【SONY】Movie Beginner’s Blog Vol.1 -モード設定-
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SONYミラーレスカメラを使用して、MENU項目や動画用語など、筆者が動画に関して分かりづらかった事や疑問点を中心にお伝えしていきます。
筆者はメインはスチル・写真撮影ですので、動画は全くの初心者です。写真の設定に慣れている筆者にとって、動画は全く異なる設定や用語が多くあり、勉強が大変でした。
特に理解が大変だった点について、筆者目線で執筆していきたいと思います。普段は写真しか撮らないが、これからミラーレスカメラや一眼レフカメラを使用して動画を撮影したいと思われている方へ、ご一読いただければ幸いです。
慣れている方にはお見苦しいところもあると思います。拙い文章であることにご理解いただければと存じます。
今回は「露出モード」についてお話いたします。
露出モードには、
「プログラムオート」=Pモード
「絞り優先」=Aモード
「シャッタースピード優先」=Sモード
「マニュアル露出」=Mモード
以上の4つのモードがあります。
動画の場合ですと「シャッタースピード優先」もしくは「マニュアル露出」にすることをおすすめします。
なぜかというと、動画においてシャッタースピードは、常に一定の数値にしておく方が好ましいからです。
写真を撮影することに慣れている筆者は
「動画は一連の動きを常に撮影しているのだから、1コマを切り取る際に必要なシャッタースピードの設定は不要なのでは?」と疑問に抱いておりました。
ですが、そもそもその概念が間違えておりました。動画というのは、1コマの静止画を連続して繋げたものです。
なので、その1コマの静止画に対してのシャッタースピードを設定する必要があります。
写真であれば、シャッタースピードは撮りたいシーンやイメージに合わせて使いこなしておりました。
ですが、シャッタースピードは速すぎても遅すぎてもダメ。パラパラ漫画のような1コマがカクカクとした動きの映像・繋がりの悪い映像になってしまうからです。
動画の滑らかさを調節するために、最適な値に設定し、固定をする必要があります。
動画の間にシャッタースピードを変えてしまうと、被写体がブレたりブレなかったりといった不安定な動画になってしまいます。
「プログラムオート」や「絞り優先」モードにしてしまうと、動画を撮影している間に、シャッタースピードが変わってしまい安定しません。
ですので、シャッタースピードを常に固定にすることができる「シャッタースピード優先」もしくは「マニュアル露出」モードが良いのです。
とりあえず、まず撮影をしたい方は「シャッタースピード優先」モードにし、シャッタースピードを固定の値に設定をします。
あとは露出補正やISO感度で明るさを調節すれば動画を撮影することができます。
背景をボカして被写体を際立たせるなどのF値を操作したいときは「マニュアル露出」モードにし、露出を操る必要があります。
では、滑らかで質の高い動画のシャッタースピードは、どの値にするのが最適なのでしょうか。
こちらは次回の「Movie Beginner’s Blog」でお話ししたいと思います。執筆まで今しばらくお待ちくださいませ。
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