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【Nikon】名機で愛機のF3。フィルムカメラを愉しむ。

【Nikon】名機で愛機のF3。フィルムカメラを愉しむ。

夏の暑さに、蝉の声、昼下がりに広がる雲。夏真っ只中となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はどこかへ行こうと思っても、暑さに負けてしまう日が多くなりました。
そんな暑さの中でも、愛機を手にすれば自然と外へ足を運びたくなります。

今回ご紹介するのは、Nikon F3です。
Nikon F3を使い始めて約7年。国内外を問わずさまざまな場所へ連れ出してきた、たくさんの思い出が詰まったカメラです。
まずはカメラの外観からご覧ください。

Nikon F3は1980年3月から2000年6月までと非常に製造期間の長いカメラです。
実は何回にもわたってマイナーチェンジをしているのですが、私の使用しているモデルは比較的初期型のものでいくつかの特徴がございます。

多重露光レバーは、初期型に見られる丸みを帯びた形状になっています。
また、グリップ部分には、当時の高級車のステアリングと同等のビニールレザーが採用されています。

マイナーチェンジを重ねることで、後期型になるほど使いやすさも向上していきます。
しかし、初期の形こそ、デザイナーが最初に描いた本来の姿と捉えることもできると思うのです。
実はNikon F3をデザインしたジョルジェット・ジウジアーロ氏の影響は今もなお残り続けています。
Nikon F3から始まったこのボディの赤ラインは、その後のFシリーズ、Dシリーズ、Zシリーズへと受け継がれ、Nikonを象徴するデザインの先駆けとなりました。
歴史のあるカメラは、こうした背景を知ることも愛着が深まる理由の一つだと思います。
前置きが長くなりましたが、ここからは実際に撮影した写真とともにNikon F3の魅力をより深く掘り下げていきます。

【使用機材】
・Nikon F3
・Ai-S Nikkor 50mm F1.4 
・Kodak Color Plus 200
・FUJIFILM FUJICOLOR 100

学生の頃に始めたフィルムカメラですが、近年はフィルムの価格も高騰し、以前のように気軽に手に取ることが難しくなりました。そのような中でも比較的手に取りやすく、フィルムらしい適度な粒子感と、やさしい風合いや空気感を楽しめるKodak Color Plus 200とFUJIFILM FUJICOLOR 100を選びました。
私はスナップ写真を中心に撮影しているため、レンズにはAi-S Nikkor 50mm F1.4を装着し、撮影に向かいました。

【作例】

【Kodak Color Plus 200】

【FUJIFILM FUJICOLOR 100】

日中の撮影では、ついつい空や木漏れ日を撮ってしまいます。
そうした日常にありふれた景色をフィルムで撮影し、あとから見返してみると愛おしく思えてくるのも、きっとフィルムカメラの魅力の一つだと思います。

日常を切り取り、その場の空気感を写し出すことは、現代のデジタルカメラでも可能です。
しかし、フィルムカメラにはデジタルカメラとは異なる撮影体験があります。

天気や時間帯に合わせて適したフィルムを選び、パッケージから取り出してカメラにセットします。巻き上げレバーを上げ、数回空シャッターを切る。そうした過程を経て、ようやく撮影が始まります。撮影した写真をその場で確認することはできないため、一枚一枚を大切に撮る必要があります。現像が仕上がるまで結果が分からないドキドキ感、仕上がった写真を見て一喜一憂する時間、そして気に入った写真をプリントする愉しみ。

人によってはすべてが遠回りで煩わしく感じる方もいるかもしれません。

便利な世の中になった一方で、写真をどう楽しむのか、私はたびたび見失いそうになることがあります。
そんな時、フィルムカメラを手にすることで、改めて写真を撮る愉しさに気づかされます。

写真を愉しみ、フィルムカメラそのものを楽しむという意味では、特定のボディにこだわる必要はありません。数あるフィルムカメラの中から、ご自身の好みに合うものを見つけるのも「愉しみ」のひとつではないでしょうか。
さまざまなフィルムカメラがありますが、私にとってNikon F3には堅牢なボディ、洗練されたデザイン、豊富なファインダー、そしてシャッターフィーリングなど、実際に使用して初めて分かる魅力があります。約20年にわたって製造され、今なお多くの人から名機と呼ばれる理由が、長く使うほどに分かる気がします。

不便さを楽しみ、写真とカメラを愉しむ。これこそが、フィルムカメラの醍醐味だと思います。

今回はNikon F3とともにフィルムカメラならではの魅力をご紹介いたしました。
この記事が、皆様にとって写真の愉しみ方を広げるきっかけとなれば幸いです。

▼ 今回使用した機材はこちら ▼

▼オススメのフィルムはこちら▼

[ Category:Nikon | 掲載日時:26年08月31日 18時00分 ]

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