiss Jena Flektogon 35mm F2.4
せわしくなく躍動し続ける街・新宿。
絶えずに人と物が行き交う姿は、さながら血液が体中を巡っているようです。
街は生き物。新宿を見ているとそのように感じることが多々あります。
SIGMA fp + Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZE
『SIGMA fp』を使っている時はアスペクト比21:9に変えてみたり。
気ままに、気紛れにシャッターを押すのも良いものです。
SIGMA fp + Carl Zeiss Jena Flektogon 35mm F2.4
学生時代の頃から何度も往復した秋葉原・お茶の水エリア。
電気街のジャンク感やお茶の水~神田辺りで感じられた下町情緒も徐々に姿を変えています。
不意に感じる変化を寂しいと思う時もありますが、所々で感じる懐かしさはいつでも胸中に。
街が変わったのか自分が変わったのか。それとも、両方とも変わったのか。
いつかその答えが分かると良いな、と思います。
SIGMA fp + Carl Zeiss Jena Flektogon 35mm F2.4
最寄り駅のひとつ手前から、カメラを片手に歩いて帰ることを日課にしています。
ここは漁師町として栄え、つい最近までは魚市場もありました。
今では再開発も進み街並みも大分変ってしまったようですが、小さな漁船がちらほらと。
かつての面影を垣間見ながら変化していく街を写真におさめていきます
Leica SL2-S + SIGMA Contemporary 65mm F2 DG DN
RICOH GR IIIx
雨の日でも片手でスナップ撮影ができる『GR IIIx』。
光に反射した路面と雨粒のコントラストはお気に入りのシチュエーションです。
つい写真を撮るのに熱中してしまって、いつの間にか足下がずぶ濡れ、ということも。
RICOH GR IIIx
カラーで撮る海が美しいのは言うまでもありませんが、モノクロで撮るのもまた味わいがあるもの。
モノクロの海といえばフェデリコ・フェリーニ監督作の「道(原題:La Strada)」が思い浮かびます。
ラストシーンで海岸が映るのですが、出演者の演技や淡くも美しい映像は幼少時に見た時からずっと脳裏に焼き付いて離れません。
自分もいつかあの映画のような写真を撮りたいと思っています。
「写真の日」から始まる6月も数日で季節を先に進めます。大切な写真と思いをスタッフが綴る【写真の日】の連載も残り数回。
どうぞ、最後までお楽しみに。