
【Leica/Voigtlander】いつも見ている景色が、どこか愛おしく広く。
各地で続々と梅雨明けが宣言され始め、夏らしい気温になってきました。
最近では、少し落ち着いた夕暮れ時に散歩するのが私の楽しみになりつつあります。
そんな今回は、「Leica SL3」と「Voigtlander (フォクトレンダー) SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical III VM」を組み合わせて、最近見つけたお気に入りの散歩スポットでのスナップをお届けします。

Leica SL3は約6000万画素のフルサイズセンサーを持ったミラーレスカメラ。一見、ライカの特徴的なM型のカメラボディに比べると大きく見えますが、グリップのしっかりとした持ち心地は大きさを感じさせず、起動も早いのでスナップにもおすすめの一台です。
純正のSL単焦点レンズにはラインナップしていない15mmの広角レンズを選択しました。開放F値はF4.5と控えめですがその分被写界深度が深いため、F4.5の開放でフォーカスリングを2mの位置に合わせれば約0.9m~無限遠までピントを合わせることができスナップにピッタリの一本と言えます。

さらに使用したアダプターはSHOTENのヘリコイド付きアダプター。レンズ側の最短撮影距離は0.5mと長いですが、アダプター側のヘリコイドを使用することでさらに近接して撮影をすることができ、ダイナミックな表現が可能になります。

またこのレンズは広角レンズ特有の少し前玉が飛び出ている形をしており、心配性な私としてはこういった広角レンズの取り扱いは特に慎重になります。しかしこのレンズは58mmのレンズフィルターを装着することができるので、レンズが傷つく心配が軽減するのが嬉しいところです。
そしてこのアヒルボートの一枚はトリミングなど行っておらず比較的近くから撮影したのですが、歪みを感じにくく広く写っていることで整列されたアヒルボートの迫力が増しています。
実はこのレンズを選んだ時、多少の歪みがあっても良いと思っていたのでこの一枚を撮った時は歪みの少なさに驚かされました。


Leica SL3は常用ISO50と低感度設定が可能。それにより夏の強い逆光でも白飛びしにくく、最大15ストップのダイナミックレンジによるシャドー部の粘りを発揮し、撮って出しでも高いコントラストを生み出しています。
撮影日の夏らしい夕陽の差し込みと芝生に移るシャドーの深さが印象的な一枚になりました。


普段は50mmの標準レンズを使うことが多いので、広角レンズは苦手意識を感じる事もしばしばありました。しかし15mmという超広角域にまでなってくると視野が広がる感覚があり、カメラを構えること自体が楽しく思え始めました。

木の梢から青々と広がる葉っぱまで広く入れてみました。生き生きと空に向かって伸びる姿は生命力を感じさせます。
Leica SL3のダイナミックレンジの深さや超広角レンズの表現力や面白さを味わうことができた一日でした。

大きいと思われがちなLeica SL3ですが、レンズを工夫することで負担を感じることなくスナップを楽しむことができ、常用ISO50を持つこのカメラボディは夏の強い味方になってくれます。
そして今まであまり触れて来なかった15mmの超広角な画角も、構えるだけで心躍らされる特別なレンズになりました。
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