【RAW現像】Luminar 4 の「AI スカイリプレースメント」で遊んでみた。
2020年も今日で最後。
ということで今年使ってみたソフトを振り返ってみたいと思います。
今回ご紹介するソフトは「Luminar 4」というソフトです。
「Luminar 4」は写真現像ソフトなので明るさやコントラストの調整も勿論出来るのですが、面白いなと思ったのは空の置き換えなどをワンクリックで出来るということです。
冒頭の写真はこのソフトを使って初めていじってみたビフォアフター。
晴れているというか薄い雲がかかった昼間の写真が満点の星空に。(おまけに月も)ちょっと雑すぎて下の方はアフターしきれていないのですが、物凄く簡単にこんなことが出来ることに感動しました。
合成する際の自然な作り方を知るきっかけになればいいなと思ったのがこのソフトを使うことにした理由です。勿論ただの興味本位もありますが。。
まさかこんな形で被写体を中心に収められていないことがバレてしまうとは思ってもいませんでした。
まぁ気を取り直して。
使い方なんですが、実に簡単です。
「AI スカイリプレースメント」で空を選ぶ。これで基本OKです。本当は引っ張った言い方をしたかったのですが、ここまでシンプルだとそれも無理でした。
もっと綺麗に仕上げていくにはいろんな名前の調整ステータスがあるのでそれをいじる感じです。
その調整ステータスの名称がクセがあるのですが、ホームページで説明を見たり実際にいじってみればすんなり直感的に操作出来るようになってきました。
ちなみにこの2枚目の写真は「AI スカイリプレースメント」で空を選ぶ。
それしかしていません。1枚目の写真で月の素材を挿し混んだのは「AI 空の拡張」ツールです。
素材は星空と月は「Luminar 4」にテンプレートとして入っている素材です。
私はテンプレートの写真だけでも十分楽しめていましたが、たとえば空の写真や挿し込みたい素材の写真があればその写真を素材として使うことも出来るので面白いなぁと思いました。
まだまだですが私はこのソフトを使ったことにより「馴染ませる」という意味を少しですが理解出来たように思えます。
夕暮れの写真を挿し込むことで「日暮れによって暗くなる部分もある程度自動的に調整してくれる」というのがこのLuminarの凄いところ。
この写真を調整したとき人が歩いているところは「覆い焼き&焼き込み」ツールでさらに暗くしたりしたのですが、今ならこれだけの時間帯の夕焼けなら人の影が伸びたり暗かったりするなぁ、など考えたりもします。
そう考えていくと合成レタッチの道は果てしない道だなぁと。。目が細くなってそのまま寝たくもなるのですが、今日はひとまず「楽しい!」というその時の気持ちを残させていただきました。
いや、合成で空をいじってしまったら色々と台無しじゃないか!と
これをいじる前までの私も思っていたのですが、いやコレはコレでありなのかな。と思うようになりました。
今回私が紹介したのは「Luminar 4」(今は最新バージョンもあります)の花形とはいえ機能のごく一部です。
人物の肌などもAIが判断して調整してくれる「AIスキン・エンハンサー」や「太陽光線」により陽射しを演出することも出来ます。
しっかりとRAW調整も可能で、これだけのソフトなのかと誤解を与えてしまうのも申し訳ないのでもし気になっていた方がいればぜひ色々と調べてみてください。
来たる2021年。色々とチャレンジする年にいたします。
それでは本日、本年はこれにて。2021年にまたお会い出来ることを楽しみにしています。