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【Carl Zeiss】「MFだから」と敬遠していた私が後悔。この鮮烈な描写こそ、追い求めた理想の正体

【Carl Zeiss】「MFだから」と敬遠していた私が後悔。この鮮烈な描写こそ、追い求めた理想の正体

2025年10月にミラーレス専用レンズOtus ML 1.4/85が発売されました。一眼レフ時代から続くOtusシリーズの新作ですから注目度も高いレンズです。レンズ構成枚数は11群15枚で内非球面レンズを2枚、異常部分分散ガラスを7枚採用した豪華なレンズになります。対応マウントはSony E/ Nikon Z/ Canon RFのラインナップとなっております。

今回は日中から夜間にかけて撮影をいたしました。作例と共に当レンズの素晴らしさをご紹介いたします。

今回はRawで記録しましたがLightroom上のプロファイルは標準設定、露出や色補正は一切調整せずにJpgに書き出しを行っています。Carl Zeiss (カールツァイス) Otus ML 85mm F1.4 RF-mountで撮影した標識の写真

EOS R6 Mark III+Otus ML 85mm,1/4000,F1.4,ISO100

電車の車内から撮影してみました。ピント面を見てみると非常にシャープな描写をしています。加えてボケも非常になだらかでとろけるようなボケを演出してくれます。背景が流れたりぐるぐるボケが発生することもなく非常に使いやすく高画質なレンズです。

Carl Zeiss (カールツァイス) Otus ML 85mm F1.4 RF-mountで撮影した皇居外苑付近の標識の写真。

EOS R6 Mark III+Otus ML 85mm,1/8000,F1.8,ISO100

少し絞ってF1.8で撮影しました。大口径レンズなのでビネットが発生しておりますが、味わいがあると思います。

Otus ML 1.4/85はレンズ構成としてAPO Sonnarを採用しています。アポクロマート設計の為、フリンジといった収差が限りなく低減されています。そのため、夜間の開放での撮影でも描写が暴れることなく忠実な色再現が可能となっております。

Carl Zeiss (カールツァイス) Otus ML 85mm F1.4 RF-mountで撮影した大手町と丸の内ビル群の写真。

EOS R6 Mark III+Otus ML 85mm,1/320,F8,ISO100

今度はF8まで絞り込んで撮影してみました。ビル群の窓ガラスが一つ一つ繊細に描写されています。これはCanon純正Lレンズを上回るレベルの水準だと感じました。

ご存じの方も多いと思いますが、Otus ML 1.4/85は電子接点を搭載しているものの、AFモーターは搭載されておらずフォーカスの合わせ方はMFのみとなっております。一見撮影が難しく感じるかもしれませんが、電子接点を搭載しているためExif情報の記録やフォーカスガイドを使用することが可能です。そのため初めてのMFレンズでも安心して使用できます。

Carl Zeiss (カールツァイス) Otus ML 85mm F1.4 RF-mountで撮影した松の木の写真

EOS R6 Mark III+Otus ML 85mm,1/2500,F1.4,ISO100

85mmと聞くとポートレート撮影専用レンズと思われる方も多いと思います。被写体の歪みが低減される上に圧縮効果も得られるので画角を整えやすいというメリットがあります。このメリットはポートレート撮影に限ったメリットではないと筆者は考えています。

例えば上記の写真のように被写体の一部をアップして撮影が容易に行えます。望遠寄りの焦点距離になるので主題と副題を明確に表現しやすいのです。

Carl Zeiss (カールツァイス) Otus ML 85mm F1.4 RF-mountで撮影した東京駅丸の内駅舎の写真。

EOS R6 Mark III+Otus ML 85mm,1/640,F5.6,ISO100

普段スナップ撮影で35mmや50mmを使用しているユーザーだと画角が狭く少し慣れない焦点距離かもしれませんが、非常に面白い画角です。当レンズのみならず是非試してみてください。特に75mmレンズを使用している方は一歩前にクローズアップして被写体を撮影できるのでよりおすすめのレンズです。

Carl Zeiss (カールツァイス) Otus ML 85mm F1.4 RF-mountで撮影した木々の写真

EOS R6 Mark III+Otus ML 85mm,1/640,F5.6,ISO100

アポクロマートレンズということもあり、その性能を計るべく敢えて収差が発生しやすいシーンで撮影してみました。通常のレンズであれば葉っぱの周辺にマゼンタやシアンの色ズレが顕著に発生しますが、このレンズは周辺部に若干の収差が確認できますが、非常に優秀な補正が行われています。

Carl Zeiss (カールツァイス) Otus ML 85mm F1.4 RF-mountで撮影した上のの露天の看板

EOS R6 Mark III+Otus ML 85mm,1/60,F1.4,ISO160

場所を変えて夜間の撮影をしてみました。変な色にじみや背景が暴れることもなく非常にニュートラルな描写をしています。この描写には非常に驚きました。

Carl Zeiss (カールツァイス) Otus ML 85mm F1.4 RF-mountで撮影した上のアメ横商店街の写真。

EOS R6 Mark III+Otus ML 85mm,1/60,F1.4,ISO100

フリンジの発生具合を確認すべく夜間に開放で撮影してみました。街頭や看板の光がマゼンタやシアンに転ぶことなく収差が払拭されています。開放F値でこの描写ですから絞り込めばより良好な描写を得られるでしょう。

Carl Zeiss (カールツァイス) Otus ML 85mm F1.4 RF-mountで撮影した上野公園から上野駅を撮影した写真。

EOS R6 Mark III+Otus ML 85mm,1/6,F1.4,ISO100

こちらも同様に収差が発生しやすいシーンを想定して撮影してみました。通常のレンズであれば車のテールライトや白色の看板の文字にフリンジが発生しますが、このレンズでは全く発生していないように感じます。凄いレンズであることは間違いないです。

Carl Zeiss (カールツァイス) Otus ML 85mm F1.4 RF-mountで撮影した上野公園から御徒町方面の道路を撮影した写真。

EOS R6 Mark III+Otus ML 85mm,1/60,F1.4,ISO320

”収差無し”と断言しても良いレベルの補正度です。夜間撮影が多い方や、正確な色表現をしたい方に非常におすすめの一本です。

いかがでしたでしょうか。今回はCarl Zeiss Otus ML 85mm F1.4 RF-mountをご紹介いたしました。優れた収差補正力と開放からシャープに映る描写力が非常に印象的でCanon純正レンズと同等クラス、又はそれ以上の性能を有する素晴らしいレンズです。

【Carl Zeiss】レンズの王様が創り上げた最高峰の中望遠「Otus ML 85mm F1.4」

1020:見たまま、感じたままに描写する『 Carl Zeiss Otus ML 85mm F1.4 Z-mount 』






[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander | 掲載日時:26年02月08日 20時00分 ]

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