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【タイムズフォト】GH1+オールドレンズで動画スナップに挑戦!

念願の「バルナック」を手に、最近すっかりフィルム三昧のパウセカムイです。
前の記事にも書いたとおり、なかなか休日に好きなところに撮りに行けない私にとって、
就業中のお昼休みは貴重な撮影のチャンス。
昨日は新宿御苑方面、今日は中央公園というようにちょくちょく撮影に行っています。

持って行くカメラも、最近でこそレンジファインダーフィルムカメラばかりですが、
その前は中判、マイクロフォーサーズ+マウントアダプターなどなど。
しかし結局のところ撮影に行く先がどこも何度も行っている場所なのでカメラで変化をつけても新鮮さ不足は否めません。

何か目新しいコトないかな~と考えていたところ、
まだ「オールドMFレンズでの動画撮影」というのはやっていない事に気づき、早速実行。
最近すっかりお買い得になってきた「動画一眼」Panasonic GH1とマウントアダプターLeicaL-M4/3、C/Y-M4/3を手に
昼休み「動画スナップ」撮影に挑戦してみました。

「動画」というと、やってみたかった事がひとつあります。それは「ピント送り」というもの。
手前から奥、または奥から手前にピントの位置を移動させるテクニックです。
具体例をあげると・・
「甲子園の高校野球中継、激しい雨で試合は中断中。金網に光る水滴のアップ、と思うとあっという間に水滴はボケて奥で行われているグラウンド整備にフォーカス」
というアレです。
何度となくミニDVなどのホームムービーなどで試してみたのですが、思ったような効果が得られた事はありませんでした。

そんな「ピント送り」に挑戦してみた動画スナップがこれ。
題して「シンジュクフラワーズ 2010夏」です。

今回の使用レンズはY/Cマウントのディスタゴン35mm f2.8と最近お気に入りのLマウント エルマー90mm f4。
自然なピント送りのためにはフォーカス地点Aからフォーカス地点Bまで一定の速度で一気にぐいーんとピントリングを回さなければなりません。
三脚に固定し背面のフリーアングル液晶を見て、あらかじめ2つのフォーカスポイントを決め、動画スタートボタンを押したらタイミングを測って一気にピントリングを回す、という手法で撮影。
大きなボケを得るため、絞りは基本的に開放です。
スムーズなヘリコイドの動きに定評のあるコンタックスの35mmは、その点バッチリ。
スムーズな「ピント送り」で狙い通りの画像を撮ることが出来ました。

しかし太古のレンズであるエルマー90mmの方は・・
回転角の大きい回転式ヘリコイドでピントリングより前の部分が回転しながら盛大に繰り出されます。
しかもヘリコイドの動きが硬くなっているので大変です。(暑さのせいか、だんだん柔らかくなってきましたが)
手首を返して一気にピントを移動させるのはなかなかの難業でした。
赤い花のアップから奥の彫刻へピント送りをした画像がエルマーで撮った部分です。
ちょっとブレてしまっていますね。

しかしヤシコンディスタゴンのボケ味、動画で見てもなかなかです。

太古のMFレンズでデジタル画像を撮影できるだけでなく、動画まで撮る事が出来る。
一粒で何度でも美味しいマイクロフォーサーズマウントは
銀塩、デジタル時代の狭間に生きる私たちに写真の神様がくれたプレゼントなのかもしれません。

マイクロフォーサーズ機というとGF1やOLYMPUS PEN勢がクローズアップされる事が多いですが、
Panasonic G 、GH独自のフリーアングル液晶モニターも、特に三脚に固定してローアングルで動画を撮るような場合には非常に便利です。

ライカL、Mマウントを初めとしたオールドレンズを楽しめるだけではなく
専用レンズとの組み合わせでホームビデオとしても十分使える「動画一眼」LUMIX GH1も、最新機種のLUMIX G2も中古なら大変お買い得。

マイクロフォーサーズ機をお探しの皆様。Panasonicの「G」や「GH」もなかなかです。

GH1



今回の使用機材

Panasonic Lumix GH1


LEITZ Elmar 90mm f4


CONTAX Distagon 35mm f2.8


Lumix GH1のショッピングはこちら
Lumix G2のショッピングはこちら
LUMIX Gシリーズは>>マップカメラ2号店3階

[ Category:Panasonic | 掲載日時:10年07月26日 14時08分 ]

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