【マップカメラ情報】M6TTLのTTLとは
ライカM6TTLのTTLとは「ストロボTTL自動調光」のこと。ライカの専用ストロボを使ってTTL(レンズを通して)で発光量を制御できる機能が付いています。1998年の発売ですからもう10年前のカメラなんですね。古くならないどころか、ライカの中では新しい世代に属されます。このカメラ、本来はストロボのTTL調光を使って初めて真価があるもの。しかし専用ストロボ「SF20」を使ってる人、あまりいません。もともとM型ライカがアベイラブルライト(その場の光を生かした)撮影に使われてきたという経緯があるからでしょうか。M6からのマイナーなモデルチェンジでしたが中古市場ではなかなかの人気者です。カップリングは往年の名(迷)レンズ「ズミルックスM35mmF1.4」。開放の曖昧な描写を楽しむもよし、絞ってシャープな像を狙うもよし、ということで遊べるレンズです。