【Leica】M11に何つける? Kistar 40mm F2.4
ようやく供給が落ち着いてきたLeica M11に様々なレンズを付けて楽しむコーナーです。
今回使用したのは木下光学 Kistar 40mm F2.4です。
まずは一枚。
これは良い滲みです。強い光源では周囲に染み出すような滲み、これは楽しい一本です。
ピントの芯はしっかりしているため、ソフト用のレンズフィルターをかけたような仕上がりです。
開放とF8まで絞って比較してみます。
写りがシャキッとしたほか、色ノリも若干よくなっているように感じます。
開放での光が回りこむような描写は非常に美しく、これだけでこのレンズを購入する理由になってしまいます。
毎日見るような風景も、このレンズを通して見れば少しドラマチックになりそうです。
絞りの具合で描写が少しずつ変わる本レンズですが、筆者のお気に入りはF4付近です。
滲み・収差が程よくブレンドされ、開放時の「いかにも」感も薄れて非常に使いやすい一本になってくれます。
M11に是非いかがでしょうか。