【マップカメラ情報】Nikon D700を写真で検証。
2008年7月1日に発表されたNikonの新製品D700を、D300と比較しながら外観の変更点を検証して見ましょう。
D700とD300の大きさの大まかな比較です。FXフォーマット(35mm判フルサイズ)を採用したD700はペンタプリズム部分がD300よりも高く、大きくなっていることがわかります。
それに伴って、ペンタプリズム部分からのデザインの流れ上少し中央部分が左右に拡大されています。
シンクロ接点、リモートコネクタのカバーもシンプルな丸形に変更になっています。
背面の違いは、D300ではCFスロット開閉のレバーがあった部分に、情報表示INFOボタンが独立設置されました。51点のAFポイントの移動や確認する際に、液晶モニター上で設定できるINFOボタンが重宝します。
アイピースがフラグシップカメラらしい丸形に変更になっています。アイピースシャッターがアイピースのロックになっているので、外れ難いと言うメリットもあります。
マルチセレクター(方向ボタン)と中央ボタンがD3同様に独立しており、誤操作が少なくなるように変更になっています。
ペンタプリズム部分のデザイン変更により測光モードダイヤルの決定位置がD300では左側でしたが、D700は上に変更になっています。
視度補正のつまみも、側面に移動し使い勝手が上がっているものと推測出来ます。
上部はペンタプリズム部分が大きくなったための、デザイン的な変更による全体的なRの描き方が変更になっています(D700のロゴの見え方に注目)。
また、大きな変更点としては液晶の表示パネルの幅が狭くなっている点です。これも、ペンタプリズム部分のサイズ変更によるものでしょう。
D300発売時にマルチパワーバッテリーパックの型番をMB-D300としなかったのはこの為だったのでしょうか。