
【Leica】何を買うべき?フィルム選びに迷う人に教えたい、私の日常を特別に変えた「最高の一本」
デジタルカメラが主流の中、ここ最近筆者はフィルムで撮影するが日常になりつつあります。
フィルム写真を始める前、今入手できるフィルムの銘柄を調べて、どんな写りをするのか作例を見たりインターネットに掲載されているブログを読み漁りました。
フィルム全盛期に比べ種類が減ってしまったり値段も高騰したりと、フィルム写真を気軽には楽しめなくなった昨今ですが、それでも好みのフィルムを見つけては撮影に出かけて、銘柄ごとのフィルムの違いを堪能したりしています。
今回は、筆者お気に入りのフィルムをご紹介しながらその魅力をお伝えいたします。

手放しでオススメできるフィルムとしてKodak PORTRA 400をご紹介。
Kodak PORTRA 400は世界最高の粒状性を持つKodakのプロフェッショナルフィルムのうちの一つです。
PORTRAシリーズは現在160、400、800と3種類ありますが、その中でも400という使いやすいISO感度で人気のフィルムです。
温かみのある色合い、落ち着いた色調で撮影の対象を選ばず、普段から持ち歩くのにもおすすめです。

今回の撮影に使用したものは、Leica M6 10557 ブラックとLeica アポズミクロン M35mm F2.0 ASPH. ブラック。
Leica M6 10557には、内蔵の露出計が備わっておりフィルムカメラ初心者でも安心して撮影できる優れたカメラです。
ファインダー内に表示される露出計のインジケーターを見ながら、被写体にむけてピントを合わせるのがレンジファインダーカメラの醍醐味。
装着したレンズはLeicaのラインナップ上でも、最高峰の描写性能を誇るアポズミクロン M35mm F2.0 ASPH.です。
レンズ自体が非常にコンパクトで、撮影意欲落とすことなく撮影に集中することができます。

Kodak PORTRA 400の紹介に戻りますが、自然光下での白の色合いがこのフィルムのお気に入りポイント、柔らかな光との相性が最高のフィルムです。
また発色もよく、狙った被写体の色を思い描いていた通りに描写するので、イメージとの乖離が非常に少ないのが特徴です。
色合いもフラットでマゼンタに転んだりグリーンに転んだりすることなく、正に見たままの景色をしっかりと記録する万能なフィルムと言えます。

万能なフィルムでは、面白みに欠けるのではないかと思うかもしれませんが筆者はそうではないと思います。
コダックシリーズではポートラ以外にゴールドやウルトラマックス、エクターなど様々な銘柄がありますが、必ずと言っていいほどクセがあります。
暖色気味であったり、写真全体が青みがかっていたりするなど個性的なものばかりでイメージとかけ離れてしまうことがありあます。
それらに対してポートラは実務的な描写で素直な色合いがあり、フィルムらしい粒子感も程よく残っているためバランスの取れた優れたフィルムと言えます。

フィルムカメラの中には、オートフォーカスの機能があるコンパクトフィルムカメラもありますが、ピントについては少し不安になる場面が多かったりすることがあります。
デジタルカメラでは、ピントが合っていない場合は撮り直すこともできたり写真を削除することも容易ですが、フィルムに限っては現像するまでピントがあっているか見切れているかどうかはわかりません。
そのドキドキ感がフィルムならではの楽しみだと思いますし、仮にピントが甘かったり合っていなくてもそれも一つの思い出だと筆者は思います。

今回の撮影では曇り空が多いシチュエーションでしたが、ポートラ400は肉眼で見たままの自然なコントラストで、苔や葉の細かな緑の違いまで素直に、忠実に写し撮ってくれます。
晴れの日のエモい暖色だけでなく、豊かな階調で『優しく包み込むような空気感』で日常に一さじの淡い魔法をかけてくれるような質感を、ぜひ体験してみてください。
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