
被写体認識AFやUSB-Cによる本体充電といった魅力的な機能があるミラーレス一眼カメラですが、光学ファインダーの遅延の無さとずっしりと重い筐体が不思議と好きで未だに一眼レフをなぜか使い続ける筆者です。
今回は筆者の愛機である『EOS 5D Mark IV』とEF35mm F1.4L II USMを使用してスナップ撮影に出かけました。

『EOS 5D Mark IV』ですが2016年の発売で間もなく10年が経過するロングセラー機です。画素数も約3000万画素で、筐体はマグネシウム合金を採用した非常に頑丈で素晴らしいビルドクオリティです。
筆者はこのカメラをちょうど4年使用しており昨年メーカーに依頼をしてオーバーホールをかけたくらい様々な場所で使用してきました。今では『EOS 5D Mark IV』以外にもカメラを所有しており、使用頻度こそ下がりますがいざという時に使うと失敗の少ない確実な写真を収められるので相棒的存在です。

展望台からの1枚。とても10年前にリリースされたカメラとは思えないほど中央部から隅までしっかりと解像しています。もちろん今回使用したレンズであるEF35mm F1.4L II USMの解像力が高いおかげでもありますが、最後に光を受け付けるセンサー性能が高いからこそここまでの画質を吐き出すことが可能だと思います。

現行ミラーレス一眼カメラも使用した事がありますが、それらに迫る解像力と筆者は感じます。上記の作例は開放F1.4で撮影し、一番奥の東京スカイツリーにピントを合わせています。色のり・コントラストが高く、現在流通している中古価格以上の価値があるでしょう。


左 :フィルター装着時 右:フィルター未装着時
今回はご紹介しているすべての作例(一部を除く)において、marumiのPRIME PLASMA SPUTTERING C-PLを使用しています。C-PLフィルターとは、簡単に説明すると反射している光を抑えてコントラストの向上や実際の色彩を忠実に再現が可能となるフィルターです。上記2枚の作例は同じ場所でC-PLフィルターがある状態とない状態を比較したものになります。
一番はっきりわかるのが画像上部の空の色です。装着時とそうでない場合で青色のグラデーションが正確に出ています。また、反射を抑える効果があるので雑居ビルに反射する光も抑えられており、全体的にくっきり・はっきりして、見たままの忠実な描写になります。


先ほどお伝えした通り、C-PLフィルターの効果として反射を抑える効果があります。上記の作例は展望台の後ろにある展示物を撮影した1枚になります。上の写真がフィルターみ装着時、下の写真がフィルター装着時になります。背景の反射が明らかに低減されているのがわかると思います。このような反射の多い展示物や乱反射する光源が多い場所で特に効果を発揮し、写真のクオリティーをあげられるでしょう。
*全ての反射をカットする訳ではないので、可能な限り撮影者が反射の少ない位置を見つける必要があります。

場所を変えて近所の公園で撮影しました。特別な現像処理を一切行わずにここまで色がはっきり出るのですからC-PLフィルターの効果は絶大です。加えて『EOS 5D Mark IV』が持つ描写力にも驚かされました。

今回使用したレンズであるEF35mm F1.4L II USMですが2015年に発売されたレンズですが、『EOS 5D Mark IV』と同様に現代でも十分に通用するレンズです。特に開放から非常にシャープな描写力で絞り込むとこれ以上の組み合わせはないような完璧な写りをしてくれます。使用しているフィルターの効果もあると思いますが、レンズが持つ素の底力を感じます。

近年のフルサイズミラーレスは非常に小型・軽量化が進んでいます。レンズを含めた重量でも1キロに満たない組み合わせも存在するレベルです。今回の組み合わせですと約1.6キロと少しのスナップ撮影でも重量を感じてしまうほどです。しかしながら光学ファインダーの美しさと1枚1枚撮影する際の物理的に動くミラーの音は、重さを忘れさせるほどの高揚感と”写真を撮っている”という確かな手応えを与えてくれます。時代が変わっても決して色褪せない魅力が、筆者が一眼レフ機をあえて使い続ける理由だと思います。

『EOS 5D Mark IV』はハイアマチュア向けカメラとしてカテゴライズされていますが、価格が落ち着いた今ですと初めてのカメラとしても十分におすすめできます。当時の新品価格で約47万円で発売されていたカメラなので、耐久性は十分でCanonオフィシャルの修理サポートも対応しています。被写体認識AFやUSB-C充電、高画質な動画性能は搭載していませんが、写真技術を学ぶ1台としてはぴったりでしょう。

筆者も歴代2台目のカメラとしてこのカメラを使い続けていますが、使い始めた当時は初心者機能などほとんど搭載されていなかったので綺麗な写真を撮影するのにとても苦戦した記憶があります。ですがシャッタースピード・絞り・ISOでコントロールする露出やシーンによってはMFの活用をこのカメラで学びました。基礎知識をつける事ができたお陰で他社メーカーのカメラを使用しても、はたまたフィルムカメラを使用してもしっかり撮影できる技量をつけられました。予算が許せばとにかく初めての1台として、本格的に写真を学ぶ1台として素晴らしい1台だと筆者は思います。


左 :フィルター未装着 右:フィルター装着時
最後に今回使用したPRIME PLASMA SPUTTERING C-PLのお話をして終えようと思います。水辺で撮影した1枚ですが、装着時と未装着時でここまで反射が抑えられることに驚きました。加えて効果フィルターにありがちなおかしな色被りや解像度の低下もほとんどありません。海や川といった水辺の撮影で特に効果を発揮します。ここまで効果があるなら常時装着すると良いと思われがちですが、反射をカットする際に若干の減光現象があるので、シーンに合わせて装着することを推奨します。

ノーブランド品C-PLフィルター使用時
非常に性能が高いだけあって金額も若干高額に感じましたが、筆者がPRIME PLASMA SPUTTERING C-PLを使用する理由として過去上記の写真を撮影する際にネットショップで販売しているノーブランド品のC-PLフィルターを購入した際に酷い目に遭ったからです。上記の作例がその1枚ですが、周辺部は流れるように崩れ、中央部も色滲みがはっきり発生しています。”安物買いの銭失い”という言葉があるくらいですから、せっかくこだわった1枚の写真を撮影するのですからPRIME PLASMA SPUTTERING C-PLのようなハイクオリティの効果フィルターがおすすめです。また、プロテクトフィルターとして PRIME II LENS PROTECT 77mmを使用しました。プロテクトフィルターを装着しても未装着時とほぼ変わらない反射性能はまさに次世代プロテクトフィルターです。
いかがでしょうか。今回は発売から10年が経とうとする筆者の愛機『EOS 5D Mark IV』とmarumi PRIME PLASMA SPUTTERING C-PLをご紹介いたしました。現代でも通用する高い性能を持つカメラと現代の最高技術を搭載したフィルターの組み合わせはまさしく最強と呼んでも過言ではないでしょう。本格的に撮影をする初めてのC-PLとして間違いない1枚です。
<各種フィルター径の用意があります。適合する径をお選びください!>




