StockShot

  • タグ一覧
  • 検索
【Leica】Leica Looksを駆使して東京駅周辺を歩く(SL3編)

【Leica】Leica Looksを駆使して東京駅周辺を歩く(SL3編)

冬至を迎え、寒さも一段と厳しさを増してきました。
寒がりな私は、こうなるとカメラを持って外に撮影に出掛けるのもつい億劫に…
…いえ、この時期だからこそ撮れる風景もあるというもの。
意を決し、冬の街に繰り出します。もちろん、防寒対策は抜かりなく。

こんな時、大きく重たいカメラはちょっと遠慮したくなります。
そこで今回手にしたのは、Leica SL3。

…いや、大きいだろう! と思われる方も多いかと。
実際お店でも、「ライカ SLシリーズは写りがいいのは分かってるんだけど、重いからなぁ…」という声をよく聞きます。
しかし、SL3の質量はボディ単体で約853g(バッテリー含む)と、先代SL2より約66gも軽量化されています。
同クラスの日本メーカーのカメラと比べても同等、もしくは軽いくらいです。
そして、フォルムの特徴ともなっている大きなグリップはとにかくホールド性がよく、手にしっくり馴染みます。
カメラを手にしたときの印象は、数値よりもかなり軽いものに。

それでもこのカメラを大きく重いと思わせてしまうのは、ラインナップされたレンズのせいかと。
標準ズームレンズのバリオ・エルマリート SL24-90mm F2.8-4.0 ASPH.が約1140g。最新のバリオ・エルマリート SL28-70mm F2.8 ASPH.でも約572gあります。
単焦点レンズも、標準レンズとして人気の高いアポズミクロン SL50mm F2.0 ASPH.は約740gと、ボディに装着した時ずっしりとした重みを感じてしまいます。
やはり、この寒空のなか持ち出すのはちょっと…

そこで今回お供に選んだレンズは、ズミクロン SL50mm F2.0 ASPH.。
その重さ約402gと、ズミクロン SL35mm F2.0 ASPH.(約400g)と並びSLレンズ群の中でも最軽量の1本です。
ボディと合計で約1255g。先に述べた大きなグリップのおかげもあって、取り回しの良さはそれまでのSLシリーズの印象を大きく変えるものです。

・・・・・・

撮影地は、東京駅周辺。街のいたる所にクリスマス装飾が施されていました。

F2 1/200秒 ISO100 STD

まずは絞り開放で。アクリルボード越しですが、シャープさは十分。抜けの良さを感じさせます。
アポズミクロン SL50mmがいかにもライカらしい写り、どこかしっとり感を感じさせる描写なのに対し、見たままに忠実といいますか、とてもニュートラルな写りの印象を受けます。
そこが物足りないと感じてしまう方もいるようですが…

ならば、と今回はもう一つ別の楽しみ方を。

Leica SL3やQ3に搭載されたイメージプロセッサー「Maestro IV」の新たな機能としてセットされた「Leica Essential Looks」。
カメラにプリインストールされている「Leica Core Looks」とは全く異なる味付けの「Leica Essential Looks」を楽しんでみようと思います。

設定はいたって簡単。「Leica FOTOS」のアプリから6種類のルックをカメラにダウンロードできます。
しかしここで問題が。
「Leica Essential Looks」は、現在その数を増やし12種類。そして、一度にダウンロードできるのは6種類…
もちろん、撮影の途中でダウンロードしなおすことも可能ですが、それはそれでちょっと面倒。出掛ける前にセットしておきたいものです。
日本メーカーなら全部セット可能にするところでしょうが、そこはライカ。なんとも悩ましいことをしてくれます。

今回、悩みに悩んで選んだのは、以下の通り。
・Leica Bleach – BLE
・Leica TEAL – TEL
・Leica Brass – BRS
・Leica Classic – CLS
・Leica Contemporary – CNT
・Leica Eternal – ETN

F6.3 1/100秒 ISO160 ETN

こってりした色味が特徴的なEternal、絵画的な印象を与えます。

F8 1/100秒 ISO200 CLS

Classicもコントラストは高めですが色味は抑えられ、文字通り古い映画を見ているような印象。

F6.3 1/100秒 ISO800 TEL

他のルックでも撮影しましたが、Tealが一番見た感じを残しながらバランスよく味付けされていました。

F2 1/125秒 ISO100 BLE

反対にBleachはかなり彩度を落としています。緑もかなり色あせた感じで、曇天時に撮影したような印象。

F10 1/40秒 ISO1600 CNT

Contemporaryは、Eternalほどこってり感はなく適度な鮮やかさが感じられます。落書きの彩色が際立ち、モダンな感じになるから不思議です。

F9 1/10秒 ISO1000 BRS

室内の感じを見ても分かる通りウォームトーンの美しいBrass。どこか懐かしさを感じる色味です。

どれも日本メーカーのカメラに備わっているルックとは一味も二味も違います。
どこか欧州の空気感を感じると言うと言いすぎでしょうか…

ファインダーで画像を確認しながらルックを変更できるので、その場面で一番印象的なルックを選択することが可能です。
そして、これがなかなかに楽しい作業。撮る度に背面液晶で画像を確認し、「おおっ!」と嘆声をあげていました。

 

F9 1/100秒 ISO800 BRS

車が車だけになんともノスタルジックな感じに。最適のルックでした。

F2 1/100秒 ISO250 ETN

青の鮮やかさを表現したくてEternalを選択。写り込んでいる車が発進するのをずっと待っていたのですがダメでした…

F5 1/80秒 ISO1600 ETN

同じく強調したい色味があったらEternal 。

F5.6 1/1600秒 ISO100 CLS

F5.6 1/80秒 ISO1600 CNT

F5.6 1/640秒 ISO100 TEL

冬の青空を自然な感じに、Teal。

F5.6 1/400秒 ISO100 BLE

冬の乾いた空気感を出したいならBleach。

F8 1/100秒 ISO250 BRS

夕焼けにはBrass。

 

今回、「Leica Essential Looks」からモノクロのルックは選択しなかったので、「Leica Core Looks」から。

F5.6 1/100秒 ISO400 BW+HC

 

F6.3 1/100秒 ISO800 BW+NAT

ズミクロン SL50mm F2.0 ASPH.はニュートラルな写りの分、Lica Looksの効果が分かりやすく、その特性を存分に楽しむことができました。

寒い季節、取り回しの良いSL3とズミクロン SL50mm F2.0 ASPH.の組み合わせでお出掛けしてみては?
どのルックをダウンロードするか、悩んでいるとすぐ日が暮れてしまいますのでご注意を!



Leica Looksに関して
▼関連記事はこちら▼

【Leica】Leica Looksを駆使して山手線沿線を歩く(Q3編)

[ Category:Leica | 掲載日時:25年12月22日 18時55分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

中古ポイント10倍 フォトコン・コミュレビ

RECOMMEND

PAGE TOP