
レンズ交換式のフラグシップ機に長玉を付けた本気の撮影も楽しいですが、普段のお出かけには持ち歩きやすさ、使いやすさが大事だったりします。
今回はそのような日常で活躍してくれるカメラとしてLeica Q3 43をご紹介いたします。

Leicaらしい赤バッジのついたQ3 43。レザーストラップはARTISAN&ARTISTの別注イタリアンレザーストラップ ACAM-280A NVY ネイビーをつけています。
最近は冬らしい寒さに凍えてしまうので、外に出る時の装いも暖かい生地が必須になってきています。
ちょっとしたお出かけに何を着ていこうか迷いましたが、DOUBLE NAMEのコーデュロイのハーフパンツと恐竜さんの刺繍が可愛いトレーナーにJOURNAL STANDARD relumeのコートを合わせ、カジュアルな組み合わせにしました。


メタセコイアが紅葉しており、背の高い朱色の木が水面にも反射していました。
レンズ一体型のコンパクトデジタルカメラであるQ3 43はその名の通りの43mmの画角を持っています。
通常のQ3には28mmのレンズが付いているのでそれよりも少し狭い画角であり、この43mmという画角は人の目の画角にとても近いです。
そのため実際に撮影していても、ここを切り取りたいなとカメラを構えた時に思った通りのフレーミングがしやすいです。


12月に入っていますが、まだ都内の植物たちは秋の装いです。モミジも落ちることなく紅葉しておりました。
Q3 43のために新しく設計されたレンズ「アポ・ズミクロン f2.0/43mm ASPH.」はライカらしい高い解像感を味わえるのも嬉しいところ。
逆光での撮影でも、フレアこそ出ていますがフリンジや滲みは出ることなく葉脈までしっかりと描写します。

「Leica Looks」をご存じでしょうか。スマートフォン用アプリ「Leica Fotos」を通してカメラにダウンロードすることで、FUJIFILMのフィルムシミュレーションのように撮って出しで簡単に異なる色味を楽しむことができます。
6種類まで一つのボディにダウンロード可能で、今回は落ち着いたトーンが魅力のLeica chromeを使用しています。


単焦点コンデジだと画角を変えられないからな、とQシリーズを候補から外してしまっている方にこそ一度手に取っていただきたいのがQ3 43。
クロップすることで60mm、75mm、90mm、120mm、150mmの画角が選択可能です。
150mmまでいくと流石に粗さが気になりましたが、6000万画素のフルサイズセンサーを搭載しているため90mmくらいまでなら引き延ばさない限りほとんど気にすることなく使用できます。
写真の鴨も43mmで近づいて撮影しようとすると逃げられてしまいましたが、クロップ機能を使用することでうまく画角に収めることができました。
ズームレンズだとつい画角に迷ってしまいがちな筆者ですが、決められた画角であるからこそフレーミングをしやすいとも感じます。

もう一つQシリーズのよいところはマクロ撮影が可能という点です。
レンズについているリングを切り替えることで、最短撮影距離26.5cmまで近づくことができます。
M型ボディでは撮りにくいテーブルフォトもQ3 43はなんなくこなしてくれます。

色々な街をカメラを持って散策するのが好きで、行く先々で出会ったアンティークショップではついアクセサリーを買ってしまいます。マクロ撮影の描写を試しがてら、ここ最近手に入れたアクセサリーを物撮りしてみました。色味は変えてVividにし、90mmまでクロップしています。
このシルバーのネックレスはSten&Laineという今は無きフィンランドのブランドです。大きめのペンダントトップに一目惚れして迷うことなく購入。付けるときには気分があがります。

高い描写を持っていながらAFも使える、マクロ撮影もできる、画角も変えられるLeica。
日常のふとした瞬間に写真を撮りたい時のニーズにこたえてくれるそんな一台でした。
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