
春らしく暖かくなってきている今日この頃。お出掛けする方も多いのではないでしょうか。
春の風に誘われて、筆者も春の花々を撮影してまいりました。
選んだ機材はLeica Q3。
フルサイズセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラです。
LeicaといえばM型を想像する方が多いと思います。
長年の歴史が積み上げられており、マニュアルフォーカスで一枚ずつ写真に向き合って撮影することができるM型はとても好きなのですが、人と出かけていたりするとどうしても気軽に撮影できるボディが欲しい瞬間があります。
そんな時に活躍してくれるのが今回ご紹介するQ3になります。


搭載しているレンズは「ライカ ズミルックスf1.7/28mm ASPH.」。
Qの初代から長年搭載されているこちらのレンズは28mmの広角なので、旅行に持って行ったり、風景を撮影したい時にはぴったりです。
スマートフォンの基本の画角も28mm前後なので撮り慣れた感覚で撮影していくことができます。
同じQシリーズでいうと現行機種のQ3とQ3 43で迷われる方を店舗ではよくお見受けしますが、Q3 43では専用で新設計されたライカの最高峰レンズ「 アポ・ズミクロン f2/43mm ASPH.」が搭載されています。
高い画質をお求めの方にはQ3 43が、広角も使用したいのであればQ3がおすすめです。

少し田舎の方に出向く機会があったので、周辺を散歩しました。
春キャベツでしょうか、家と家の間を縫うようにして畑が広がっています。
以前はもっと水田が多かった記憶があるのですが、減ってしまったことに寂しさを覚えました。
記録に残すのに丁度良くとも、やはり28mmだと広角過ぎるシーンはどうしても生まれます。
そんな時に活躍してくれるのがデジタルズーム機能です。
Q3では28mm、35mm、50mm、75mm、90mm相当の画角を簡単に切り替えることができます。
実際にデジタルズーム機能による写りの違いを試してみました。





三脚を立てずに手持ちで撮影しているので少しズレがあるのはご了承ください。
お散歩日和の晴天、歩き回っていると畑の脇に菜の花が咲いていたので被写体に。
黄色く小さな花が集まっている菜の花は、今の時期だと桜と共に撮影できるスポットも多いです。
6000万画素のセンサーなので、クロップ耐性も高く90mmの画角でも拡大しなければ画像の粗さはそこまで目立ちません。
写真の印象も花から一歩離れたところで撮影していたのが、花畑の中から撮影しているような感覚になります。
また、Q3ではトリプルレゾリューション機能が新たに追加され、記録画素数を6000万画素、3600万画素、1800万画素の3種類から選択できるため、扱いやすいデータサイズで撮影することも可能です。
今回は性能を使いきるべく全て6000万画素で撮影いたしました。

もう一つ筆者がQ3の好きなポイントを挙げるなら、それはマクロ機能です。
レンズに付いている切換リングを回すだけで最短撮影距離17cmまで被写体に近づくことが可能になります。
季節の植物を撮影することが多いのですが、被写体に寄ることができるかどうかで撮影できるバリエーションは大きく変わってきます。

つくしが沢山生えていました。最近の都内では見かけることが減ったように思います。
力強くにょきにょきと生えている様子を撮影したかったので思い切りローアングルで。
地面の芝生に突っ込む勢いですが、こういった体勢での撮影はやはりAFが効く方が撮影がしやすいです。
LeicaのAFは遅いなんて話も聞きますが、動きものを撮影するのでなければ全く気になりません。
フォーカスも迷うことなく合わせてくれるのでサクサクと撮影することができました。

もう一つ春の花をご紹介。
こちらはハナニラ。淡いブルーで6枚の花弁が特徴的な可愛らしい花が特徴的で、この季節は道端でもよく見かけます。
F1.7の開放で撮影しているため前後に大きくボケが出ていますが、ざわつきが少なく滑らかで心地が良いです。

他メーカーのコンパクトデジタルカメラと比較すると確かに価格は高いですが、Leicaのボディとレンズが同時に手に入ると考えると少しお得にも感じられます。
単焦点レンズならではの描写力に、高いクロップ耐性。
今回は花を撮影したかったので色味はなるべく自然になるようにスタンダードで撮影していますが、スマートフォンアプリ「Leica Fotos」と接続することで、「Leica looks」をカメラにダウンロードし、気に入った色味のプリセットを選択することも可能です。
Q3は妥協をせずに撮影者の要望にしっかりと応えてくれる贅沢なカメラです。
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