【マップカメラ情報】Nikon PC-E NIKKOR 24mm F3.5 ED 2月22日新発売!
2008年2月22日発売のNikonの新製品、PC-E NIKKOR 24mm F3.5 EDはちょっと変わりダネレンズです。
シフト、ティルト(アオリ)機構によりピントとボケを立体的にコントロールする事が可能です。
業務で使用されている方も多いのですが、個性的な写真が撮れるこのレンズを紹介したいと思います。
建築物などを下から見上げて撮影すると、建築物の上の方が小さくなってしまいます。
左の写真の様にレンズをシフトさせて光軸を大きくずらことにより、遠くの被写体を引き寄せるようにして撮影が可能になります。
建物をカタログ的に撮影するなど、記録写真などに威力を発揮します。
広角レンズならではの遠近感のある写真、シフト撮影によるカッチリとした写真をこの一本で撮影可能です。
ピントの合っている範囲は、光軸に対して垂直(フィルム面・撮像素子に対して平行)な面ですが、レンズを左の写真の様にティルトさせる事により、ピント面を寝かせる事が出来ます。
この様にしてピント面を合わせて撮影すると手前から奥までピントが合った写真撮影が可能となります。
この効果を逆に作用させると極端にピント面を薄くした写真を撮影することも可能です。
■ティルト、シフト以外にも高画質へのこだわり、撮影時の取り扱いの良さを強化。
・広い範囲が写る広角レンズでは心強いナノクリスタルコートを採用。
太陽光、反射光などのゴースト、フレアを軽減します。
・Nikon D3、D300では絞り込みプリセットを使わなくても、電子制御式絞りにより自動絞りが可能となっています。
画質にもこだわったPC-E 24mm F3.5 EDは写真撮影の幅を広げる個性的なレンズです。