
【Nikon】圧倒的な立体感と描写力で世界を紡ぐ究極の標準単焦点レンズ「NIKKOR Z 50mm F1.2 S」
いよいよ2025年も大晦日になりました。
今年1年を通じて様々なカメラとの出会いがあった筆者ですが、その中でも2025年の「ベストバイ」と思っているのが、NikonのNIKKOR Z 50mm F1.2 Sです。
NIKKOR Z 50mm F1.2 Sと出会ったのは今年の2月のこと。それまでも存在は知っていたものの、その大きさ重さから敬遠していたこのレンズを東北への旅行に、試用という形で持ち出しました。
当時の感動が2月に執筆した記事に残されていました。
この際の自分の感想を借りると、このレンズは「目の前の光を忠実に、それでいてドラマチックに捉えるレンズ」。


こちらの写真もこの旅行で撮影したもの。
タイトルにも書いていますがこのレンズはとにかく立体感が圧倒的で、三次元の世界を二次元の写真に詰め込むことができるレンズとしては右に出る者はいないと思っています。もちろんスペック上ピント面の前後が大きくボケるのはもちろんですが、それ以上にその場の空気が写真に写る気がしています。
こちらは夏に再び東北を訪れた際の記事です。
前回はお借りしたものだったのですが、あまりの描写に心を打たれ、旅行後実際に購入に至りました。
このときは、この時期同じくお気に入りになっていたZfとの組み合わせで旅に出ています。2日間の旅行のほぼすべてをこの組み合わせで撮り切りました。

前景の波を打った砂の模様、鋭い描写力で描くピント面、そして浅い被写界深度により分離された背景。
目についた光景をドラマチックに写してくれます。
そして今年の冬の旅行に連れ出したのもやはりこのレンズなのでした。
様々な地に旅に出る筆者。毎回持ち出すカメラは悩みに悩んで決定しているのですが、このレンズだけはどれだけ荷物が増えようとも必ずリスト入りしています。

リュックに機材一式を詰め込み歩く間はこの重さに辟易することもあります。ですがいざ手に取り写真を撮れば、その思いはどこかへ飛んで行ってしまいます。


このレンズで撮る空の色が特に好きです。先ほどのカットの澄み渡る青空や夕焼けのグラデーションもどれも非常に美しく、見たままを捉えてくれます。

もちろんF1.2の明るさを活かした夜間の撮影もお手の物。玉ボケも綺麗ですし、馬のツヤツヤとした質感も魅力的です。




振り返ればこの1年間、とりわけこのレンズを手にしてからというものの、筆者の撮影の相棒として常に傍にいたのはこのレンズでした。
元々好きだった50mm単焦点の到達点とも言うべき最高峰のレンズは、重さ、値段、あらゆるネガティブな要素を全てその描写力で振り払う、そんな魔性のレンズです。
これからもこのレンズと様々な場所へ出向き、新たなる出会いを楽しみたいと思います。





