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【Leica】八丈島を巡る『Leica M11』との贅沢な夏の時間・前編

【Leica】八丈島を巡る『Leica M11』との贅沢な夏の時間・前編

私どもマップカメラは8月13日に29回目の創業日を迎えました。
これもいつもご愛顧いただいております皆様のおかげでございます。ありがとうございます。
今年の創業祭は『カメラがあるから「夏」が楽しい』というテーマで様々な場所にカメラを持って行ってカメラを通してみなさまの「夏」や「日々」がより彩られるようにという思いでお送りさせていただいております。

今回、旅のロケに行くと決まって真っ先に「ライカ」を持っていこうと思いつきました。
一度は使ってみたい!と誰もが憧れるカメラかもしれません。ですが、今回このカメラが思い浮かんだ理由は他にあります。

カメラは元々15世紀に「カメラ・オブスキュラ(小さな暗い部屋という意味)」と呼ばれてヨーロッパの画家たちの間で流行したものが源流にあります。皆様も教科書などでみたことがあるのではないでしょうか。感光材料の発展などと共にカメラも進化してきたのですが、巨大なもので持ち運ぶことは難しいものでした。

そんな中で1930年代に登場した「ライカ」というとても小さなカメラは「記録を残す」カメラに『ポータビリティ』という可能性をカメラに与え、デファクトスタンダードとなりました。まさに「旅」にぴったりなカメラと訪れた八丈島の旅、ぜひ皆様もカメラを持って行った気分になってお楽しみいただければ幸いです。

 本編映像

今回のブログでは動画内で紹介することのできなかったアナザーカットなども交えてお送りいたします。

 動画チャプター

00:00 オープニング
01:07 CHAPTER.1 – Departure –
02:42 CHAPTER.2 – 硫黄沼(Sulfur Swamp) –
06:35 CHAPTER.3 – 八丈富士 牧場(Mt.Hachijo-fuji Farm) –
09:37 エンディング

 CHAPTER.1 Departure

Leica  M11 + アポズミクロン M35mm F2.0 ASPH. ブラック

まず空港を出てから目前に現れたのが八丈富士。八丈島を代表する名所の一つではないでしょうか。

頂上まで見ることができました。天候が変わりやすい島の気候、不安がありましたが幸先の良いスタートです。

 

 CHAPTER.2 硫黄沼(Sulfur Swamp)

次に向かったのは硫黄沼。駐車場に車を停めて目的地まで山道を歩いていきます。
Leica  M11 + アポズミクロン M35mm F2.0 ASPH. ブラック
山道への入り口での一枚。横に抜けられる道があるのですが、正面からは行く手を阻むように植物が生い茂っていてこの先の道の険しさを物語っていました。
Leica  M11 + アポズミクロン M35mm F2.0 ASPH. ブラック
Leica  M11 + アポズミクロン M35mm F2.0 ASPH. ブラック
Leica  M11 + アポズミクロン M35mm F2.0 ASPH. ブラック
途中に「フェニックスロベレニー」を見かけました。八丈島の特産品でもある植物。「シンノウヤシ」とも呼ばれます。
ちなみに八丈島では「ロべ」と呼ばれているそうです。
Leica  M11 + アポズミクロン M35mm F2.0 ASPH. ブラック
火山島である八丈島の地層が道中でも見られました。
Leica  M11 + アポズミクロン M35mm F2.0 ASPH. ブラック
このような接写が行えるのもアポズミクロン M35mm F2.0 ASPH.の見せ場の一つ。
Leica  M11 + アポズミクロン M35mm F2.0 ASPH. ブラック

途中でレンズを変えました。湿度の高い森林の空気感を幻想的に仕上げたかったのでクセ玉としても知られるズマリットを使用しました。
Leica  M11 +ズマリット L50mm F1.5 (M/Lリング)
Leica  M11 +ズマリット L50mm F1.5 (M/Lリング)
Leica  M11 +ズマリット L50mm F1.5 (M/Lリング)
Leica  M11 +ズマリット L50mm F1.5 (M/Lリング)

 

 CHAPTER.3 八丈富士 ふれあい牧場(Mt.Hachijo-fuji Fureai Farm)

続いては、場所を移して八丈島が誇る山のひとつ「八丈富士」へ向かいました。その中腹には牛たちと触れ合える牧場があり、ココからの景色もまた見事です。


Leica  M11 +トリ・エルマー M16-18-21mm F4.0 ASPH.


Leica  M11 +エルマー L105mm F6.3 山岳

Leica  M11 +トリ・エルマー M16-18-21mm F4.0 ASPH.

3焦点レンズのトリ・エルマーは利便性の高さと端正な描写で旅のレンズにぴったりです。広角側を自由自在に切り取ることが出来ます。
Leica  M11 +トリ・エルマー M16-18-21mm F4.0 ASPH.

デジタルクロップで1.3倍/1.8倍の画角(35mm判換算でそれぞれ約27mm・38mm相当)が使える『Leica M11』は広角レンズとの相性もばっちりです。トリ・エルマーとなら3焦点×3画角で1本のレンズで9つの画角を撮り分けることが出来るのです。
Leica  M11 +エルマー L105mm F6.3 山岳

山の天気は変わりやすい、などと言いますがしばらく撮影していると沢山の雲が押し寄せてきました。コントラストが下がり、カラーでは難しいと判断しここからはモノクロ撮影に切り替えていきます。
Leica  M11 +トリ・エルマー M16-18-21mm F4.0 ASPH.

山の天気に悩みながらも、知識や経験則でその状況すらも愉しんでいく。これも旅にカメラを持っていく醍醐味と言えるでしょう。

 まとめ

Leica  M11 + アポズミクロン M35mm F2.0 ASPH. ブラック

八丈島への旅路。どこへ行くかとロケーションを決めた中で、撮影地の情報はあってもそこまでの道中まではなかなか想像力が足りていませんでした。夏の気候と険しい道に心がくじけそうになる時もありましたが、そのたびに日頃住んでいる街では見ないような植物や心躍る景色に癒されました。

また、ライカを選んでよかった、と思った部分もそこにあります。堅牢ながら小型軽量、歴史上では報道用カメラとしても活躍した背景を持つライカは、最新機であっても脈々とその血統を受け継いでいました。

Leica  M11 +ズミルックス M21mm F1.4 ASPH.
この日は満月。月に照らされた雲と星がなんとも幻想的でした。

Leica  M11 +ズミルックス M21mm F1.4 ASPH.

夜には一面の星空をカメラに記し、初日の撮影を終えました。
「前編」の動画本編をぜひご覧いただき、「後編」を楽しみにしていただければ幸いです。

 

[ Category:Leica | 掲載日時:23年08月13日 17時00分 ]

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