StockShot

  • タグ一覧
  • 検索
【Laowa/SONY】超望遠単焦点の世界に現れた黒船。”200mm F2 AF FF”レビュー

【Laowa/SONY】超望遠単焦点の世界に現れた黒船。”200mm F2 AF FF”レビュー

これまで200mm F2というスペックのレンズは、古くMF時代ではニコンやコンタックスといったところ、また一眼レフ時代にはAF化されたニコンやキヤノンのものがあり、そのどれもが室内スポーツや報道など、プロのカメラマンの使用を強く意識したものでした。
そんな中で昨年発売となったのが「SIGMA Sports 200mm F2 DG OS」。ミラーレス一眼専用設計として一眼レフ時代から大きな軽量化を実現し、衝撃を与えました。
ミラーレス時代に新たなステージを迎えた200mm F2。そして2026年1月23日に発売となった、Laowaの200mm F2 AF FFが今回の主役です。

Laowa 200mm F2 AF FF ソニーE用の外観

では早速その外観を見ていきます。
他のレンズには見られないような青みがかったグレーの鏡筒が目を引きます。これは近年発売となった他のLaowa製AFレンズと共通化されたデザインです。

Laowa 200mm F2 AF FF ソニーE用の外観

Laowa 200mm F2 AF FF ソニーE用の外観

流石は大口径単焦点レンズといったところ、随所に高級感を感じます。

Laowa 200mm F2 AF FF ソニーE用をα7RVに装着した様子

今回はレンズの光学性能と動体性能を検証すべく、αシリーズで最大画素数となる有効約6100万画素フルサイズセンサーとAIプロセシングユニットを搭載したα7RVと組み合わせてみました。

SONY α7RVとLaowa 200mm F2 AF FFの組み合わせで撮影したフラミンゴ

SONY α7RV + Laowa 200mm F2 AF FF(ソニーE用) / 絞り:F2 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:100

 

まずは開放F2で撮影した作例をご紹介いたします。
金網越しでの撮影ですが、ここまで被写体との距離を取ることができれば金網は被写界深度の浅さによってほとんど写らなくなります。
レンズには無限遠から5mまでに合焦範囲を制限できるフォーカスリミッターも設けられており、機能性も良好です。また前玉には105mmのフィルターが装着可能ですが、それとは別に差し込みフィルターとして43mm径のフィルター枠も備えており、PLフィルターなどの使用時に105mmの高価なものを購入する必要がないのも良く考えられて設計されています。

SONY α7RVとLaowa 200mm F2 AF FFの組み合わせで撮影したフラミンゴ

SONY α7RV + Laowa 200mm F2 AF FF(ソニーE用) / 絞り:F2 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:160

 

続いて逆光に近いシチュエーションでも試してみます。主役を浮かび上がらせる力は流石です。解像度に関しては、F値開放ではわずかにソフトに感じますが、6100万画素のボディでも悪い感じはせず、十分表現の幅と言えると思います。

SONY α7RVとLaowa 200mm F2 AF FFの組み合わせで撮影したサル

SONY α7RV + Laowa 200mm F2 AF FF(ソニーE用) / 絞り:F2 / シャッタースピード:1/13秒 / ISO:3200

 

ここでF2のもう一つの威力をご覧いただければと思います。夜行性動物の目を傷めないような赤い光で満たされた暗闇でのカットで、肉眼でも目を凝らさなければ見つけられないような暗さでもF2という明るさを活かして撮影が楽しめました。α7RVは高画素機で本来高感度耐性は高くなくこのようなシチュエーションには不向きですが、ISO3200に抑え込むことでノイズを最小限にすることができました。
またレンズ内に手ブレ補正は搭載されていませんが、ボディ内手ブレ補正を使用することで1/13秒での手持ち撮影を可能にしています。

SONY α7RVとLaowa 200mm F2 AF FFの組み合わせで撮影したハゲワシ

SONY α7RV + Laowa 200mm F2 AF FF(ソニーE用) / 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:1600

 

ここからは絞り込んでの描写も試していきます。
こちらは1段絞ってのF2.8でのカットです。強い逆光ですが、雰囲気を残しつつも写りが破綻することはありません。
画面下には金網が光を反射して作り出した玉ボケが出ました。絞り込んでもボケが角ばることがないのは、ボケを多く使う望遠単焦点レンズとしては使い勝手が良く好印象です。

SONY α7RVとLaowa 200mm F2 AF FFの組み合わせで撮影したヘビクイワシ

SONY α7RV + Laowa 200mm F2 AF FF(ソニーE用) / 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:640

 
SONY α7RVとLaowa 200mm F2 AF FFの組み合わせで撮影したサイ

SONY α7RV + Laowa 200mm F2 AF FF(ソニーE用) / 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:500

 

解像度についても、絞り込んでいくことで向上してきます。1段ほど絞ると安定した描写になる印象です。
コントラストも向上し、6100万画素の力を最大限発揮できていると感じます。そして絞り込んでもなお立体感は保たれています。

SONY α7RVとLaowa 200mm F2 AF FFの組み合わせで撮影したレッサーパンダ

SONY α7RV + Laowa 200mm F2 AF FF(ソニーE用) / 絞り:F3.5 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:250

 

気になるAFスピードに関しては、最新の純正レンズと同等とまではいきませんが、撮影中AFの迷いや遅さが気になるシチュエーションはありませんでした。自由気ままに歩き回るレッサーパンダをAF-Cで追従しましたが、ご覧の通り瞳にピントを合わせることができました。

SONY α7RVとLaowa 200mm F2 AF FFの組み合わせで撮影したカワウソ

SONY α7RV + Laowa 200mm F2 AF FF(ソニーE用) / 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:1600

 

APS-Cクロップによって焦点距離約280mmのレンズにも早変わりします。この状態でも2400万画素ほど残っており、高画素機の懐の深さを感じます。
可愛らしい印象が先行するカワウソですが、食事となればそのイメージは一変します。鋭い牙と器用な手で獲物を逃さない様子を捉えることができました。また手前にある岩のボケが立体感を演出してくれています。


SONY α7RVとLaowa 200mm F2 AF FFの組み合わせで撮影したクマタカ

SONY α7RV + Laowa 200mm F2 AF FF(ソニーE用) / 絞り:F3.2 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:2500

 

SONY α7RVとLaowa 200mm F2 AF FFの組み合わせで撮影したアザラシ

SONY α7RV + Laowa 200mm F2 AF FF(ソニーE用) / 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:500

 

これまで想像のできなかった200mm F2というスペックをより身近にする「Laowa 200mm F2 AF FF」。今回使用したソニーEマウント用のほか、ニコンZマウント用や、さらに一眼レフのキヤノンEFマウント用もラインナップしており、キヤノンEFマウントからマウントアダプターを併用すればフジフイルムGFマウントなど、中判センサーでも活用できるというので驚きです。
F2.8通しのズームレンズとの違いは1段分。ですがこの1段の間に、超えられぬ表現と明るさの壁があります。その壁を取り払う格好のレンズ、是非一度お試しください。


他の200mm F2の紹介はこちらからご覧いただけます。

【Nikon】圧倒的なボケ量・唯一無二の望遠単焦点「200mm F2」の魅力

【SIGMA/SONY】圧倒的な描写性能と唯一無二のボケ。他の追随を許さぬ孤高のレンズ「Sports 200mm F2 DG OS」


▼Laowa 200mm F2 AF FFのご購入はこちら▼

▼使用したボディはこちら▼

[ Category:etc. SONY | 掲載日時:26年02月23日 17時31分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

中古ポイント最大10倍 お買い替えなら買取額最大20%UP

RECOMMEND

PAGE TOP