Nikon Z6+アダプター+オールド NIKKOR レンズ
いよいよ予約が開始されたNIKKOR Z 50mm f/1.2 Sの発売が待ち遠しいところですが、
Z6にマウントアダプターFTZを介してFマウントレンズAi Nikkor 50mmF1.2をつけてみました。
この大口径レンズは1978年に発売されたもので、40年以上前の設計となります。
マウントアダプターFTZが間にあり、ボディからは前方に離れた位置のピントリングの操作性はなかなか使いやすいものです。
ピントの浅い絞り解放F1.2でも確実なフォーカシングができるのは、ミラーレスカメラならではです。
最新のNIKKOR Z 50mm f/1.2 Sとは異なる味わいの写真が撮れそうです。
こちらは、伝説のレンズNIKKOR 8.5cm F2 をフォクトレンダーのクローズフォーカスアダプターとM/L変換リングを使って取付けてみました。(VM-Z が手に入らなかったので VM-E とSHOTEN マウントアダプター SE-NZを使っています。)
伝説というのは、1950年(70年前!)にLIFE誌のカメラマン、D.D.ダンカン氏によってニッコールレンズの優秀さが世界中に広まったというエピソードのことです。Nikon ファンにとってはお馴染みの話です。現代のデジタルカメラで伝説を追体験したくなる中望遠レンズです。
最後は、NIKKOR 5cm F3.5 です。このレンズはニッカカメラ(ライカスクリューマウントの35mmレンジファインダーカメラ)用に供給されたレンズ(1952年発売)です。
先端の直径が36mmほどのたいへんコンパクトなレンズです。
このレンズもライカスクリューマウントのNIKKOR 5cm( 固定鏡胴)の特徴として近接撮影が可能です。
コンパクトですが、ずっしりとした重みも魅力のひとつです。シャープな写りで人気のあった標準レンズです。
オールドレンズを最新のデジタルカメラに装着して撮影する、写りを楽しむのはもちろんですが、
個性的なNikon Zシリーズをさらに趣のある容姿に変化させる新旧の組み合わせの妙もまた楽しいものです。