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【Leica】M10と小型レンズで秋空の街を歩く

【Leica】M10と小型レンズで秋空の街を歩く

気温が少しづつ下がり秋の装いをしている方を多く見かけるようになってきました。本格的な紅葉の季節が待ち遠しい筆者です。
Leica M EV1という距離計を取り払ったEVFのみの新しいMシリーズが登場し、ますますM型ライカが盛り上がりを見せています。
M11よりも更に本体が軽くなり、広角レンズや中望遠レンズが使いやすくなった次世代モデルです。
新機種が発表されるとそれまでに登場したM型ライカも再び注目を集めているのか、Leica M10やM(Typ240)のお問合せも増えている気がします。

今回はLeica M10に「ヘクトール L28mm F6.3 クローム コーティングなし」を付けて秋の街を歩いてきました。
マウントアダプターはRAYQUALのM/L変換リング 28/90mm 半欠きタイプを使用しており、
作例は撮影時にホワイトバランスや露出補正を調整したのみでJPEG撮って出しになります。

街並み
f6.3 1/400 ISO200 EV0.7

筆者は普段50mmを使用することが多く広角域は使っても35mmまででした。何故ならば28mmは普段見慣れたスマートフォンに搭載されたカメラの画角が近く、スマートフォンとの画角の変化を楽しむことが出来ないと感じていたからです。今回ヘクトール L28mm F6.3を使用したのはMレンズのラインナップでは作られていなかったこと、レンズの薄さと軽さが持ち運びに優れていたからです。更に今回は撮影時にはフードは装着せず、なるべく鞄の中でかさばらないようにしたことで気軽に出し入れを行える形で撮影に臨みました。おかげさまで、シャッターを切りたい気持ちにストップがかからない事が良かったです。
柱

f9 1/100 ISO3200 EV0.7

現行レンズでは28mmの画角は、エルマリート28mm/f2.8がありf6.3のレンズは今となっては希少な存在です。
絞りの刻みもf6.3、f9、f12.5、f18、f25と大陸絞りになっておりレンズの内側にあるつまみを動かして調整します。
レンズには被写界深度目盛りがついていますが、被写体との距離を3m以上あけて絞りをf9まで動かせばパンフォーカスになりフレーミングのみに集中できる気軽さが気に入っています。
紅葉

 f6.3 1/200 ISO 200 EV0

Leica M10は2017年に発売されたカメラですが、Mのナンバリングモデルではベースプレートがある最後のシリーズ。
2400万画素と今となってはやや抑えめの画素数ですが、ローパスフィルターがないことで数字以上のシャープさが出ているように感じますし、
画素数的にもファイルサイズがそこまで大きくないため取り回しが良く、被写体にもよりますがJPEGで1ファイル5~12MB、DNG RAWで18MB~30MB程のサイズ。
映像エンジンはLEICA MAESTRO (ライカ・マエストロ) IIを使用しており、現行のM11シリーズと比べると青色に特徴があるように感じられます。
松

f6.3 1/125 ISO200 EV0

触れると痛そうな松の質感を1本1本繊細に描いてくれている1枚。手前のオレンジの落ち葉にピントを合わせています。
ヘクトール L28mm F6.3の絞り開放では周辺光量落ちが比較的強いです。また、残存している像面湾曲が起因してか、面でピントを合わせた際に中央部と周辺部でズレが生じる要素も相まって自然と中央の被写体に目が向かいます。銀杏

f6.3 1/125 ISO250 EV0

秋桜

f6.3 1/500 ISO200 EV0

Leica M10の絵作りはやや鮮やかな印象を受けますが、筆者の肉眼で見た色に近いと感じました。
28mmの画角はブライトフレームがファインダーの隅まで目いっぱい広がるため手軽に構図を確認するにはライブビューの使用がより便利ですし、構図の端に何か写り込んでないかなどを見つける際にも役に立ちます。
東屋と人

f6.3 1/200 ISO2500 EV0

東屋の中で休憩がてらスナップした1枚。Leica M10とヘクトール L28mm F6.3の組み合わせはカメラもレンズも厚みが少ないため
鞄から取り出しても周りの目を引き付けることがなく、速射性に優れたシステムであると言えるでしょう。
Leica M10のシャッター音はM10-Pや次世代のM11シリーズと違い、シャッターを切ったことがしっかり分かる官能的な響きが魅力的で筆者好みのシャッターサウンドです。
提灯とネオン

f6.3 1/200 ISO 2000 EV0

普段はISOオート、低速限界設定1/125で撮ることが多いのですが、Leica M10は手振れ補正こそ搭載されていないもののシャッターショックが小さいため夜間でもブレを気にすることなく撮影ができました。また、ISO2500くらいまでは拡大しても暗部のノイズは気にならなかったですし、ホワイトバランスはタングステン光源以外では太陽光、日中の屋外晴天では露出補正をプラス0.7くらいにすると程よい露出感で撮影出来ていたと感じます。
川とビル

f6.3 1/500 ISO200 EV0.7

いかがでしたでしょうか。
普段標準から中望遠域の大口径レンズが好きで使用することが多く、明るさが抑えめの広角レンズを使用する機会はこれまであまりありませんでした。しかしながら今回Leica M10に付けてみて、まずはそのコンパクトなスタイルの良さが気に入ましたし、M10のシャッター音の気持ち良さを味わいたいという思いが強く持ち出してみました。ほぼパンフォーカスで構図に集中できるのでレンジファインダーカメラでも縦横の構図にとらわれることなく撮影ができました。LEICA MAESTRO IIのエンジンが描き出す青の描写がヌケの良い秋空とマッチして、鞄の中に入れてフォトウォークしたいという気持ちになるカメラでした。真鍮のカメラ本体は適度な重みがありライカの赤バッジと合わせて所有欲を満たしてくれます。
他にもエルマーやズマロンといった小さなライカ スクリューマウントのレンズと組み合わせも楽しめますし、次回のフォトウォークに向けて画策したいと思います。カメラ
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[ Category:etc. | 掲載日時:25年11月11日 17時00分 ]

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