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【Leica】M2とエルマー、たまにM8.2

久しぶりに雨も降り、暖かくもなってまいりました。
つい、こう、気温や空の色の変化を感じると、長ーい文章の冒頭に持ってきてしまう癖がありますが、おそらくそのせいで似たような導入文になってしまっているブログが複数個あると思います。もちろん今回も例に漏れず。ブログ内で書こうと思っているメインの出来事を伝える前に、なんとなく挨拶のような感じで「最近」を語りたがってしまうようで。

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何十台ものカメラがひしめき合う我が家、けっこうまんべんなく使っているので1台の使用頻度は自ずと落ちてゆきます。
そんな環境の中ある一定の頻度で必ず持ち歩くのは、ライカ。
特に意識をしているわけではないのですが、自然と首に下がっているのは決まってこの子。

Leica M2 + Elmar 35mm F3.5 / Kodak colorplus

やはりいつものエルマー35mmと共に、そして、たまのズマリットと、気軽なM8.2は良いアクセントに。
ペイントのボディはアルミ三脚と比べれば冷たくなりすぎることなく、極寒の湖畔でも手袋無しで心地よい操作具合。
もっとも、それ以前に悴む手の感覚は鈍っているのですが。

Leica M2 + Summarit M50mm F1.5 / Kodak colorplus

 

私だけかもしれませんが、50mmと35mmって意外と写真だけではすぐに判別がつきません。
実際、この写真も「たしか…ズマリットだったと思う」という曖昧な根拠に基づいて記載しています。
撮り比べれば一目瞭然なのですが、こうやって風景の一部を切り取った写真ではなかなか難しいもので。

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ワンシーズンの中でも一際気温が下がったこの日。それはまさしく冬の切っ先を眼前に突き付けられたかのような鋭さで、露見している皮膚は瞬く間に氷となり果て、鼻孔を打つ「ふゆのにおい」は、マスク越しのぬるい呼気を循環させたがために消え去ります。
頭の中で考えているほとんどのことが「さみい」だけに支配されたとき、その時こそが冬のシャッターチャンス。雑念などは寒さの中には無意味であり、その寒さに打ち勝って湧き出る撮影欲こそが純度の高い今の欲求。
つまり、「寒い」と「ここ撮りたい」しか考えられなくなるわけです。
常人なら寒いところから避難することを最優先するでしょうが、写真が残っているということは、まあ、そういうことなのです。

Leica M2 + Elmar 35mm F3.5 / Kodak colorplus

寒さのせいかスキャンのせいか、少し鈍い変な色に。
こんな色ばっかり出たら面白いのになぁ、と現像してから思っていました。

Leica M2 + Elmar 35mm F3.5 / Kodak colorplus

私の写真は手癖で傾きがち。
この写真を撮った日も、このブログを書いている日も同じことを思っていました。寒さの中の20℃はこの上ない救いですが、いつまでも続く20℃は意外と飽きてしまうな。じつはちょっとメリハリのある気温変化の方が好みです。

美味しいブレンドコーヒーとトーストを食べ「外に出たら寒いんだろうな」と、ひとつのあくびを境に微睡む時間が、きっと私の人生における最大の山場。この時間の記録を少しでも残してくと、見返したときに幸せになることができます。
どんなカメラで撮影する写真でも構いません。皆様もぜひお試しください。

Leica M8.2 + Voigtlander Nokton 50mm F1.5 ASPH

暗くて写るか不安な場面や、べつにフィルムに残すほどでも無いな、と感じた場面ではデジタルカメラも多用します。私の場合はそれがM8.2で、レンズは付け替えても良し、2本持っていても良し。M型ライカを2台持って撮影に出かけることは、ライカのライカらしい軽快さを損なうかと危惧していましたが、意外とそうでもなさそうで。ちゃんと自分の中で住み分けができていて、なおかつ物理的な“持ち方”の工夫さえしてしまえば痒いところに手が届く、良いコンビネーション。

Leica M8.2 + Voigtlander Nokton 50mm F1.5 ASPH

ちょっとコンビニへ。
そんな時に重宝するのがこの子。

Leica M2 + Elmar 35mm F3.5 / Kodak colorplus

冒頭で暖かくなってきた、と元気よく始めましたが、その実私は花粉症、それに低気圧に弱いと来ました。

雪解雨とスギ花粉、何を着たらいいか分からないぬるさ。
いささか外出が億劫になるこの季節、仕方のないステイホーム、そう銘打って今日もコーヒーを淹れてみたり。

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去年から少しずつ書いています、M2との日々。
もしよければバックナンバーもご覧ください。

【Leica】M2と
【Leica】今日もM2と
【Leica】追憶の夏、Kodak Ektarと、M2と

それでは、今回はこの辺で。

[ Category:Leica | 掲載日時:21年03月03日 11時00分 ]
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