【RICOH】GRIIIで見届けたスカイツリー×ブルーインパルス
この夏の話題となったスポーツの祭典。
その開会を記念して、ブルーインパルスの展示飛行が行われました。
一生に一度、見れるか見れないかの機会なのではと撮影に向かうも、手元にあるカメラは『RICOH GRIII』のみ。
望遠で大きく映し出すことが叶わないなら、せめて画になるところへ行きたい。
という事で、浅草へ来てみました。「ポジフィルム調」が似合う街、浅草。
この時はちょっとだけ青空が垣間見えていたのですが、この後どんどんと雲に覆われてしまいます。
そうしてやってきたのは東京スカイツリー付近。
良く見える場所には見ている方が散見されたので、穴場スポットを探します。
余談ですが、私は「Fnボタン」にクロップ機能を割り当てています。
元々28mmの単焦点なのですが、一度押すと35mm、二度押すと50mmに画角が変わります。
ただし、これは28mmの画角からその画角に相当する部分を文字通り切り出しているので、
フル画質の24Mから35mm時は15M、50mm時は7M相当に減少されてしまいます。
この写真は50mmクロップで撮影したのですが、「良く写ってる!」と感心してしまいました。
緻密な構造のスカイツリー頭頂部のディティールをしっかり描いてくれていると思います。
そんなこんなでのんびり待っていると、遂にその時が訪れました。
遠くから聞こえるジェット音に緊張しながら一瞬に合わせてシャッターを切る…っ!!
いやブルーインパルス速い!速いです!まさかの通り過ぎてしまっていました…悲しい…
しかも慌てていたのでピントもずれています…自省のミスショット掲載です。
さて、どうしてこんなミスをしてしまったかと言うと、
実は試運転で持ち出したMINOLTAのフィルムカメラでも撮影していたからなんです。
もちろん言い訳にはなりませんが、両手持ちで撮っていたもう片方を現像しました。
よかった、こちらはちゃんと編隊飛行しているブルーインパルスが写っていました。
ISO感度200の「Kodak GOLD」を使用しての撮影でしたので粒状感が良く出ています。
惜しむらくはやはり曇天ゆえのコントラストの低さ。なかなかシチュエーションに恵まれません。
せっかくなので家路につきながらフィルムでスナップ撮影もしました。
コンパクトな『RICOH GRIII』との組み合わせならカメラ二台体制でもかさばらなくていいです。
最後に、これは先月の飛行時に都庁前でやはり『RICOH GRIII』で撮影した一枚です。
この時のように青空がのぞいていると良かったのですが、これもまた時の運。
反省点は沢山あるものの、貴重な瞬間をファインダー越しに脳裏に焼き付けることができ良い経験となりました。