【Nikon】『Nikon Z 7II』を振り返る
12月に発売される『Nikon Z 7II』
今回はkasyapaに載せなかった写真の一部をご紹介させていただきます。
さて、なぜ『Nikon Z 7II』でイルカショーを撮ったのかという疑問があったかもしれないのですが、実はほんの気まぐれからでした。
横浜からの帰り道、品川駅に着いた筆者は「動体を撮りたい!」
それだけであと30分後に迫るショーのために足早に向かいました。
ショーまでの間にクールダウンした脳内では
なぜこれを選んだのだろう、、と焦り始めた自分。
ともあれ、もうすぐ始まります。
初めて見るナイトショーでどんな出方をするのかも分からないまま撮影に挑みました。
つまり完全にカメラ頼りの撮影になりましたが、なんとかフレームには収められたはず、です。
風のように通り過ぎたクラゲスペース。
水族館はゆっくりと見るものです。
エスカレーターに乗っている間、必ず一回は撮ってしまいます。
ざらっとしたタイルなど「解像してこそ、」のようなものも撮ってしまうのですが
この気持ち、分かっていただけるでしょうか。
カメラとレンズなのでガラスを通してセンサーを通して被写体があるのですが
『Nikon Z 7II』はまるでその「間」がないような気持ちのいい写りをする気がします。
二枚続けてアンダーな写真なのですが
一枚目の手摺りの光沢感、二枚目の少し錆びついた質感描写。
たまらないものがありませんか。大好きです。
薄曇りの日の垂れこんでくるような鈍い光は良いものです。
ぷるんとした水滴とくっきりとした葉脈。
昼休みにも大福を買って食べてしまうほどお餅が好きなのですがこの水滴も美味しそうでお腹が減ってきます。
F4まで絞ったのですが『NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S』の写りは画を見るたびに惚れ惚れしてしまいます。
『Nikon Z 7II』にはぜひセットで使っていただきたいレンズです。
収差チェック!なんて訳ではないのですが
ぴったりかっちり綺麗に揃うものがあると撮りたくなりませんか。
そして、あれ少しだけバランスがずれている、なんて思ったりしませんか。
一種の病のようなものです、気にせず次にいきましょう。
革がよく写るカメラは良いカメラなんです、根拠はありませんが。
少なくとも筆者の好みにストライクなカメラです『Nikon Z 7II』
初めてのカメラがNikonだった筆者にとっては今も変わらない魅力であることがとても嬉しく思います。
さて、というわけで「kasyapa」には載らなかった写真をご紹介させていただきました。
振り返る、なんてまだ発売もしていないのにおかしく聞こえたかもしれませんが
「kasyapa」ではイルカショーで終わりましたので逆にイルカショーから始まり車のカットで締めさせていただきました。
このあと本レビューである「kaysapa」もご覧いただければ幸いです。
今回「kaysapa」ではなかなか掲載しにくいような写真もご紹介出来たのでとても楽しかったです。
違う機材でご紹介できる機会があれば書きたいと思いますので、ぜひまたご覧いただけばと思います。
さて『Nikon Z 7II』
指折り数えるにはまだ少し早いですが発売を楽しみに待ちましょう。