
【Leica×SIGMA】SL3の描写をコスパ良くSIGMAのレンズで楽しみたい。
ライカが誇るフルサイズミラーレスカメラ『Leica SL3』は6000万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載しております。
そのため、被写体の細部まで描写してくれるほか、建物内などの光が入りづらい場面でも低ノイズで撮影できるカメラと言えます。まさに、ポートレートからスナップまで幅広く活躍してくれると言えるでしょう。
しかしレンズまでライカ製を購入するとなると、なかなか手が出ないのが本音。せっかくならコスパ良くレンズを選びたいものです。
そこで今回は『SIGMA Art 28-45mm F1.8 DG DN』をご紹介します。
SL3のマウントである「ライカLマウント(ライカSL/ライカTL)」は、Leica・SIGMA・Panasonicの3社が共通で使用しているマウントであり、この3社が生産した同マウントのレンズであれば使用することができます。
レンズの重さは約960g。スナップシューターとしては持ち歩くには少々不便な重さではありますが、SL3の滑りにくくホールド感のあるグリップのおかげで安定した撮影ができます。

まずは和室に光が差し込む様子から。
畳の繊維の質感から、光が差し込んで影となっている個所での明暗のコントラストまで表現しています。この場面は絞り開放のF1.8で撮影してみましたがSIGMAのArtレンズらしい、開放F値からキレのある一枚が撮れました。
SIGMAのArtシリーズのレンズは、SIGMAの中でも特に光学性能に優れたラインナップであり、SL3の高解像度センサーと組み合わせることでその魅力を存分に発揮していることが分かります。


僅かな光を頼りに撮影を強いられる屋内でもその解像力の高さを発揮してくれるSL3。
ISO800まで上げてみましたが、ざらつくことのないスッと頭に入ってくるような写真に仕上げてくれます。


ここまで開放F値で撮影してきましたが、F11まで絞り込んでみるとよりディテールまで再現してくれることが分かります。
ピント面が広くなることでArtレンズらしい、忠実でキレのある線を出してくれます。
普段からCanonのカメラにSIGMAのArtシリーズのレンズを装着している私ですが、SL3の強力なセンサーが持つ描写力が加わることで、更にレンズが持つポテンシャルが引き出されることに驚かされるばかりでした。

この場面では28mmだと少し広すぎると感じたので45mmで撮影してみました。
ライカの純正レンズではワイド側からテレ側まで開放F値である1.8で撮影できるレンズは存在せず、まさにサードパーティだからできる表現がここにあると感じます。

独自のAFシステムで合わせたいポイントに素早くAFが効くのもLeica SL3の魅力。
位相差検出・物体認識AF・コントラストAFの3つを掛け合わせたAFシステムを採用しており、状況に応じて素早く被写体にピントを合わせることができます。
ただ今回の場合サードパーティのレンズであり且つレンズが大きいので、AFのスピードがどうなるか心配でした。しかし以前「Leica アポズミクロン SL50mm F2.0 ASPH.」で撮影した時を思い出してみると、感覚としては相違はないように思えます。多くの植物の中から合わせたいポイントに素早くピントを合わせてくれました。
また今回は撮影できませんでしたが、Leica SL3とSIGMA Art 28-45mm F1.8 DG DNの持つ解像力と強力なAFシステムで、ポートレート撮影をしてみるのも楽しいかもしれません。


6000万画素という高解像度でかつ素早くピントを合わせられる『Leica SL3』。
その性能を活かすにはライカのレンズではないといけないのではと思いがちですが、他社メーカーの互換性のあるレンズが豊富なのがライカLの魅力。
その中でも、今回使用した『SIGMA Art 28-45mm F1.8 DG DN』は、SIGMAのArtシリーズならではの高解像度な描写力を楽しめるほか、焦点距離に関わらずF1.8という明るさで撮影することができ、スナップやテーブルフォトに丁度良い焦点距離で撮影できます。
スナップ撮影で使用する最初の相棒として、こちらのレンズを検討してみるのはいかがでしょうか。



