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【Nikon】NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S II とピクチャーコントロール比較

【Nikon】NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S II とピクチャーコントロール比較

Nikon NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S II
Nikon NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S II ピクチャコントロール7種セレクト

先日発売されたばかりの「Nikon NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S II」を使ってニコン製品用のソフトウェア「NX Studio」でRAW画像を読み込み、ピクチャコントロールを当ててみました。Z8やZ6IIIでは現在12種類のピクチャコントロールが用意されています。クリエイティブピクチャーコントロールを含めるとさらにあります。今回はその中からカットごとに7種のピクチャーコントロールを当ててみました。その中から1枚をピックアップして大ゴマにしています。

まずは「SD(スタンダード)」をベースに花のカットを。「VI(ビビッド)」や「LS(風景)」は予想通りというか、そのままで使える鮮やかさです。このシーンでは「PT(ポートレート)」と「RP(リッチポートレート)」にハイライトのコントラストに大きな違いが出ました。「NL(ナチュラル)」や「FL(フラット)」はRAW現像したい方にとって使いやすいトーンになっています。

 

Nikon NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S II ピクチャコントロール7種セレクト
Nikon NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S II ピクチャコントロール7種セレクト

次は室内を撮影したカット。大ゴマに「FL(フラット)」を選んだのはこういう表現もありかなと思ってのチョイスです。「SD(スタンダード)」と「VI(ビビッド)」で大きく違いが出るかと思いましたが今回はそこまで変化しませんでした。「LS(風景)」と「RP(リッチポートレート)」の色の違いが面白い結果となりました。

 

Nikon NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S II ピクチャコントロール7種セレクト
Nikon NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S II ピクチャコントロール7種セレクト

大ゴマに選んだのは「DM(ディープトーンモノクローム)」です。正直今回のシーンでは間違い探しかと思うくらい変化が見られませんでしたが「MC(モノクローム)」とは壁のシャドウに差を感じます。「FL(フラット)」や「FM(フラットモノクローム)」はさすがといった軟らかさです。

 

Nikon NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S II ピクチャコントロール7種セレクト
Nikon NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S II ピクチャコントロール7種セレクト

大ゴマに選んだのは「RP(リッチポートレート)」。赤の発色がもっとも好みでした。面白かったのは「DM(ディープトーンモノクローム)」。赤は明るく、青は暗く写るのが特徴。だからポストは真っ白です。「PT(ポートレート)」の柔らかいトーンも好みです。「VI(ビビッド)」はさすがの鮮やかになりました。

 

Nikon NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S II ピクチャコントロール7種セレクト
Nikon NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S II ピクチャコントロール7種セレクト

綺麗に焼けた夕空はやはり「VI(ビビッド)」や「LS(風景)」がそのままで映えます。個人的には「FC(フレキシブルカラー)」の色も好みです。「SD(スタンダード)」や「NL(ナチュラル)」をベースにRAW現像するのも面白そうです。Z8でも「NX Studio」でのRAW現像時には「FC(フレキシブルカラー)」を選択することが出来ました。他のピクチャーコントロールと比べてさらに細かい調整をかけることが出来るので、自分の色をここから作りたいという方には非常にオススメのピクチャーコントロールです。

今回、初めて「NX Studio」を使ってピクチャーコントロールの比較をしてみました。実際にはもっと多くのピクチャーコントロールがあるので、むしろどれを選んだらいいのかわからなくなってしまうほど。ただこれだけ表現の幅があるというのは、面白いことです。また機会があったら、いろいろと比較をしてみたいと思います。

 

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[ Category:Nikon | 掲載日時:25年10月21日 15時17分 ]

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