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【Leica】隅々まで写る「記録」はいらない。ボディに託したのは、ピントさえ甘く感じるほど美しい「記憶」の描写。

【Leica】隅々まで写る「記録」はいらない。ボディに託したのは、ピントさえ甘く感じるほど美しい「記憶」の描写。

Leicaのレンズラインナップで未だ多くの人気を有する「Leica Summilux M35mm F1.4 2nd」。
このレンズの最大の特徴は個体ごとに異なるクセの強さと出方。
絞り開放で現れる綺麗なゴーストやハイライトの滲みは、記憶を美しくデフォルメしながら呼び起こさせる唯一無二の特徴です。
今回は『Leica M11』と『Leica Summilux M35mm F1.4 2nd』を持って、軽井沢の様子を作例と共にお届けします。

M11で撮影された軽井沢の池の写真

長野県の軽井沢は、標高約1,000mの浅間山麓に広がる日本有数の避暑地・別荘地。
都心から新幹線で約70分とアクセスが良く、豊かな自然、歴史的な洋館、洗練されたカフェや買い物を四季を通じて楽しめます。

M11で撮影された軽井沢めがね橋の写真

軽井沢へ向かうルートは様々ありますが、今回は碓氷峠を通る国道18号のルートを選択。
碓氷峠は、群馬県安中市松井田町坂本と長野県北佐久郡軽井沢町の境界にある峠で、群馬県の観光地として広く知られている「めがね橋」から撮影をはじめました。

M11で撮影された軽井沢めがね橋のゴーストが写りこんだ写真

絞り開放で、順光撮影すると現代のレンズとは大きく異なるピント面の滲みが目立つ一方、逆光で「めがね橋」を撮影するとゴーストが発生。
オールドレンズならではの、味が楽しめるところに筆者は心惹かれました。

M11で撮影された軽井沢めがね橋から道路を見下ろした写真

川底からこの橋まで31mもある橋の上から、国道を見下ろすと地上との高低差に驚愕。
国道にカメラを構えて撮影するとミニチュアモードで撮影したかのような写真を撮ることができました。

軽井沢のベーカリーショップの写真
軽井沢の明るい室内の写真

峠を越えて軽井沢へ到着。
オシャレなお店が立ち並ぶ旧軽井沢も元は江戸時代に中仙道の宿場町として軽井沢宿、沓掛宿、追分宿と浅間三宿として栄えていました。明治時代以降、避暑地として別荘を建てていく流れに変わり発展を遂げていったようです。

M11で撮影したウッドデッキの写真
窓越しに見える外の木と木造の建物

軽井沢の中でもお散歩を楽しむ人たちにとって人気なスポット雲場池を目指します。
「スワンレイク」の愛称で親しまれる雲場池は、静かで美しい四季折々の景色が楽しめる人造湖で特に10月中旬〜11月上旬の紅葉時期は湖面に映る景色が魅力的です。

青空と木々が水面に反射している穏やかな湖畔の風景
手前の枯れ枝を前ボケにして写した、池に浮かぶ鴨

続いて中軽井沢へ場所を移すと、こちらは本格的な別荘地帯でオシャレなお店が数多くあるわけではなくこぢんまりとした雰囲気があり落ち着いて過ごすことができます。

木造教会の屋根と十字架
石垣と木の階段が特徴的な、温かみのある教会の入り口

ハイライトが滲むことで夢の中にいるかの様な、写真に仕上がるこのズミルックス35mm 2ndは、非日常をより色濃く体験でき、また現代のレンズには、ほとんど見られないゴーストやフレアの要素もどこかフィルムカメラの時代を彷彿させる、写りがクセになるほど魅力的なレンズだと感じます。

夕暮れ時の田園風景

Leica M11とズミルックス M35mm F1.4 2ndを今回はご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
F1.4のボケと滲みにハマってしまい、多くの写真を絞り開放で撮影しましたが絞りを絞れば滲みもなくなりしっかりとピント面も写し出すことができます。
オートフォーカスを持ち合わせないからこそのコンパクト性とオールドレンズを今も気兼ねなく使用して撮影できる点に、Leicaの魅力が詰まっているのだと感じます。

↓↓今回使用した機材はこちら↓↓









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[ Category:Leica | 掲載日時:26年04月10日 17時00分 ]

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