【マップカメラ情報】Nikon Digital Live 2007 (D3 & D300)
『Nikon Digital Live 2007』が本日(2007/9/21)より東京を皮切りに開催されています。
東京 2007/9/21~9/23 丸ビル 7F 丸ビルホール
大阪 2007/9/28~9/30 新大阪イベントホール レ ルミエール
名古屋 2007/10/5~10/6 マナハウス 4F マナイベントホール
仙台 2007/10/12~10/13 ホテルJALシティ仙台 2F ローズ
福岡 2007/10/19~10/20 スカラエスパシオ
札幌 2007/10/26~10/27 きょうさいサロン 芙蓉の間
Nikonの二つのフラグシップ機を実際に触れると言う事もあり、平日にも関わらず多くの方が足を運ばれていました。
会場には1時間以上待ちの長蛇の列。
会場内では、実際にD3、D300を使って撮影&プリントアウト楽しめるフォトセッションコーナー、D3、D300を実際に手に取ってスタッフに質問が出来るコーナー、プロカメラマンによるセミナーステージなどが行われています。
Nikon D300
D2Xの後継と言われているD300です(D300とD200は併売)。
外観はD200と同じようですが、ファインダー視野率、倍率の違い、広いフォーカスフレームがワンランク上のカメラを実感させてくれます。
新しいマルチパワーバッテリーパックMB-D10のコンセプトなどもこだわりが感じられます。
左の写真を見ると分かりますが、マルチパワーバッテリーパックMB-D10(D300のボディーの下に付いているパーツです)もマグネシウム合金製となっています。
D2Xシリーズをお持ちの方は、このD300の存在が悩ましいのではないでしょうか?
D2Xシリーズ独特のメカの良さ、9点のクロスセンサーなど使い勝手のメリットはまだあると感じますので、高感度で撮影する用途がある方は『買い増し』はいかがでしょうか?
視野率100%、ファインダー倍率0.94倍を実現するためペンタ部トップが少し盛り上がっています(写真右)。
マルチパワーバッテリーパックMB-D10は、横位置撮影と同様の操作が出来るようマルチコントローラーが装備されています(写真右)。これによりD1、D2、D3などのグリップ一体型よりも縦位置撮影時の操作性が向上しています。
再生ボタン、ゴミ箱ボタン、MENUボタンがD1、D2、D3と同じボタンレイアウトになっています。
Nikon D3
ニコンユーザー待望のフルサイズFXフォーマットのフラグシップ機D3です。
外観はD2シリーズの様ですが、巨大なペンタプリズムを内蔵するためにペンタ部の上部が盛り上がっています。
流石にフルサイズのファインダーは広く、やっとフィルムカメラと同じ感覚でデジタルが使えると実感していただけると思います。
ミラーショックも少ない小気味良いシャッターの感覚は、ニコンのフラグシップは『こうでなくちゃ』と納得出来ます。
ISO1600でも常用出来るほどの画質は、余裕のあるセンサーサイズによる所の様です。
ISO6400、12800、25600などの高感度による撮影は、新たな写真表現への一歩なのかも知れません。
超広角ズームレンズAF-S ED14-24mm F2.8G、今まであり得なかった超広角14mmから始まる大口径レンズです。周辺までキレのある描写の様です(写真左)。電源スイッチ側のMODEボタン、露出補正ボタンが丸型に変更されています。
大口径ズームレンズの新定番となるであろうAF-S ED 24-70mm F2.8G。AF-S ED 28-70mm F2.8D、AF-S DX 17-55mm F2.8Gよりもスリムになっています(写真左)。F6と同等な各種接点カバー。蓋が落ちて無くすことが無くなりました(写真右)。
測光モード変更レバーの角度が変わりました。マルチパターン測光時は今までは真下に来ていましたが、D3では前方90度の位置になっています。
お近くの方は、是非Nikon Digital Live 2007に足を運んでみてください。