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【HASSELBLAD】月面探査撮影のDNAが手の中に。贅沢なお散歩カメラで日常を切り取る休日。

【HASSELBLAD】月面探査撮影のDNAが手の中に。贅沢なお散歩カメラで日常を切り取る休日。

HASSELBLAD。
1969年7月20日。アポロ11号が月面に着陸したという歴史的瞬間を記録したのが、このメーカーのカメラでした。
人類が歴史上初めて月面に降り立ったこの日は、まさに写真史に大きく名前が刻み込まれた瞬間と言えるでしょう。

そして現在。そんな歴史のあるHASSELBLADのカメラは私たちでも使えるようになっております。
今回紹介するのは『HASSELBLAD X2D 100C』。HASSELBLADの中判ミラーレスカメラです。
写真の歴史に1ページを刻んだメーカーのカメラで、一体どのような写真が撮れるのでしょうか。
今回は標準レンズ『HASSELBLAD XCD 55mm F2.5 V』と共に撮影していこうと思います。

HASSELBLAD X2D 100Cで撮影した雨粒の乗った植物F2.5 1/250秒 ISO64

この日はあいにくの雨。植物に付着している雨粒の多さから、激しい雨であることがうかがえます。
本カメラには1億画素の中判裏面照射型CMOSセンサーが搭載されており、16bitの色深度で281兆もの色を表現することができます。
そのため、普段私たちが肉眼で見るようなハイライト部からシャドウ部までの繊細なディテールを忠実に捉えることが可能です。
写真では葉っぱ一枚一枚の質感だけではなく、雨粒によって変化する光の反射具合まで鮮明に表現されていることが分かります。

HASSELBLAD X2D 100Cによるモニュメントを撮影した写真F11 1/60秒 ISO800

ハッセルブラッドには独自のカラーマネジメントシステム「ハッセルブラッド ナチュラルカラーソリューション(HNCS)」があります。
この技術により、現実に忠実かつ正確な色を細部まで滑らかな階調で表現でき、私たちが目の前で感動した情景をそのままの色彩で高解像度に記録できるわけです。

HASSELBLAD X2D 100Cによる傘に付着した水滴の写真F11 1/90秒 ISO800

HASSELBLAD X2D 100Cによる水紋のある水たまりの写真F2.5 1/350秒 ISO200

次は敢えてモノクロで現像した写真です。
色という情報を断つことで、光の当たり方と被写体に落ちる影だけを頼りにする、写真撮影の本質とも言えるアプローチ。
普段は見過ごしてしまう場所も、モノクロだからこそ活きてくるロケーションが多くあることに気付かされました。
特に本カメラは、市場に流通しているカメラの中でもひと際高い1億画素という解像度を持つため、白黒のグラデーションの中にある繊細なディテールまで表現してくれるカメラであると改めて気づかされました。

木の質感が伝わるHASSELBLAD X2D 100Cの描写力F2.5 1/60秒 ISO64

1億画素もあると、トリミングも大胆に行うことができます。
本カメラにはクロップモードという機能があり、お好みの比率でクロップ撮影を行うことが可能です。
HASSELBLADの代名詞とも言える中判フィルムカメラの規格、「6×6」フォーマットで撮影してみました。
一般的な2000〜3000万画素台のカメラですと、大きくクロップやトリミングを行うと解像感が損なわれがちですが、こちらのカメラではその心配は無用です。

HASSELBLAD X2D 100Cで撮影した時計F2.5 1/60秒 ISO1600
HASSELBLAD X2D 100Cで撮影したダイヤモンドF4 1/60秒 ISO1600

雨の日ですとやはり屋内での撮影が多くなるもの。カフェでのテーブルフォトや展示場での撮影が中心になります。
その時に心配になるのが採光です。
屋外と比べて屋内は自然光が取り込みにくく、ISO感度を上げて露出を調整します。一般的にISO感度を上げすぎてしまうと写真にノイズが目立ってくるので、なるべく上げたくないものです。
しかし、こちらのカメラに搭載されている裏面照射型センサーはノイズ耐性に優れているため、光の入りづらい屋内でISO感度を上げてもざらつきが少なく、クリアな画質を保ったまま撮影できます。

HASSELBLAD X2D 100Cで撮影した夜景  F4 1/60秒 ISO800

夜の撮影でも、高解像度でシャープに撮影できることが確認できました。
しかし、こういった高画素機はディテールを緻密に捉えてくれる反面、ちょっとした手ブレも写真に現れやすいというシビアな一面もあります。
特に夜間の撮影となると、露出のバランスを考えた時にシャッタースピードを落とす必要があり、さらに手ブレ発生のリスクが高まります。
その点、本カメラは5軸で最大7段補正のボディ内手ブレ補正を備えており、今回の撮影のように手持ちで撮影する場面でも、手ブレを気にせず安心して撮影できます。

ネオンカラーまで捉えるHASSELBLADF2.5 1/60秒 ISO800

現在、HASSELBLADからは今回紹介したカメラの後継機にあたる『HASSELBLAD X2D II 100C』が発売されています。
AF-Cが導入されたことや、ジョイスティックが追加されたことを踏まえると、二代目の方が操作性や動体への対応力が高まったのは確かです。
しかし、今回のようにじっくりと風景やテーブルフォトに向き合いたい方にとっては、X2D 100Cの描写力とスペックでも依然として必要十分であり、圧倒的な体験をもたらしてくれると感じました。
宇宙から東京へ。
日常の何気ない瞬間を、ぜひこの贅沢なカメラで記録してみてください。

▼HASSELBLAD X2D 100Cの他の紹介記事はこちら▼

【HASSELBLAD】最もエレガントに、1億画素のポテンシャルを引き出すレンズ

▼今回紹介した機材はこちら▼



 

[ Category:etc. | 掲載日時:26年03月27日 18時30分 ]

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