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【マップカメラ情報】Nikon D3 速報レポート

Nikon D3

2007年11月30日に登場した、ニコン初のフルサイズフォーマット(FXフォーマット)のデジタル一眼レフカメラD3の実機のレポート速報版をお送りします。
機会を見て、作例付きのレポートをお届けできたらと思っております。

まず、外観はしっかりと落ち着いた雰囲気で、大きなペンタプリズム部分がフルサイズを実感出来ます。
D2系同様にグリップの握った感じはかなり良好です。

ファインダーは流石フルサイズというだけあって、広くて見やすく実に気持ちの良いものになっています。
ファインダー倍率の高いデジタル一眼レフカメラが増えて来ていますので、このファインダーの広さを感じられない時代になりつつありますが・・・。
今回はAF-S 14-24mm F2.8 G EDを使用させてもらいましたが、ファインダーで見る広角の広がりはやはり良いものです。
この14mmという焦点距離、どう使いこなすかが難しい所ですが、圧倒的な広がりのある画角なので、個性的な写真が撮れるのは確かです。
24mm側のボケの大きさも、流石フルサイズと思わせられる所です。

Nikon D3

操作面はほぼ、D1系、D2系の流れを継承していながら、使い勝手を向上する方向にシフトしています。
若干斜めに傾いたコマンドダイヤルは、指掛かりも良く自然に回転させられる様になっています。
前面のサブコマンドダイヤルは、グリップを握ったときの人差し指の動きに合った角度に、背面のメインコマンドダイヤルは、親指の動きに合わせて右上がりに・・・と、絶妙に出来ています。
マルチセレクター(方向キー)は、独特のクリック感が付いた物に変更されているので、カチっと押し込まないと反応しない感触です。
慣れれば平気なのですが、今までのニコン機とは違った感触なので最初は『押しても反応しない?』と焦ってしまいました。
マルチセレクターの中央ボタンが独立しているので何かと使い勝手良くなっています。

D300と同じく新開発の51点AFセンサー(FXフォーマット用)は、フルサイズの為若干中央寄りに感じますが、左右のポイントがかなり広いところまで来ているので、使い勝手は悪くないと思います。
シングルエリアAFは、色々使ってみましたが割り切って11点(D2シリーズと同じ様な配列)で使うのも悪くないですね。
測距点が多すぎて悩むより、ポイントを絞ってAFロックで構図を決めるようにした方が、スマートな場合もありそうです。
カスタム設定で、『ピピッ』と言うAF合焦音を鳴らす事が出来るようになりました。
音でリズムやタイミングを取る方が撮りやすいと言う方もいらっしゃると思いますので、ちょっと嬉しい機能ではないでしょうか。

シャッター音は、D2系同様しっかりミラーバランサーが受け止めてる様な歯切れの良い音がします。
D300とは違った、D一桁台の独特の音になっています。
ミラー自体がFXフォーマットの為大きくなっているにもかかわらず、9コマ連写でもミラーショックがほとんど無い事に驚きます。
全く音がブレないシャッター音は、キヤノンのEOS-1D Mark III同様、機械的なレスポンスの良さを実感できる部分ではないでしょうか。

D3は間違いなく『デジタル』として、『カメラ』として最高のものだと思います。

[ Category:Nikon | 掲載日時:07年12月03日 19時40分 ]

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