
【HASSELBLAD】ミニマルな北欧デザインに驚異の描写力。まず相棒にしたいレンズ5選!

スウェーデンに拠点を置くハッセルブラッドと言えば、X2DII 100Cをはじめとした中判ミラーレスカメラ。
シャッターを切ってモニターに映し出される写真は自然で美しく、日常の光景がまるで映画のワンシーンのように生まれ変わります。
また、ボディは質感の伝わるアルミ削り出しになっており、カラーも落ち着いたトーンを採用。操作ボタンも最小限に抑えられている事からヨーロッパらしいミニマムなデザインに仕上げられております。
そんな高級感漂うハッセルブラッドのカメラを手に入れたら、次に欲しいのはレンズ。
しかし、数多くあるレンズの中から記念すべき最初の一本を選ぶのはなかなか難しいところ。
今回はそんなハッセルブラッドのXシステムのレンズから、まず相棒にしたいレンズを5本紹介します。
HASSELBLAD XCD 55mm F2.5 V
見たままを切り取る。
ハッセルブラッドXシステムの中でも一番自然な距離感で撮影できる標準レンズ。
・2022年9月9日発売
・フルサイズ換算で約43mmの焦点距離
・重さは372g
まずご紹介するのは、ハッセルブラッドのXシステムの中でも一番自然な距離感で撮影できる『HASSELBLAD XCD 55mm F2.5 V』。フルサイズ換算で約43mmの焦点距離で撮影できるレンズです。
この焦点距離は人間の自然な視野に近いと言われており、手に取った方が直感的に良いと思った場面を上手く切り取ることが出来ます。

1億画素ならではの諧調表現が伝わってくる一枚。僅かに陽がこぼれて、それによってできた影までもが美しく感じます。
ハッセルブラッドには独自のナチュラルカラーソリューション(HNCS)というものがあり、これによって自然な色で写真を仕上げることが可能となっております。人の視野に近い自然な距離感で撮影できるからこそ、ここぞという時にシャッターを切ることが出来るのは本レンズの強みと言えるかもしれません。

本レンズの最短撮影距離は45cm。そのため写真のような植物にも目一杯近づいて撮影することができるため、中判センサーならではの解像力を堪能できます。筆者はこれまで雨の日にカメラを持ち運ぶことはあまりなかったのですが、手に取ってからはカメラを持ち運びたくなり、葉の質感や雨模様を捉えたくなるような欲求に駆られることが多くなりました。
HASSELBLAD XCD 45mm F4 P

携帯性重視ならコレ。
気軽に持ち運びできるスナップシューターレンズ。
・2020年1月31日発売
・フルサイズ換算で約36mmの焦点距離
・重さは320g
続いては、中判カメラならではの描写を楽しみたいけど、荷物はなるべく軽くして撮影に挑みたい方におすすめなレンズです。
『HASSELBLAD XCD 45mm F4 P』は重さが320gで、本日ご紹介するレンズの中では最軽量。レンズ自体もコンパクトなため持ち運びにも便利な一本です。

ハッセルブラッドXシステムの中でも一味異なる描写を味わうことのできる本レンズ。ピント面はハッセルブラッドらしい解像力を感じますが、僅かに周辺減光が起こっているのが分かります。現行品でありながら、オールドレンズのような個性を持つのが本レンズの特徴です。

コンパクトで軽量なレンズで撮影することで身体の負担が軽減し、陽が落ちても撮影を楽しむことが出来ます。
X2D II 100Cをはじめとしたハッセルブラッドの中判ミラーレスカメラは裏面照射型のセンサーを搭載しており、効率的に光を集めてくれます。そのため夕方や夜の時間帯や屋内など、比較的に光量の少ない環境でもISO感度を上げすぎずに撮影することが出来るので、低ノイズの写真に仕上がります。
HASSELBLAD XCD 90mm F2.5 V

構図を整えて被写体を際立たせる。
ポートレートや圧縮効果を狙った風景を撮影するのにおすすめなレンズ。
・2023年12月21日発売
・フルサイズ換算で約71mmの焦点距離
・重さは551g
モデルを際立たせるポートレートや背景の圧縮効果を狙ったスナップ撮影を楽しみたい方におすすめなのが『HASSELBLAD XCD 90mm F2.5V』です。
非球面レンズも採用されているので、収差の少ない解像度の高い写真を味わうことができます。

中望遠レンズでスナップ撮影というと、少々画角が狭く使いづらいのでは?という不安がありますが、実際に使ってみると写真の中の情報量を整理しながらシャッターを切れるという利点があることに気づかされます。

公園にあるような噴水も、本レンズを使うことでダイナミックな写真の主人公に生まれ変わります。
また、散歩しているときには着目しなかった水の跳ね方も、1億画素センサーの持つディテール表現を目の当たりにするとカメラに収めたくなります。
HASSELBLAD XCD 20-35mm F3.2-4.5 E

ダイナミックな風景を撮影するならコレ。
ハッセルブラッドXシステムの中で最も広角に撮影できるズームレンズ。
・2024年9月10日発売
・フルサイズ換算で約16mm~27mmの焦点距離
・重さは805g
ハッセルブラッドXシステムの中でも一番広角に撮影できるズームレンズです。重さは805gと重量感がありますが、X2D II 100CやX2D 100Cのようにグリップが深めのカメラと一緒に使うと安定感のある撮影ができます。

ハッセルブラッドらしい自然で美しい色合いと解像度があふれる一枚。
一般的に広角レンズで撮影すると、写真の四隅に歪みが発生しやすいのですが、本レンズは非球面レンズを3枚採用しております。そのため、歪みの心配は少なく、上の写真のようにスケールのある場面を切り取りたい場合に本領を発揮してくれます。

HASSELBLAD XCD 35-100mm F2.8-4 E

構図を整えて被写体を際立たせる。
ポートレートや圧縮効果を狙った風景を撮影するのにおすすめなレンズ。
・2025年8月26日発売
・フルサイズ換算で約28mm~80mmの焦点距離
・重さは894g
広角から中望遠域まで、一本で様々なシーンに対応できる万能なズームレンズです。ハッセルブラッドXシステムの中では一番焦点距離の幅が広く、F値が可変式とはいえ日中のポートレートや風景撮影では必要十分な明るさがあるため、発売して一年が経つ今でもお問い合わせが途絶えない一本です。

『HASSELBLAD XCD 20-35mm F3.2-4.5 E』と同様、非球面レンズを3枚採用しているため、最も広角側の35mmで撮影しても歪みの少ないダイナミックな撮影をすることができます。撮影環境に応じて、広角から中望遠域まで幅広く活用できるのがこのレンズの最大の魅力です。

ポートレート撮影では、モデルを際立たせるために中望遠域を使いたいところです。このレンズだとフルサイズ換算で約80mmの焦点距離で撮影できるので、ポートレートにも最適と言えます。
ただし、F値が可変式なため最もテレ側である100mmを使って撮影しようとすると開放F値が4になり、期待しているよりもボケ感がないのではないかと不安です。
しかしながら実際に試してみると、中判センサーならではの滑らかなボケ味で撮影することができ、数値以上にモデルを際立たせた写真に仕上がりました。
風景からポートレートまで活躍してくれる汎用性の高いレンズをお探しの方はこちらをおすすめします。
今回はハッセルブラッドXシステムの現行レンズの名から5本ご紹介しました。
ヨーロッパらしいシンプルで重厚感のあるハッセルブラッドの中判ミラーレスカメラ。
そんな所有欲を満たしてくれるカメラに、どのようなレンズを選ぶべきか。
この記事を参考にしていただき、皆様にとって最初の相棒選びに貢献できたら良いなと思います。



