
【HASSELBLAD】1億画素中判センサーで切り取る日常スナップ
1億画素の中判センサー、高い描写力、そして美しいデザイン。今回はHASSELBLAD X2D 100Cを携えて撮影に臨みました。
このカメラの本当の魅力を確かめるべく本記事では、スペックでは伝わらない良さを、実際の使用感や撮影体験を交えながらご紹介します。
特別な景色ではなくとも、何気なく見上げた木々や、差し込む光さえも印象的な一枚へと変えてくれる、その瞬間の空気まで写し取るような描写力こそ、HASSELBLAD X2D 100Cの大きな魅力だと撮影を始めてすぐに気づかされました。
また、少し絞り込んでの逆光撮影という厳しい光の条件下であっても、目立ったフレアやゴーストはほとんど見られませんでした。コントラストが低下することなく鮮明でヌケが良い、その場の美しい光をクリアに切り取ってくれます。
この豊かな空気感を生み出すベースとなっているのが、光を捉える面が圧倒的に広い1億画素 中判 裏面照射型(BSI)CMOSセンサーです。
撮影した画像をパソコンの大画面で等倍に拡大しても、輪郭が破綻することなくどこまでもシャープ。単に「解像している」というだけでなく、被写体の持つ質感や、その場の立体感までもが画面から伝わってきます。
こうした1億画素の超高解像な撮影を、根底から強力に支えてくれるのが「5軸最大7段の手ぶれ補正機構」です。中判でありながら三脚に縛られず、手持ちでテンポよくスナップできる軽快さは大きな強みです。
今回の撮影で使用したレンズは、「XCD 55mm F2.5 V」と「XCD 90mm F2.5 V」の2本です。
55mm(35mm判換算で約43mm相当)は、人が見た景色に近い自然な視野で、その場の空気感を素直に表現できる標準レンズ。
一方の90mm(35mm判換算で約71mm相当)は、被写体を引き立て、美しいボケ味とともに印象的なディテールを切り取れる中望遠レンズです。
これら最高峰のレンズと1億画素センサーの組み合わせで、特に驚かされたのは、線が細く繊細な被写体に対する圧倒的な解像感です。
木々の細かな枝葉や、風に揺れる草木など、従来のセンサーでは潰れてしまいがちな細部まで、一本一本が独立しているかのように鮮明に描き出されています。遠くまで続く山並みの階調や、手前の木々の細かなディテールまで丁寧に描き分けてくれる表現力は、このシステムならではの贅沢な体験です。
ボディ内に1TBの大容量SSDが標準搭載されているのも嬉しい点です。万が一、うっかり記録メディアを入れ忘れて撮影に出てしまっても安心です。RAW形式のみで写真を撮影した場合、約4600枚の写真を保存でき、JPG形式でのみ写真を撮影した場合、約13800枚の写真を保存できます。撮影枚数がかさんだ場合でも、1TBのおかげで非常に心強いです。
「HASSELBLAD X2D 100C」は撮影を急かすカメラではありません。
一枚一枚と向き合い、光や構図を考えながらシャッターを切る。そのゆったりとした豊かな時間も、このカメラが与えてくれる大切な魅力の一つです。
▼関連記事はこちら▼
Webからの注文で保証が2年!
中古はこちらから!



