【カメラ初心者 招き猫#9】ふんわりパステルな写真を撮ろう!【Panasonic LUMIX DC-S5】
夢の中を写したようなドリーミーな写真。
そんなオートでは撮れないふんわりパステルな写真に憧れる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
オートで撮って後から加工する方法もありますが、今回は最初からそういう写真を撮るカメラの設定方法をお話しします。
まずはオートで撮影した写真、続いてふんわり設定で撮影した写真をご覧いただきましょう。
違いがお分かりいただけましたでしょうか。
最も大事なのは、露出を明るく設定すること。
通常より1から2段ほどプラス補正します。
これだけでだいぶふんわりしますが、ピクチャーモードを変えるとより一層雰囲気が出ます。
どのピクチャーモードにするかは撮りたい写真のイメージ次第。
明るくする分、彩度を高くして色でメリハリを付けるのが王道かと思います。
しかし、あえて彩度を低くして少し青緑がかったようなあっさりした色味にするのも流行っています。
彩度が高いとかわいいイメージ、彩度が低いとエモいイメージとでも申しましょうか。
ポイントはいずれもあまりシャドウを締めません。
コントラストが低い方がドリーミーになります。
風景写真モードは一部の色が鮮やかになりますがコントラストが高くシャドウが締まってしまうので、ふんわり写真には向きません。
どんなふんわり写真を撮りたいか思い浮かべながら、いくつかピクチャーモードを試してみて、好みのものを選んでください。
黒がない「色だけの世界」という感じに撮れればばっちりです。
ぜひお試しください!