
【Nikon】初心者はもちろんサブ機にもおすすめしたい、Z50II で切りとる早春のひととき
朝晩と昼間の気温差に悩まされる日々が続いていますが、ふと気づけば頭上や足元といった場所に春の気配が漂ってきています。
今回はNikon APS-Cサイズ/DXフォーマットカメラである「Z50II」に「NIKKOR Z 100-400mm F4.5-5.6 VR S」を装着して身近な早春の景色を画像多めにご紹介していきます。
公園の枯れていたように思えた木々にもつぼみがふくらみはじめていました。
「Z50II」の質量は約550g、レンズは三脚座を取り外して約1355g。一見軽いとは思えませんが、これで換算150-600mmをカバーしてくれると考えれば驚くほどにコンパクトで軽いといえます。
小さな白い花をいっぱいに咲かせる雪柳も咲き始めていました。まだ満開には時間がかかりそうだったので一部を切りとるようにして撮影しました。
天気はせっかくの休日なのに薄曇りで肌寒く、撮影日和とはいえませんでしたが、だからこそ目をひく被写体によく気付ける気がします。
他にも焦点距離の長い望遠ズームレンズがあるなかで、今回のレンズを選んだ理由のひとつにボディに装着した際の重量と長さのバランスがあります。「NIKKOR Z 100-400mm F4.5-5.6 VR S」の長さは約222mm、コンパクトなボディにつけてもちょうどいい大きさで高い木の上の花にレンズを向けるのも苦になりません。

足元にはスミレの姿も。
スミレのほかにも昔からあちこちで見かけるような植物たちが勢いを増して成長しており、川辺の冬の間は枯れ枝のようなアジサイにもよく見れば葉が伸びだしていました。
春の花として被写体にしたくなるもののひとつ、菜の花が満開となっていました。
遠くからでもすぐに見つけられる黄色い花は見てるだけでも気分が盛り上がます。1本だけを目立つように撮影したり、上から撮影したりしゃがみこんでみたりと試行錯誤するのも楽しいひとときです。
菜の花の花壇近くには誰でも鳴らせる鐘がありました。正直あまり人気のない場所に設置されていて、長年通っている公園ですがずいぶんその存在に気付いていませんでした。たまに通りすがりの人が鳴らしていますが、筆者自身はまだ鳴らしたことがありません。せっかくなので木漏れ日を玉ボケとして開放で撮影してみれば、浮き上がるような立体感と金属の質感が見て取れます。
「Z50II」は、ニコンZシリーズカメラの上位モデルから強力なAF性能を継承しており、人物、犬、猫、鳥、飛行機、車、バイク、自転車、列車の9種類の被写体を検出します。
というわけでここからは「鳥」に設定して公園で見かけた身近な野鳥を撮影しました。
こちらはちょこまか地面を歩いては枯葉をがさごそひっくり返していたツグミ。枯葉をがさごそする音が聞こえると大体鳥がいるので、この時期は鳴き声以外にもそういった音を聞き取るようにしています。連写していた画像を見返せばちょうど食事場面が撮影できていました。
また冒頭にもあるように換算150-600mmのレンズとして使用できるので遠くの野鳥も撮影でき、向こうから近づいてくれれば小さな体長の鳥も大きく切りとることができます。年季の入った木製の杭やロープ、ころんとした丸みが可愛らしいジョウビタキの羽毛も細かいディティールで描き出してくれました。
今回撮影できたらいいなと期待していた早咲きの桜は見事に満開となり、淡いピンクの見事な桜に公園を訪れている人々が思わず足を止めて見入っていました。また、散歩の時間帯なのか近所の保育園の園児と先生たちも列になって見ていてとても微笑ましい光景となっていました。
さて桜といえばお花見、と言いたいところですがカメラを持っている身としては蜜を吸いにやってくる鳥たちの存在を無視できるわけがありません。よくいうサクジロー、桜に集まるメジロの撮影が個人的な今回のメインでした。正直にいってそんなに都合よく撮れるものなのかといった不安を抱いていたのですが、その不安を一掃するかのように桜には多くのメジロの姿がありました。

桜とメジロ、淡いピンクの花と緑色のメジロの対比がとてもよくて被写体として人気な理由がわかります。「Z50II」の鳥認識は検出も早ければピントの合焦も早くきちんと追従してくれるので、あとはひたすらシャッターを切ることに集中できます。小さい体長で細かく動くメジロも、くちばしの先が花粉で黄色く染まっているところもこの通りの描写です。
メジロのほかにヒヨドリの姿も見つけました。数はメジロの方が多かったのですが、体長の大きなヒヨドリがメジロを追い出すような動きをしていてなんだか仲は良くなさそうでした。
「Z50II」はコンパクトなボディながらニコンZシリーズカメラの上位モデルから引き継いだ画像処理エンジンの搭載、種類豊富な被写体検出に強力なAF性能、ほかにも自分にぴったりの表現を簡単に見つけられる「イメージングレシピ」と「ピクチャーコントロール」など様々な機能が搭載されており、表現力を高める充実した画づくりを強力にサポートしてくれます。
初心者の入門機にも、すでにメインの機材をお持ちの方のサブ機にもおすすめな実力十分のカメラです。



