
【Leica・Voigtlander】街歩きが「物語」に変わる。Leica M(Typ240) ×NOKTON 75mm、中望遠で挑むスナップの楽しさとは。
ライカを初めて触った時、そのレンズ特有の写りやレンジファインダーの操作感そして「ライカの写り」に感動したのを今でも覚えています。
今回は「Leica M(Typ240)」に「NOKTON 75mm F1.5 Vintage Line Aspherical」を付けて、街中でスナップを撮影してきました。
普段、用が無ければ入らないような人気のない路地や気に留めないような被写体を見つけることが出来るので、インドアな私でもスナップを撮りに行く時だけは行動派になれます。
作例は全てフィルムモードOFF、撮って出しの写真を使用しています。それではご覧ください。

「M(Typ240)」は2013年3月に発売された、ライカが初めてCMOSセンサーを搭載したM型カメラです。
現行品のM11-Pは「LEICA MAESTRO III」、Q3は「LEICA MAESTRO IV」といった画像処理エンジンが採用されており、このM(Typ240)はその初期モデルである「LEICA MAESTRO」が採用されています。
有効画素数2400万画素のセンサーは、「ライカらしい色味」として定評があり、発売から13年経とうとしている今も人気が絶えません。
シャッターを切った時のカシュッというシャッター音も、たくさんのライカファンを夢中にさせる要因でしょう。

そしてレンズの「NOKTON 75mm F1.5 Vintage Line Aspherical」は、開放F値1.5と明るい中望遠レンズです。
6群7枚構成されている大口径でありながら、重量350gと軽量コンパクトなのも魅力の一つ。
F値やピントリングの操作の容易さと軽さが合わさっており、中望遠レンズに悩んでいるなら最初の一本にもおすすめです。
とろけるようなボケ味とそれによって生じる立体感が楽しめるのも特徴です。


開放で撮影した写真では、若干の周辺減光が感じられます。
この写真の様に中心部が明るい写真だと、ボケによる立体感と周辺光量により視線誘導もできます。
撮って出しで満足している私にとっては、表現の効果として程よく扱いやすい印象の周辺減光です。


撮影したデータを整理していて、普段以上に影を撮影していたことに気が付きました。
M(Typ240)のライカらしい色味とフィルムモードを使用しなくても高いコントラスト、そして冬を感じさせる少し温かみのある太陽が、自然と影の存在を引き立たせていたからでしょう。
撮影後にも新たな発見が出来るのも、写真の楽しいところです。


開放で撮る立体感はさることながら、絞り込んでみてもその描写力が伺えます。
少し柔らかさを残しながら、コントラストを出しつつしっかりと画面全体を映しているため、風景写真でもカメラとレンズどちらの力も発揮できます。
いかがでしたでしょうか。
レンジファインダーで中望遠や望遠は難しいと思っていたのですが、75㎜は狭すぎず周りが程よく周りが見えており、ファインダーを覗きながらの撮影がより楽しくなりました。
M型ライカの、高いコントラストとライカらしい色味。
Voigtlanderのレンズの、とろけるようなボケ味と立体感。そして持ち運びに適したコンパクトな設計。
スナップ、風景写真、ポートレート等、様々な撮影に対応できる組み合わせです。
M型ライカや狭めのレンズに迷われている方は、ぜひ一度チェックしてみてください。
▼関連記事はこちら▼



