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【Kenko】PRO1D R-ナチュラルクロスで日常に繊細なきらめきを。

【Kenko】PRO1D R-ナチュラルクロスで日常に繊細なきらめきを。

今回ご紹介するKenko PRO1D R-ナチュラルクロスのコンセプト。
「ずっとつけていたくなる、クロスフィルター」です。

私が思うクロスフィルターはすべての光源にクロス効果が発揮される華やかなイメージでした。
今回のナチュラルクロスは、そのクロス効果を抑え、光を繊細に捉えることのできる優しいフィルターです。

何気ない日常の景色をきらきらに写し撮る魔法のフィルターをご紹介させていただきます。
今回使用している写真はブラックミスト No.05を併用して撮影を行っております。

PRO1D R-ナチュラルクロスで撮影したスナップ

クロスフィルターは強い点光源から光の線を伸ばし、強調するレンズフィルターとなります。
蛍光灯のような光源には向いていませんが、LEDなど光源の強さや光源からの距離により、クロス効果の強弱や長さが変わります。
特に逆光時や、ガラス・金属・水面などに反射した光は効果がしっかりと出る。
かと思いきやナチュラルクロスは思っていたよりもさりげなく控えめに効果が出ました。

PRO1D R-ナチュラルクロスで撮影したスナップ

逆光の条件でF8まで絞りアンダー気味に撮影した1枚となります。
撮影にでた当初は中々効果が出せず焦りましたが設定と環境を変えようやく効果が強く出てくれました。
それでも以前のクロスフィルターよりは控えめなように思えます。

今まで販売されていた一般的なクロスフィルターは強弱関係なく点光源すべてに効果が出るイメージでした。
そのため効果が強すぎると感じるかたも多かったかと思いますが、ナチュラルクロスはブラックミスト No.05のようにさりげない効果となります。

PRO1D R-ナチュラルクロスで撮影したスナップ

点光源で効果が発揮しますが、少し強めの光が差し込む場面でも効果がありました。
ブラックミスト No.05を併用しているためにじんだクロス効果となります。

ナチュラルクロスは、太陽を撮影した際に光線にカラフルな色味が現れます。
その色味を活かして作品作りに生かすことが出来そうです。
逆光、金属の反射、LEDなどはしっかり効果が出ます。加えて非常に強い光源に対しては線が長く出る傾向にあります。
とはいえナチュラルクロスはすべてが繊細かつ控えめな効果となっています。

PRO1D R-ナチュラルクロスで撮影したスナップ

夜の撮影はわかりやすく効果が確認できます。
信号機などのLEDでも夜撮影での露出が低い場合は効果が出てきます。
地面からの照明にもわずかに反応しています。

PRO1D R-ナチュラルクロスで撮影したスナップ

光源に直接ピントを合わせると線が細くなります。
背景が暗い方がクロスの線がはっきり写ります。
昼間の明るい時間帯だとクロスの線は控えめに現れ、日が落ちて暗くなるほど線がはっきり現れます。
完全に日が落ちた後でもしっかり効果は出ますが、日没する直前の光がグラデーションになる際などの撮影にもオススメです。

PRO1D R-ナチュラルクロスで撮影したスナップ

先ほどとは逆にピントの位置が光源から離れると幅が変わります。
クロスフィルターは回転式の枠になっており、回転枠(前枠)を回すことで、クロスの角度を変えて撮影することができます。
これが意外に知られていないそうです。モニターでクロスの角度を確認しながら撮影することでクロス効果の位置を変えることができます。

PRO1D R-ナチュラルクロスで撮影したスナップ

点光源が無い場面では当然反応しないため、クロスフィルターを着脱する必要が無くプロテクトフィルター代わりに使用することもできるかと思います。

PRO1D R-ナチュラルクロスで撮影したスナップ

クロスフィルターは、広角レンズで絞りを絞って撮ると、クロスの線が途切れてしまう場合があります。
また広角では線が歪んで写る場合があるため、標準以上の焦点距離、開放近くの絞りがおすすめです。
今回はNikon NIKKOR Z 50mm F1.2 Sを使用したため線が途切れてしまうことはありませんでした。
また機会があれば広角レンズを使用して撮影したいと思います。

PRO1D R-ナチュラルクロスで撮影したスナップ

一般的なクロスフィルターでは、フィルターガラスの格子模様が玉ボケに写り込むことがあります。
こちらの写真を見て頂ければわかりますがナチュラルクロスは、その模様が目立ちにくい設計をしているため格子模様が玉ボケに写っておりません。
Nikon NIKKOR Z 50mm F1.2 Sを使用した理由の一つとして開放でのボケ味が損なわれないかを見てみたかったこともあります。
ふんわりとしたボケの美しさを損なわないため普段使いにもオススメとなります。

面反射0.5%以下のデジタルマルチコート、ガラス外周に墨塗り加工で反射も内面反射も極限まで抑えた設計となります。
加えて今回使用したレンズはNikon NIKKOR Z 50mm F1.2 Sとなります。
広角レンズでもケラレにくい薄枠設計となり、50mmではブラックミスト No.05と併用しても全く問題ありませんでした。

薄型設計で尚且つ回転するフィルターとなると着脱のしやすさが気になるところです。
ローレット加工が施されておりブラックミスト No.05を使用しない場合などにフィルターを何度かつけ外ししましたがスムーズに着脱が行えました。

PRO1D R-ナチュラルクロスで撮影したスナップ

昨今様々なフィルターが発売されている中で、フィルターの常識を塗り替えるKenko
かつてフィルターといえば不要な光(紫外線や反射)をカットするものでした。
しかしKenkoは光をデザインするものへと常識をシフトさせたと思っております。

通常のポートレート撮影やクロス効果にマッチした夜景と合わせたポートレート撮影、花火撮影などはもちろん、普段使いをしても効果を使い分けることができるため装着したままでも楽しめるフィルターとなります。
フィルターで光をデザインする。写真撮影の楽しみがまた一歩進んだ様に思えます。


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[ Category:etc. Nikon | 掲載日時:26年06月12日 17時47分 ]

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