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Leica M(Typ240)で南房総を撮る。

Leica M(Typ240)で南房総を撮る。

動画撮影機能が標準装備としてある今のデジタルカメラ。

240pに始まり、360pと続き、主に480pやSDと略される、標準画質(Standard Definition)。

現在ではハイビジョンと呼ばれる(High Definition Video)、720pはもちろんのこと、

1080pやフルハイビジョン(Full High Defintion)ですら、安価なSDカードで記録ができます。

今では4K動画もYoutubeで見ることが出来たりや、Canon EOS R5やSONY α1は民生機カメラで8K動画が撮影できる時代まで来ました。

 

スチルカメラで動画撮影の機能が追い求められるこの時代ですが、今回は2013年発売のLeica M(Typ240)で動画撮影に挑戦してみました。ご覧ください。

 

Leica M (Typ240) / Summilux M28mm F1.4 / Summilux M50mm F1.4

DJI Ronin-S / marumi CREATION VARI ND

| FHD 24fps – 1/60 |

 

撮影場所は、南房総とテレビで取り上げられることもある千葉県の館山市で撮影しました。

写真はすべて動画から切り出しです。

 

動画のまず最初に登場するのは、船形山大福寺といい、崖観音で知られています。真言宗智山派に属する寺院で、境内の船形山の中腹に浮かぶ朱塗りの観音堂は「崖の観音」と呼ばれ、地元民や近隣の人たちから信心され参拝されています。

 

動画からも実感できる、崖観音を上った後の南房総の景色は春夏秋冬選ばず絶景を堪能できます。

 

動画中盤の画面右側にお城が登場します。

それが、房総の戦国大名・里見氏の居城跡を整備した城山公園です。公園の頂上に館山城と呼ばれ、なかは八犬伝博物館になっています。博物館の中は撮影できませんが、城の最上階から見る市の風景は崖の観音から反対の方角を望むことができるため、一日で海に面する館山を望むことができます。

またお城の周辺は公園になっており、春には桜を見ることができます。またお子様が遊べるアスレチックスペースもあり、老若男女問わず楽しめる場となっています。

 

 

動画終盤には、ほぼ360度に広がる海と木々のトンネルを抜けた先にはまた一面の海が望めます。

沖ノ島と呼ばれ、元々は四方を海に囲まれた沖合いに浮かぶ島でした。
その後関東大震災の影響を受け、地盤が隆起したことにより、潮の流れが変化して本土(陸地)と沖ノ島との間に砂が堆積するようになり、現在の陸繋島(地続き)が形成されました。

 

 

映像の最後に登場するのは、釣り場としても、デートスポットなどの観光地として有名で、2010年完成と観光地館山の歴史としては比較的新しい「館山港多目的桟橋」です。

晴れた日には青空と海を眺めつつ、夕方にはまぶしい日没を見ることができます。

 

いかがでしょうか。

Leica M(Typ240)を通じて南房総の良さが少しでも伝われば幸いです。

 

[ Category:etc. Leica | 掲載日時:21年04月20日 21時31分 ]

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